『 週刊 Hanko 』 504号

セミの羽化 かぶら吹奏楽祭 & 春歌お泊まり保育


 夏休みになって,朝のラジオ体操が始まりました。少し遠くから自転車に乗って集まって来る子もいます。が,全部で3人。淋し〜。^_^;
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◆セミの羽化見ました!◆
 夏希がみつけたヤットコセを,パパが家の中に連れてきて,カーテンにつかまらせたら,しばらくしてもぞもぞ…!背中が割れました。羽化の瞬間を見るのは初めて!!
あわててビデオカメラの用意。あーだこーだ騒ぎながら,1時間ほど撮影しました。割れた背中から,頭が出て足が出て,のけぞりながら体が出て逆さまにぶら下がり,それから起き上がって態勢を整えてお尻を抜き,緑色の小さい羽根がだんだんのびていくのをじっと待つ…。翌朝には,立派なアブラゼミになっていました。すごいですねぇ。
 セミ君,劇的な変身ぶりを見せてくれてありがとう。お天気悪くて残念だけど,たった一週間の地上の生活,楽しんでね。

◆かぶら吹奏楽祭◆
 地域の中高生の吹奏楽部,一般の団体による「かぶら吹奏楽祭」が今年も行われ,昨年同様「K・P・Gと仲間たち」で,参加しました。
 昨年は(No.468),まだ真希も小さくて,練習も本番もスリリングで感激したような記憶がありますが,今年は子供も少し楽になり,大きな舞台にも慣れたのか??,肩の力も抜けてすっかり楽しんでしまいました。
 楽器を吹くのは好きなんだけど,やはり本番がないと練習できないんですよねー。好きな楽器を仲間と吹けて,さらにステージで演奏できるなんて,Y子先生様々。私にとってはピアノの発表会と合わせて年に2回の貴重な「本番」なので,もうすでに「来年が楽しみ」です。
 でもこの1カ月,車の中で(今回演奏した)ディズニーの曲を聞かされ続けた夏希としては,「あー本当にディズニーランド行きた〜い!」という思いが募っている様子。私の本音は(子供をおいて友達と行きた〜い!)ってところですが,どうせ家族で行くなら泊りがけでのんびり行きたいものです。…なーんて言ってるから,全然実現しないのよネ。^_^;

◆夏の予定◆
 夏休み早々,パパは早速お出かけ。海に行きました(臨海学校の準備)。来週からは,一週間もオーストラリアに行くそうです(海外研修)。あっちもこっちも家族を置いていくなんて!レポートなんかいくらでも書くから一緒に連れて行ってほしいものだよ。
 私の方は,早々に吹奏楽祭が終わってしまい,あとは何もナシ。本当は,一人で横浜に行き(横浜楽友協会の定期演奏会),旧友と再会を楽しむ!という大イベントがあったのですが,子守を頼んだ母が急用でボツ…。(;_;) 主婦の楽しみなんてあっけなく流れるものです。あーあ。子供の宿題対策と,真希のトイレトレーニングの仕上げが課題の夏休み。『冬のソナタ』はなんと4週間もおあずけだって言うし,何を楽しみに過ごしたらいいのー。…と,衛生放送の映画番組をチェックしています。我ながらつつましいなぁ,もう。皆様,夏の予定は何かたちましたか?

◆春歌の試練・お泊まり保育◆
 行きたくない,行きたくない…と何日も前からべそをかいていた春歌の「お泊まり保育」がついにやってきました。2泊3日の赤城山です。
 予想通り,当日の朝もめそめそ…。出発ぎりぎりまで泣きながら私にしがみついていましたが,ついに先生にだっこされ,引き剥がされるようにして出掛けて行きました。
504c.jpg (22445 バイト) その後3日間,お天気が悪くて雨が降るたびに「春歌が泣いてるんじゃないか」と心配し,今頃皆でカレーを作っているのかなーと言いながら家でもカレーを作り,今日は帰ってくる日だからとクッキーを焼いたり(私),部屋の飾りつけをしたり(夏希),爺婆も心配して電話をかけてきたり,いないのに春歌の存在感は「大」でした。
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 「春ちゃん泣きながら帰ってきたらどうしよう」「ママの顔見れば絶対泣くよ(夏希はそうだった)」と言いながらお迎えに行くと,意外にもニコニコと帰ってきた春歌。開口一番「ゆかた,着れるでしょ?」
 どうやら,「頑張って行って来たら,土曜日のふるさと祭にゆかたを着せてあげる」と言っておいたのを,ずっと覚えていたみたいです。「ちょっと泣いたけどね。大丈夫だったよ」
 先生に聞いたところ,ふっと思い出して何度か泣いたそうですが,夏希のようにぐっとこらえない分,ストレスがたまらないのかも。そして帰りの車に乗った途端に,「いつもの春歌」に戻ってしまいました。まるで何事もなかったかのようです。(やっぱり,ですが夏希の時とは大違い…。No.442)
 家でしばらく姉妹3人でキャーキャー遊んだ後,山のように絵本を積んで「これ読んで」。…きっと頑張ったんだろうから,読んでやるか。^_^;
 ではでは。(^_^)

2003. 7. 23  斎藤 範子(Hanko)



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