『 週刊 Hanko 』 700ー1号

◆野尻湖ナウマンゾウ博物館◆花火大会◆忍者村◆

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 明け方、開けっ放しの窓からひんやりした風が吹き込んで目がさめることが多くなりました。やかましかったセミの鳴き声も、ほどほど、になってきましたね。(^^)
 雨が終わってこれから夏か?と思ったところで秋に向かい始めちゃったみたいです。

 で、今回は2年ぶりの戸隠特集。(^^)v

◆野尻湖ナウマンゾウ博物館◆
 http://inoues.net/museum/nojiriko_museum.html
 「ナウマンゾウは、日本を代表する氷河時代のゾウで、化石が発見されている場所は、日本と中国の一部に約180箇所以上が確認されている。そのなかで最も多くの化石が見つかるところのひとつが野尻湖である。」とのことで、詳細はHPをご覧あれ。

 今回はイベントとして、昆虫の化石探しをやっていました。4万年前の、ナウマンゾウと同じ時代の泥炭がたくさん広げられ、その中から昆虫の化石を探そう!という企画。
 泥炭だから真っ黒で、そもそもそれ自体植物の化石の塊みたいなものだけど、その中にキラリと光るものを見つけたら、それが昆虫の化石!らしい。その大きさ、約1〜2mm。
 なかなか見つからないけど、本当にキラリと光るので、見つかった時はすぐにこれだ!とわかります! (^O^)

 で、見つけたら列を作って指導員の方の鑑定を待つ…。
 これは植物だね、これは、うーーん、昆虫の足みたいだね、あ、これは○○ムシだね!とか言われて、小さいビニール袋に入れてもらって持ち帰る…というシステム。
 私が見つけたのは二つとも「あ、コレだよ、コレ、みんなこういうの見つけて欲しいなぁ!」と指導員さんが感激していたけど「ネクイハムシの背中の部分」とかで、私にはよくわからない…。「これ、顕微鏡の下で、ハリで発掘(小さくても化石なら「発掘」と言うらしい!)すれば、いい形のが出てくるかも!」と、興奮気味に言われたけど、そんなに貴重なものなら博物館に贈呈しようと思ったら、それほどのものではないらしく辞退され…。
 ハリで発掘と言っても、ちょっとつつきすぎると崩れちゃうらしいし、そうすると価値がなくなる…なら、このままとっておいた方が夢がある??でもこのままじゃ誰もなんだかわかってくれないな…と複雑な心境で持ち帰りました。

 でも、4万年前に生息していたムシが、今目の前にいるなんて…!
 ちょっとしたロマンじゃないですか。(^^) ねぇ?

◆花火大会◆ 
 到着した日は、たまたま飯綱山の火祭りで。
 大座法師池を舞台に繰り広げられる「音と光と水の幻想ファンタジー」、シンセサイザーの生演奏が響く中、惜しげもなく連発される花火花火花火、そしてレーザー光線が放水された水を染めるとオーロラのようなカーテンが現れ、湖上にも花火のパフォーマンス…
 いやもう本当に素敵でした。TDLの花火もすごいと思うけど、これもすごい!
 今年は当日朝まで、雨で中止か…と関係者一同心配していたようですが、無事開催できて本当に良かった!(足下はぐちゃぐちゃだったけど)! 来年も見たいな!!

◆忍者村◆http://www.ninjamura.com/
 2年前の戸隠に続き、今回も甥っ子がいっしょで、メインは忍者村。さすがに中2の夏希は「もう忍者服はいい」と言って着替えませんでしたが、下の3人はしっかり忍者の出で立ちで頑張りました。特筆すべきは、一周約1時間(1時間で回れるようになったのねぇ!)のアスレチックを真希だけ2周もしたことでしょうか!?(パパ付き添い)
 体力ついたねぇ!
あと、みんな手裏剣投げをやって景品もゲット!今までは的に当たらなくていつもふくれていたのに、コントロールできるようになったか〜。(^^)
 …毎回通っていると、色々なところで成長を確認できて、それも楽しみです。(^^)

 ところで、子供達が大好きな「水雲の術」という、水の上をタイヤの船に乗って渡るアスレチックでは、じゃぼん!と池に落ちる人続出!!!子供はともかく、大人が何人も落ちていました!(^_^;) たいていは忍者服じゃない、私服の若いお父さん。いいとこ見せようとしたに違いないのに。ご愁傷様。(^^ゞ)

 そういえば、設備のあちこちが補習されていて、渡り木の、木と木のすき間が半分になっていたり、歩く板の幅が広くなったり手すりがついたり…、「安全面の強化」がいたるところに見られました。係のおじさんに聞いてみたら、「最近の小学生は運動能力が昔に比べて落ちている上、親が子供を注意して見ていないから、ますます事故多発!」なんだとか。「こんなに安全にしちゃったら、おもしろくないよなぁ。でもしかたないんだ」とおじさんは言っていました。
 残念ですねぇ…。

2009. 8. 24  斎藤 範子(Hanko)



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