『 週刊 Hanko 』 478-2号
充実した三連休 後編(旧友とデート・オペラ鑑賞)
=《No.478-1 の続き》=
◆28日(月)−旧友とデート・オペラ鑑賞−◆
◇旧友とデート◇
旦那に上の二人を預け,大学時代に同じ下宿で4年を過ごした友達と,久々〜に再会!!3年くらい前にちょっと会ったけど,二人で食事するなんて卒業以来かも!?というのは,『No.427』に登場したジュリー・ファンの彼女。ちょうど2週間前にもジュリーのコンサートで白熱してきたらしく,嬉しそ〜に話してくれました。
ところで,今年の私の課題は「源氏物語」。その話をした時,「昔,向田邦子の脚本でジュリーが源氏をやって,それ以来源氏物語にハマっている…」と聞いていたので,なんでもいいから源氏物語関連グッズがあったら見せて…と頼んでおいたのです。そしたら,大きな紙袋の中から,出るわ出るわ。うーー,さすがリ○ちゃん。こんなに持ってたのか〜〜。
実は,この「にこにこ・ほのぼの・おっとり型」のリ○ちゃんは,「自分を才女だと思っていないところがすごい才女」。昔からそうなんだけど,「これ,リ○ちゃんにもわからないなら,わからなくてもいいや」と思って聞いてみて,本当に「わからない」と言われたことがまだ一度もない。問題が文系でも理系でも,「能あるタカが爪を使ったことにも気付いていない」ようなキョトンとした顔で答えてくれるので,呆気に取られるくらい。こんなイヤミのない才女は滅多にいないと思うのですが,どうなんでしょう。
そういうわけで,またまたこの才女らしからぬ才女にあれこれ話を聞かせてもらい,貴重な資料もお借りして(当然ジュリーの「源氏物語」のビデオも),あと2カ月の追い込み期間,改めて「源氏」にひたりたいと思います。リ○ちゃん,ありがとう!
◇オペラ鑑賞『カルメン』◇
その後,パパ達と合流し,前橋の市民文化会館へ。高校の音楽部会(高校の音楽の先生の集まり)で4年に1度のオペラを上演。今年は「カルメン」でした。
実は20代前半に,初めてカルメンを映画で見た時,こんなイヤな女(男心をもてあそんで手ひどく捨てる)を見るために,二度とお金なんか出すものか!と心に誓ったような気がしますが(若かったですねぇ),その後2度もお金を払ったような気がする。^_^; と言っても,「カルメン」という女を見に行ったのではなく,「カルメンを演じている人たち」を見に行ったわけですが。今回は,主役のカルメンを始め,よく知っている人が何人も出ていて楽しめました。それに旦那が「あれは,ホセ(女に人生を狂わされる方)が悪いんだ」と言うので,そんなものかな,と。しかしカルメンが「当時の社会の倫理感に縛られない自由奔放な恋多きヒロイン」と評されるのにはまだ抵抗が…。でも文学的・芸術的に捉えると,そういうことになるのでしょうか。
…それはともかく,お仕事の合間にいつ練習をしたのでしょうか,大変だったでしょうね,と思い切り拍手をしたくなる舞台でした。2時間に渡る歌と演技を覚えるというだけでも私には気が遠くなる話。最後まで歌い切るスタミナにも脱帽です。あー,身につけた技を磨き続けてるのって,すごーい。
ところで,子供たちはどれだけこの舞台が楽しめるのか…というのは疑問でしたが,一番最初に歌ったのが「○○のお兄ちゃんだ!」と感動し,カルメンがジプシーの歌を歌いはじめたら,「ジプシーって,『ノートルダムの鐘』に出てきたよね」とぶつぶつ言いながら,結局最後まで飽きずに見ていました。最後にカルメンがホセに殺される所では,「本当に死んだのか」と心配し,カーテンコールで元気に登場した姿を見て「あー,うそっこで良かった」と一安心。また見たいと言ってました。^_^;
◆後日談◆
うーむ,なんて充実した三連休!楽しかった〜…と思っていたら,やはり遊び過ぎたのか,その後倒れました。^_^; 頭痛に吐き気に下痢。…カゼかなぁ。まるでいつもの夏バテのよう。旦那に早く帰ってきてもらい,春歌の送り迎えも人頼みで丸1日寝たきり。実は,もう一つ「友達とランチ」の予定があったのに,泣く泣くキャンセル(これも久々の友達ですごく楽しみだったのにぃ〜)。Jちゃん,Fちゃん,ごめんね〜〜。(;_;)
というわけで,この発行も大分遅れました。が,遅れてる間にまた連休…。遊んでしまった(懲りない奴
^_^;)。 こんな私を許してね。^^;
2002. 11. 6 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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