『 週刊 Hanko 』 412号
旅のハプニング・印象に残ること & オマケ(長崎〜天草〜阿蘇)
海で日焼けした肩の皮がぽろぽろと薄くむけて,くっきりしていたラインもうっすらと…。でも旅の記憶はまだくっきり。今回はハプニングと印象的だったことをいくつか…。
◆旅のハプニング◆
◇切れたゴム◇ ※初日
初日,羽田のロビーで走り回っていた春歌,ヘンな恰好して走るなぁ…と思っていたら,パタリと立ち止まった途端に,するり!
足元に落ちたのは,パンツでした!
ゴムが切れたの!? (^o^)
あまりに唐突! 親だと言うのに手放しで笑ってしまった。すれ違う人もククッと笑い,パパはしっかりデジカメで記念撮影。(本人,一緒になって笑っていたけど,もう少し大きかったら,かなり傷つくシチュエーションだよね。^_^;) フリフリのかわいいパンツだったのに,ロビーでお着替えの巻,でした。^_^;
◇待ちぼうけ◇ ※3日目
天草でお土産を買う時のこと。駐車場の入口を間違ってしまったので,とりあえず私と子供が降り,パパはぐるりと回って駐車場の入口探しに。
ところが,店内で待っていてもいっこうに来る気配がない。うろうろ探し回ったがわからず。違反で捕まった?それとも事故?何が起きたのか??と,気をもみながら待っていたら,1時間もしてからのこのこと現れたパパ。
「どうしたの!?」と聞いたら「…車の中で眠ってしまったらしい」
………ぷっつ〜〜〜〜ん!!!!!!
現代の若者でなくても,切れます。
旅先の,大事な時間を1時間も《無断で》寝て過ごし,謝りもせず,まったくどーゆー神経をしているのでしょうか。こーゆー人と一緒に旅はしたくありませんね。ぷんぷん!
◇超渋滞◇ ※3日目
天草から阿蘇へ向かう時のこと。距離的には150キロくらい。ペンションの夕食(6時半)に間に合うようにと3時に出発しました。
ところが。順調だったのは最初の数キロ。いつの間にか前方に気の遠くなりそうな車の列…。延々数十キロも続き,4時間乗っても60キロ余りという,史上最悪のドライブとなりました。
ペンションに着いたのは6時間後の9時。天草〜熊本方面は一本道の上に道路工事が2箇所。それにクラゲが出る前の最後の日曜日で,天草からの海水浴帰りの人が多かったことが原因だろうとのことです。が,とにかく疲れました。(-.-;)
◇帰りは成田経由で!?◇
順調に観光を終え,熊本から飛行機に乗ったのが4時半。フライトも順調で,そろそろ羽田に到着…という時に,天気は雨。それも雷雨。一度は滑走路めがけて急降下したものの,あと少しというところで急遽上昇。安全な着陸は見込めないとの判断で上空を旋回するも,天候の回復が見込めず,成田に着陸。ここで給油して必要な書類等を手配した後,全員乗せたまま再び羽田に向けて出発…というアナウンスにどよめきが起こりました。が,諸々の事情も「安全」には替えられませんね。羽田着6時頃の予定が,結局は9時でした。最終のリムジンバスに乗り,家に到着したのは深夜1時…。ふー。翌日,朝から出張だった旦那は,けっこう大変だったと思います。^_^;
というわけで,ここで思い出すのは昨年の旅。悲惨だった小樽は3日目で,帰りの飛行機は2時間遅れ。このハプニングから考察するに,我が家の旅は「3日目と帰りの飛行機」がネックのようです。まぁ無事で帰ってこれればそれも笑い話のうちですが,今後,3日目に飛行機で帰るのはよそう…と思ったことでした。^_^;
◆印象に残ること◆
◇古本屋のおじさん◇
長崎で,昔ながらの小さな古本屋の前を通りかかり,ちょっとのぞいてみました。文庫本よりハードカバーの骨董品が多そうな,狭いけど本ぎっしりの店内。奥にいた初老の主人に「あのー,福永武彦の『死の島』を探しているんですが…」と声をかけたところ,「あ,ハードカバー2冊のね」と即答されて感激!「彼の本はなかなか出ないんですよねー。…やっぱりないですね。先日,皮ばりの豪華本の『死の島』を売ったんですけどね。彼のファンはけっこういるんですよね」
皮ばりの豪華本!見た〜い! しかしこの,福永に詳しそうな主人に一気に好感を持ってしまいました。きっとほかの情報にも詳しいのでしょう。古本屋の主人はこうでなくちゃね。
◇スチュワーデスのお姉さん◇
帰りの飛行機で飲み物を配ってくれたスチュワーデスさんが,夏希春歌と私のおなかを見て,「もうおなかの赤ちゃんは,どちらか聞かれたのですか?」と声をかけてくれました。まだだと言うと,「女の子3人て,いいですよ〜。私も3人姉妹なんですけど,ほんっとにいいですよ。特に大人になってから,女3人で良かったねって,いつも言ってるんです」
なるほど,「三姉妹で良かった」という実話?は,度々聞くので本当のようです。私も育てやすいし…。^_^; でも今はまだ,温泉に行っても子供が「男湯」に喜んではいるけど,将来裸の付き合いができる子供がいた方が,パパも嬉しいだろうなぁと思ったり。
だから本当にどちらでもいいのですが,「三姉妹」のスチュワーデスさんの嬉しそうな顔は,とても印象的ではありました。
◆おまけ1◆
旅の間,携帯電話が大活躍しました。特に超渋滞の4時間余り,車中からペンションと連絡をとりあったり,あまりに退屈して友達に電話してみたり…。^_^; そういえば,九州は西の果ての海上でも,アンテナはしっかり3本立っていました。けっこう使えます。自宅でも,時間帯と場所によって,アンテナ2本も立つことが判明!良かった良かった。使えば使うほど携帯の賢さ手軽さに感動するこの頃です。文明の利器ですな。
◆おまけ2◆
今回,旅の予算を設定して,それだけキッチリ持って出掛けました。「余ったらパパのお小遣いね」ということで,旅の間は何も考えずに使いまくってきましたが,写真の現像まで全部済ませて,余りが
3,851円でした。あー赤字にならなくて良かった。(^_^) でも,パパのお小遣いにはちょっと足りなかったかもね。^_^;
2000. 8. 18 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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