『 週刊 Hanko 』
324号
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先日の大雪から約10日。皆さんの所は元の世界に戻ったでしょうか。こちらはまだ道路の両側に雪が盛り上がり,畑はすっかり根雪で覆われ,屋根に残った雪もあり,いまだ雪国状態です。
◆雪かき◆
ついに本格的雪かきを経験してしまいました。15日の午後。我が家は駐車場から庭を経て外に出るまでに長い長い道があるのです。約30mほど。ここに一面4〜50cmも積もった雪を,いったいどうしたら良いのか…? 庭から先は車1台分の幅しかなく,両側に寄せることもできず,ひたすらスコップで雪をすくい,一輪車に積んで,近くの川へ捨てに行く,一輪車に積んで,捨てに行く… これを何十回か繰り返し,車が通れるようになったら,軽トラの荷台に積んで捨てに行く,軽トラの荷台に積んで…。
これを真っ暗闇になるまでやって,ひとまず妥協。あとはやむを得ず明日の朝…。
と言っても,ほとんど旦那の一人仕事でしたが。^^;
私は,完全防備で外に出たはいいが,スコップをつっこめば,そのまま動かせなくなり,やっとすくってはよろけて足元に落とし,雪を盛り上げた一輪車でカーブが切れずにひっくり返し… 手伝ってるのか邪魔してるのか,我ながら情けなかったです。^.^; しんしんと降る雪の前に無力をひしと感じました。意外と「箱入り」だったのねぇ。^.^; それでも腰が痛くなるのだけは一人前で,困ったものです。
しかし,雪国の人はこれが毎日なんでしょうか。北陸にお嫁に行った友達がいるけど,どうしているかなぁ。。
◆はまってます,Part2◆
「ガラスの仮面」の後,ハマっているのは,モーツァルトの「バイオリン・ソナタ ホ短調」(KV.304)です。これの,2楽章!!
前々からきれいな曲だというのは知っていたのですが,たまたま旦那が楽譜を持っていて,何気なくピアノで弾いてみたら,こ,これが!!
今まで聴いていた数倍美しい!!
特に最初のピアノのソロの部分。さりげなく意外性に満ち,憂いを帯びて美しく,それが自分の指先からこぼれてくるという快感がたまらず,以来,病み付きで毎日弾いています。(けっこう譜面は簡単なんです。でも子供に邪魔されて,数小節で挫折することが多いですが…)
一言で言うなら,「悲しげに目を伏せて歩く絶世の美女!」って感じでしょうか。
いや,これは名曲です。こんど思い出したらじっくり聴いてみて下さい。
◆夏希の迷言◆
◇どっち?
「おなか痛いよぉ(ぼりぼりとかいている)」「痛いの?」「うん」「痒いの?」「うん」「どっち?」「こっち!」
◇大きくなったら?
鏡台から香水のセットを持ち出して遊んでいたので「ダメ!もっと大きくなったら全部夏ちゃんにあげるから,今はしまっておいて!」と片づけてしまった。物欲しそうな顔で見ていた夏希,それから数日後。
食事の後,鏡台にかけより,おなかをなでて「大きくなったよ!ねぇ,ちょうだい!」
◇食事中に,突然…!
・「たんとお食べ」(「トトロ」のおばあちゃんのセリフ)
・「味は,どうかな?」(「耳をすませば」の地球屋主人のセリフ)
・「おいしいです。ぐすっ」(「〃」雫のセリフ)
・「今日はずいぶん低ぅい」(「〃」雫が食パンをかじりながら,窓から飛行船を見て言うセリフ。夏希もパンをかじりながら上を見て言う)
・「さーつきちゃ〜ん!あ,大変,はあい!もう友達ができたのかい?うん,みっちゃんて言うの」(「トトロ」朝の食卓の風景)
・「いくらいい人ができたからって,食事の時間くらいは守ってほしいわ。ちっともかたづきゃしない。」(「魔女の宅急便」キキのセリフ)
… もうすっかり映画の中で生きてます。^_^;
いったいどのくらいのセリフが頭の中で渦まいてることやら。。
「この冬一番の寒さ」が毎日更新されています。どうぞ皆様ご自愛下さい。
1998.1.26 斎藤 範子(Hanko)
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