『 週刊 Hanko 』 446号

夏希大騒動『抜歯』 & ベットの傷


 山の木々が,お色直しの準備にとりかかりました。日中は暖かでも,朝晩は冷えますね。もう11月です。カレンダーも残り少なくなってしまいました。でも何かとイベントは多い季節ですね。

◆夏希大騒動『抜歯』◆
 私が子供の頃は,乳歯が抜けるのは小学生になってからだったような気がしますが,最近は幼稚園でも珍しくないのですね。友達の歯がどんどんなくなっていくのに,夏希は自分の歯がなかなか抜けないのを気にしていたようなので,「これから80年も使う歯なんだから,そんなに急がなくていい」と言っていたら,ようやく下の前歯がぐらぐらしてきた時にも,「ゆっくりゆっくり,大事に大事に…」と,そっとしておいたらしく,永久歯が待ちきれずに後ろから顔を出してしまいました。
 慌てて「早く抜きなさい」と言いましたが,もう遅い。自分でいじるのはコワくてダメ!な体になっている。^_^; それでは先生に聞いてみましょう,ということで「夏希,初めて歯医者さんに行く」の巻となりました。

 もちろん,先生は「すぐ抜きましょう」と仰いました。「初めての歯医者さん」の診察台で,緊張しまくっている夏希,それを聞いてビビる!思わず涙が…。「これだけ揺れてれば痛くないよ。一瞬だよ」と言われて,とうとう泣きだしてしまいました(皆と同じように,自然に抜けてほしかったらしい)。「そんなにイヤなら自分で頑張りなさい。でも土曜日まで待って抜けなかったら,先生が抜くからね。(^^)」
 ということで,固いおせんべいやらパンの耳やら何やらで努力の日々となりましたが,やはりなかなか思い切れず,うまくいかない。金曜日にやっと「お医者さんに抜いてもらう」と覚悟ができ,土曜日はもう「俎の鯉」状態。先生の言うなりで,「今日は偉いね」と褒めて頂き,今度は泣くヒマもなく,本当に一瞬にしてポロリと歯は抜けました。

446a.jpg (5676 バイト)◇裏話1◇
 どこの歯医者さんにしようか迷って,ピアノのY子先生のおススメの所に決めたのです。で,初日にはY子先生も心配して来て下さいました。夏希の緊張をほぐしてくれたり,診察している間,真希の面倒を見ていてくれたり,自他共に認める「親代わり」。助かりました。こんな人がいてくれるなんて,夏ちゃんシアワセだね。ちなみに,今度はY子先生とディズニーランドに行くんだと楽しみにしています。(いつになるやら全く未定)

◇裏話2◇
 歯医者さんを出たら,歯が抜けた歯が抜けた!と嬉しくて大騒ぎ。ビニール袋に入れてもらったちっこい歯を,皆に見せまくっていました。そして…。案の定,遊びに行ったお友達の家に,置いてきてしまったのでした。…ヘンな物忘れてきちゃってゴメンね。^^;>お友達

◇後日談◇
 最初の涙はどこへやら,「次の歯もお医者さんで抜いてもらうんだぁ(全然痛くなかったから)」と楽しみに??していましたが,しばらくして「幼稚園でオヤツ食べてたら,歯が抜けた〜!」と,またまたビニール袋に小さな歯を入れて持って来ました。全く気づかないうちに抜けたそうですから,これこそ夏希の理想の抜け方だったのでしょう。めでたし,めでたし。(^_^)

◆ベットの傷◆
 先日,ベットの手すりに奇妙な,新しい,たくさんの,傷を見つけました。うーむ,これには以前見覚えが…もしや犯人は…と思っていたある日の夜明け。ガリガリ…という音で目が覚めてみると,案の定,つかまり立ちをした真希が,ベットの手すりに噛みついていました。やっぱり! 春歌の時は,階段の角だったのよねぇ。
446b.jpg (5432 バイト) こんな固い物で歯を鍛えているとは。。わざわざ離乳食などという柔らかい物を作っているワタシの立場はどうなるの??…ってことで,普通食を与えてみました。その結果,真希の大好物は「カレーとトマト」と判明。見違える食欲!(やっぱりオカユなんて物足りなかったのネ) そして少しふっくらもしてきて,いきなり階段を上まで這い上がってしまったのにはびっくり。ますます油断ならない毎日です。
 固い物を食べるようになったからかどうなのか,最近はベットをかじることもなくなりました。でも,しっかり刻まれた「柱の傷」ならぬ「ベットの傷」も,なかなか愛着があって良いものです。(^^)

…ところで,これを書いている間に,斎藤家にさらなる大騒動??が!!
 次回をお楽しみに。(^^)

2001. 11. 2  斎藤 範子(Hanko)



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