『 週刊 Hanko』359号
すみません。 デジカメが故障中です。
画像は、後日になります。
ぐっと冷え込んできました。毎朝,台所のストーブをつけるのが1日の始まりです。上にかけたやかんがチンチン言いだすと,嬉しくなってついコーヒーなどいれてしまうのですが,最後までゆっくり飲めるのは稀で,気がつくとアイスコーヒーになっているのでした。(;_;)
◆魚釣りごっこ◆
寒いので,家の中で過ごすことの多い毎日。何かおもしろいことないかなぁと探していたある日,夏希が突然「お魚つりがしたい」と言いだしたので(多分絵本の影響),おお,それはいい考えだ!と早速とりかかりました。
紙に魚の絵を書いて,切り抜いて,口の所にクリップをとめます。棒の先にひもをつけ,ひもの先に磁石をつけて釣り竿にします。磁石が餌になって,クリップ口の魚が釣れる…というノウハウは,もうずっと昔に仕入れてあったのですが,ようやく実践できた!これがなかなかおもしろかったです。
何しろ,絵を書くのも切り抜くのも,何でも子供と一緒にできる。破れたらセロハンテープで修復できるし,釣った魚の数を数えたり,焼いて食べるマネしたり,一度に二匹釣るワザに挑戦したり,遠くの魚を釣ろうとして椅子の上から(川に)おっこちて溺れたり助けたり。これで丸1日以上楽しく遊べました。(大きなトトロに馬乗りになって,一人で「メイちゃんごっこ」してた春歌も,焼いて食べようと言う段にはいつの間にか参加していて,さすがに抜け目ない。^_^;)
久しく,こういう手作りの遊びを忘れていました。磁石は長いこと冷蔵庫にメモを張りつけるための道具でしたし,クリップは時々ばらまかれて迷惑なだけの存在でした。そんな物でこんなに楽しめるとは,工夫次第ですね。ハサミとノリと,簡単な身の周りの物で遊べる方法,御存知でしたらぜひぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。(._.)
◆サンタクロースの秘密◆
夏希が通う予定の幼稚園からクリスマス会の案内状が届いたので,楽しみにして出掛けてみました。ところが行ってみてびっくり,登場したサンタさんが…!!
30年も前の話。私が幼稚園に通っていて,クリスマス会があるという日の朝。母が私に支度をさせながら言いました。「いいかい,今日はどんなことがあっても,絶対に驚いて声を出したりするんじゃないよ。」
その時は何のことかわからず,適当に返事をして幼稚園に。わいわいと会もたけなわ。そこに,待ちに待ったサンタさんの登場。大きな袋をかついで現れ,一人一人にプレゼントを渡して頭を撫でて次の子に…。だんだん私の所に近づいてくる。わくわく,うきうき…,そして私の番。
「はい,いい子だね。プレゼントだよ」
差し出された袋を受け取り,頭をなでられながらサンタさんの顔を見て,私はもう少しで「あーーっっ!」と指さして声を出すところでした。赤い帽子と白い大きなひげの奥で笑っている目は,紛れもなく私の父だったのであ〜る!! な,なんてこと!
その瞬間,出掛ける間際の母の声が,稲妻のように降ってきた。解ける謎。あーこのことだったのか!
まさしく「キツネにつままれた」状態で,しばらくはあっけにとられ,だんだん離れていくサンタさんの…父の後ろ姿を見送っていましたが,それから後は「あれ,うちのお父さんだよ」と言いたくてうずうず…をぐっとこらえるのに苦労しました。^_^;
そして30年後の今日。
いやー,驚きましたね。私の父は,まだサンタさんをやっていました。^_^; どうもこの幼稚園のクリスマスでは常連のようです。
夏希は初めて見るサンタさんに目を奪われていましたが,まだ園児ではないので直接プレゼントはもらえず,おじいちゃんであることにも全く気づいていませんでした。来年のクリスマスには,きっと夏希も間近であのサンタさんを見ることでしょう。その日の朝は,「いいかい,今日はどんなことがあっても…」と言い聞かせて送り出してやろうと思います。(^_^)
* * *
教会のクリスマス礼拝を間近に控え,聖歌隊の練習も気合がはいっています。私は今年もオルガンですが,ママっ子の春歌は弾いている間もまとわりついてジャマしています。過去2回,夏希をだっこしたまま本番を乗り切りました。今年はきっと春歌を抱いて弾くのは必至…でも夏希のようにおとなしくしているとは思えず,今から頭が痛いです。^_^;
それでは,また。Merry Christmas!
1998.12.16 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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