『 週刊 Hanko 』 555号

◆運のいい話◆大変だった話◆うどんの骨◆


 天災も、人災も、ありすぎて忘れてしまいそうなほど色々あった2004年。ダメ押しみたいに起きた年末のインド洋大津波には、もう言葉もありません。今年は良い年になってほしい…と願いつつ、早十日もたってしまいましたが、

新年明けましておめでとうございます。

 社会や取り巻く環境がどうあれ、喜びや感謝の気持ちを忘れずに過ごせる一年となりますように…。

◆運のいい話◆
 年末。さーて、おせち料理を作るぞ!と買い出しに出かけて帰ってきたところに実家の母から電話。弟が実家に帰る予定だったが、雪が降って道が心配だから年末は帰らないとのこと。ついては、山のように用意したおせち料理を食べる人がいなくなってしまったから、引き取ってくれないか、と!
 その上!弟たちと泊まる予定でお正月にホテル(温泉付き)も予約したが、キャンセルはもったいないから代わりに一緒に泊まってくれないか、と!!
 まさに「たなぼた」。いそいそとおせちを取りに行き、ほんの2,3品作り足すだけで豪華な年越しになりました。そして、元旦からホテルに1泊!

 そういえば、独身時代に一度だけ、スキー場で友達と年越しをしたことがありましたが、家族でお正月を外で過ごすのは、パパも私も生まれて初めて!何度か泊まったことのあるホテルでしたが、妙にウキウキしてしまいました。
 ベッドが壁際から離れていたおかげで、真希は夜中に何度も落っこちましたが、私も真希も寝ぼけているので、泣いているのを拾い上げては寝て、また落ちて泣いて拾い上げて寝て、そのうち落ちても泣かなくなって、隣りにいないから拾い上げて寝て…って感じでした。今までシングルベッドに二人で寝ても全く問題なかったのに、やはり大きくなったんですね。

 新年のイベントでホテルの餅つき大会もありました。前日(元旦)の朝は、餅でなく臼をついて壊してしまったお客様もいたという話ですが、重たい杵を毎回同じ所に落とすのは慣れないと難しいですよね…。年末に(親戚と一緒に)5臼もついたベテランのパパは、こんな所で大活躍??どこで何が役に立つかわかりませんね。

◆大変だった話◆
 29日に雪が降り、家の周りの坂道が凍って危ないので、ノーマルタイヤだった我が家のWISH君に急遽スタッドレスをはかせることになった…のが大晦日。(^^;)
 自動車用品の大型店についたのが10時半頃。すでに駐車場は一杯で、タイヤとホイルを決めて装着予約をしようと思ったら「今4〜50台待ちの状態です。夕方4時過ぎになると思いますが…」とのこと。そ、そんな〜!
 家のすぐ近くに自動車修理店がありますが、大晦日でさすがに出勤していない…。しばらく悩んだ末、(遠い)親戚の車屋さんに駆け込み、無事装着して頂きました。その間に雪が降り出し、完了した時にはすでに積もり始めていて、助かった〜と言う感じ!でも、大晦日でお休みの上に、他所で買ったタイヤをはかせて頂くなど、「親戚」としては恐縮至極。もっと早くここで全部そろえて頂くべきでした。反省。(_._;)

◆うどんの骨◆
 新巻鮭のあらを出汁にして、煮込みうどんを作った時のこと。
夏希「今日のうどん、いつもよりかたくない?」
私 「これを『こしがある』っていうの」
春歌「えっ、うどんにも腰があったの??」
私 「…そう、あったんだよ〜」
夏希「(口の中に魚の骨が入り)…あ、骨だ」
春歌「え、骨もあるの?(うどんの)腰の骨!?」
私 「な、なに〜!? ホントにあると思うなら絵に描いてみて」
…そしたらすぐに紙に向かった春歌、本当に「うどんの腰の骨」の絵を描いて持って来ました。ミミズみたいな「うどん」がポーズをとっていて(顔も手もある)、腰の部分にレントゲン写真みたいな骨が書いてあるヤツ…。ヘンだな〜、私にもパパにもこういうセンスはないはずなんだけど。
 時々力の抜けるようなことを言いますが、今年も笑わせてくれそうな我が家の次女でした(^^)。

 今年もどんな事が起こるか楽しみな斎藤家におつきあい下さいませ。昨年同様、どうぞよろしくお願い致します。m(_._)m

2005. 1. 9  斎藤 範子(Hanko)



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