『 週刊 Hanko 』 470号
ハマりました「十二国記」 & パパの休日
ついにエアコンがやってきました。はぁ〜〜〜〜…… 天国じゃ。(^o^) あまりの心地よさに感激。初日は誰も居間から出ようとせず,みんなでうたたねしてしまいました。^_^; 夏希はこれまでピアノの練習を始めると,決まって体じゅうが痒くなって全然集中できなかったのですが,エアコン導入後はちっとも痒がりません。「ママ,良かったねぇ」と,しみじみ。すっかりエアコンのファンになってしまい,リモコンを管理しています。地球に優しい「節電」を早く理解してもらわなければ!
◆十二国記◆
先週,BSで「十二国記」を偶然見てしまい(実は再放送らしい),あまりのおもしろさに釘付け状態でした。録画するのも惜しくて(録画するとなかなか見れない),毎晩テレビの前に待機。寝室が暑くて使えない季節,みんなでゴロゴロ寝ている部屋なので,時々子供が目を覚まして「テレビ消して〜〜」と騒いでも無視。3〜4話連続放送を何日か続けて強引に見ました。第1部終了。次はいつ?いつなのー!?
こんなアニメは久々に見ました。実は面白くて有名らしいので,敢えてあらすじは申しませんが,その印象は(舞台は東洋だけど)西洋の寺院建築のごとし。前に立ってその壮大さに圧倒され,中に入って細部にまでぎっしりとほどこされた装飾の数々に息をのみ,しばし時間を忘れる…といったような。
驚いたことは2つ。
1つは,こんな馬鹿でかいスケールでこんなに人間臭い話(大河冒険ファンタジー)を考えつく人がいるということ。原作は小野不由美という女性ですが,宮部みゆき以来の衝撃的なおもしろさでした。
2つには,このアニメ化にあたって脚色した人の話。
原作があまりにおもしろいので,できるだけ忠実に再現することを心がけた。同時に,一人の主人公の主観によって物語が最後まで進むよりは,3人の目を通して展開した方がよりおもしろいので,主人公を二人増やした。どうせ増やすのだったら,最初からいたと思われるくらいしっかり描きこもうと思って努力した…云々。
こんな,相反する(と思われる)大胆な方法で,成功するということが信じられない。もう完璧におもしろい物に,手を加えてもっとおもしろくできると,思えること自体がすごいし,実際原作を知らない私には,もう後の二人なくしてどうやって話が成り立つのかわからないくらい溶け込んでいる。
世の中には,すごい才能を持った人がたくさんいるんだなぁ…と,つくづく溜め息が出たことでした。
本来なら原作を読んでみたいところだけど。時間がない(実は今年の課題である「源氏」もはかどらず,かなり焦っている)。アニメでいいから早く続きが見たい。見たい見たい! 雁国の王様もカッコ良くていいけど,あの「半獣」の「楽俊」ってネズミが,いいんだよね〜。
※http://www.12kokuki.com/ 関連サイトのあまりの多さに茫然
◆パパの休日◆
やっと休みらしい日が何日かあったパパ。家で休む間もなく,子供の宿題の相手をさせられました。朝6時半頃から「写生」(暑くなる前にすませたいんだって。私はお弁当を作って「写生会場」で朝食。湖見ながら…もなかなかオツ)。
まだ絵の具を満足に使いこなせない子供に,1枚の絵を完成させるというのは大変なことですね。でも自分でやらせればいいんだから…と,パパはせっせと自分で絵を描いているので,「手は出さなくても口だけは出して」と注文をつけ,なんとかそれらしい絵が描き上がりました。学校の課題(B3版…デカい!)と,子供会の課題で2枚も! 2日がかりで夏希もよく頑張りました。
パパは,今週お盆休みが1日あるだけで,県の自然環境調査研究会で奥利根に2泊3日(シュラフ持参・テント生活),帰ってきてアンサンブルの練習(あと一週間で演奏会),翌日は里山の保全活動…とお外の生活が続きます。保全活動の後,旅行に行こうと言われましたが,お断りしました。そんなに疲れている人と一緒に出掛けたくな〜い!一体何を考えているんだか…。でも,チャンスはそこしかないので,今年はお泊りは無理かも。ん〜〜この際「母子」で出掛けるか!?
でも夏休みも半分以上終わりました。まだ宿題終わってないぞ〜(感想文と工作)。イベントも小さいのはたくさん入っているし…。ちゃんと計画を仕切り直そう!
…小学生が一人いるだけで,こんなに親にプレッシャーがかかるなんて…。やっぱり子育てが大変なのはこれからなのかも。^_^;
2002. 8. 13 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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