『 週刊 Hanko 』 528号
卒園式 思わぬ事故 & 「誕生日」思いも新たに
春休みって,こんなに忙しかったっけ〜〜!子供は毎日家にいるし,春休みまで持ちこんだ入園入学・新学期用品の作成は,切り刻んだ生地が約3m,大小の袋物や小物全18作品が完成…しつつある状況(もうミシンが何日出しっぱなしだろう),ますます物が増えてどうにもならなくなった部屋を見かねて,お父さんが物置を作ってくれて(居間より広い!?)大助かり!しかし荷物の移動がはかどらず,そんなこんなでバタバタしてたらお雛様を出すのをすっかり忘れていて,つい数日前にやっと出すことができました。^_^; しかし,子供が小さい頃は,おっぱいをやりながら,オムツを交換しながら,3〜4時間もかけて出していた七段飾りが,今年はパパも荷物運びを手伝ってくれて,皆でやったら1時間ちょっと!楽になったなーとつくづく嬉しかったです。で,ふと気がついたら,もうあちこちの桜が満開でびっくり。あら,いつの間に…。
◆卒園式◆
3月23日,春歌の卒園式が無事終了しました。その前日,園児と保護者がお別れ会で歌う予定の「世界で一つだけの花」を練習したのですが,「子供の歌う姿を見たら,もうたまらなくて…」とすでにぼろぼろ泣いているお母さんが何人もいました。皆,末っ子が卒園する方だったので,「それはぐっとくるわよねぇ…」3年後の真希の時は私も…などと思っていたのですが…。
なんのなんの,当日は早々からぐっと胸に迫るものがあり,ハンカチが手放せませんでした。春歌の成長が…というよりも,35人の子供たちの,可能性に満ちたエネルギーに感動したのかも。たくさんの歌の歌詞を覚え,落ち着きと自信にあふれて歌う顔。一人一人,みんな違うセリフもあったのに,誰もつまずかずに最後まで式をこなした立派な姿。その上最後には,綺麗な「二重唱」まで披露してくれたのです(小学生でも難しいと聞くのに!)。多動症でじっとしていられなかった女の子も,ちゃんと卒園児として最後まで式を守ることができて驚きました。堂々とした35人の姿の背景には,子供たちと信頼関係を結んでここまで指導して下さった先生方の努力も伺い知ることができ,お別れ会では,胸いっぱいで,いつもなら物足りないくらいのお昼が半分しか食べられませんでした。
夏希の時から一緒で親しく付き合っていたのに,これでお母さんも卒園…という人も何人もいます。まだ実感わかないけど,淋しいなぁ。でも,ここで培った関係は,これからも大事にしていきたいなーと思っています。
お世話になった先生方,お母様方,どうもありがとうございました。
◆思わぬ事故◆
毎日忙しいけど,たまには子供を遊びにも連れて行かなくちゃ…と思っていた日。高速バスの時間に間に合わせるため少々焦り,ぐずぐずしている真希を抱いて玄関から車に走った途端…!
何かにつまずき,思いっきり転びました。思わずギュッと抱いた真希は,頭だけのけぞった状態で地面に直撃!
泣いたのなんのって,それはもう大騒ぎで(泣いた方が安心らしいですが),出勤直前のパパも氷枕で応急処置してくれましたが,頭を打つ瞬間を見てしまった私は心配で心配で,総合病院の救急に連絡し,すぐに連れて行きました。当然,お出掛けはボツ。不満顔の夏希と春歌,でも私がつまずいたのが,二人が玄関の前に横倒しに置いた竹の棒だったので,文句も言えず渋々お留守番です。
レントゲンの結果は異常なし。それでも「本当に中身も大丈夫なのか…」と不安でしたが,なんだかんだと待たされているうちに真希は鼻唄など歌い出し,「安静にしてしばらく観察が必要ですが,この様子だと大丈夫だと思いますね」と言われて帰ってきました。
その後,こんこんと眠りこんでしまい(これも危険な状況の一つ),又々心配しましたが,これは大泣き&診察の疲れだったようで,しばらくして目を覚ましてからは,いつもの真希に戻りホッと一安心。安心したら自分の怪我が急に痛くなり,見ると,左の膝の真ん中に大きな擦り傷,それをさらに大きな青い痣が囲んでいます。この年で,こんなに思い切り転ぶことがあるとは思いませんでした。大事に至らず幸いでしたが,もっと余裕のある生活をしなければいけないなーと,真希の頭をなでつつ深く反省したことでした。
◆誕生日,思いも新たに◆
先週,私はついに30代を卒業しました。
同い年の友達がどんどん40代に突入していく中,「私は30代!」と最後まで自慢していたヤな奴でしたが,それもとうとうオシマイ。^_^; これから年齢欄にまず「4」を書くのかと思うと少々憂鬱ですが,気持ちはバラ色!新しい10年の始まりです。
20代は青春を謳歌し(!?),30代は子育て一色でした(一応)。子供が成人するまであと10年,つまり私の40代は,第二の人生(50代)を謳歌するための準備期間でもあり,同時に3人の子供と一緒に暮らせる貴重な残りの10年でもあります。思春期の子供たちと付き合い,世の中に送り出していくという大事な仕事を第一に考えながら,自分の時間も段々充実させていきたいと思っています。まだまだ未熟で,40と言うのは恥ずかしい私ですが(子供抱いて転んだりするし…^_^;),これからもご支援よろしくお願いいたします。m(._.)m
2004. 4. 1 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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