『 週刊 Hanko』

   337号


 今年の5月の日照時間は例年の58%?というウワサを聞きましたが,本当にぐずついた毎日ですね。それに相変わらず暑かったり寒かったり…。皆さん,体調いかがですか?

◆ツバメの巣落下事件◆
 母屋の二階の軒下に毎年ツバメが巣を作るのですが,なんと今年はその巣が落下するという事件が起こりました!
 まだ羽もはえそろわないヒナが5羽も,地面の上に投げ出されているではないですか。これは大変!と,小さいポリバケツのような物に,ワラを短く切って敷きつめ,その上にくしゃくしゃに丸めた新聞紙を広げ,即席の巣を作りました。
 巣のあった場所の近くにぶらさげてみたり置いてみたり…でも,親ツバメは心配そうに旋回しているばかりでちっとも気付かず,ずいぶん気をもみました。
 これは私が育てなくては!と覚悟を決め,ツバメのエサについて人に聞き回ったりしたのですが…。夕方,ついに親鳥がバケツの縁に止まっている姿が発見されました!あー良かった!!
 ヒナも親鳥も私も,一安心というところでしょう。毎日,バケツの中からピーピーと鳴き声が聞こえるので,無事に育っていると思われます。
 しかし,子供を持ったら,こういうことに妙な責任感を感じてしまうのですよねぇ。我ながら対応の早さに感動してしまった。でも,もっと感動したのは「家にワラがある」ということでした。…違う?

◆春歌の性格◆
 もうじき1歳2カ月になる春歌。先日の健診では,73cm,7365gと,やはり標準の最下値をかすっている程度ですが,最近は心身共に随分逞しくなってきました。まだ歩けないクセに靴が大好きで,ブカブカの靴をはいてハイハイしまくっては,そのへんに片方ずつ脱ぎ落としています。
 こんなに威勢よく元気になる少し前,名前を呼んでも反応しない,ママはどこ?お鼻はどこ?などと聞いても無視をする…と,けっこう心配した時期がありました。ちょっとオカシイんじゃないか??と,実は保健婦さんに相談してみたのですが,
「うーん,私達にはごく普通のお子さんに見えますけどねぇ。目もしっかり合わせるし,表情も豊かだし,問題ないんじゃないですか?お返事しないのは,めんどくさいのかもしれませんね。(^_^)」
 め・めんどくさい…!?。こんな年頃から面倒くさがりでどーする!?…と思いましたが,それが妙に説得力があり,旦那共々,春歌をながめながら「なるほど…」と思ったものでした。

 姉妹でも,本当に全然違うんですね。しみじみ。一人目と二人目じゃとても同じようには育てられないのですが,それ以前に,生まれ持ってきたものがハッキリ違う。問題ない,と言われたら,安心して「個性」として受け止められるようになりました。どういう子に育つのか… ま,楽しみ…ということにしておきましょう。^_^;

◆甥の誕生◆
 結婚出産ブームでおめでたい1年が始まり,すでに友人知人の4組が結婚,5人の赤ちゃんが誕生しました。そして6人目の赤ちゃんが…。
 5/27 弟夫婦のところで生まれました。男の子でした。
 ついに私も名実共にオバサンになってしまった!^_^; しかしそれより,弟が人の親になったということの方が信じ難い…。^_^; でも当の本人,とても感動したとかで,「賢そうな子が生まれた!」と電話口で早くも自慢。立派な親バカやってました。早く見に行きたいなー。甥はもちろん,弟の父親ぶりにも興味が…。(^_^)

 それにしても,おなかのなかで子供育てるのも産み出すのも,やっぱり大変なことですよねぇ。卵だったら楽なのにねぇ。
 ところで「卵の疑問」,昔も書きましたっけ?アレはどうやってできるんでしょうか。先に中身が出来て,殻が後らしいですが,… 一体どのように?? 毎朝卵を手にするたびに,ふと考えちゃうのでした。
 …おなかのなかでは,実にいろんなことが起きてるんですねぇ。不思議。

1998.5.31 斎藤 範子(Hanko)



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