『 週刊 Hanko 』 571号

◆幻の遠足◆高熱はうつるよ…◆再び真希、病院へ◆


 朝は涼しいし、昼は暑いし…、だから半袖の上に長袖を着せているのに、それが「お気に入りの長袖」だと一日中脱がずに遊んでいるし、「お気に入りの半袖」だと、寒くても長袖を着ないし…。園児はなかなかこちらの思うようにはならないものです。(−_−;)

◆幻の遠足◆
 「遠足に備えて」2日も幼稚園を休んだおかげで、真希はその週末、元気いっぱい過ごしたのに、ななんと遠足当日の未明から、予期せぬ高熱…!!
 深夜2時頃から39度を超え、やむを得ず遠足はキャンセルしたものの、「ぐっすり寝れば治る」という「斎藤家の法則」が成立せず、午後になってもあっちっち〜…!(本当に、熱のある子供は熱いです!冷え性の私の手が、あっという間に温まってしまう…!)
 動きたくない〜…とぐずる真希を抱いて小児科に行くと、なんと「溶連菌」の疑い!
 溶連菌による風邪は急な高熱が特徴で、その後、「扁桃炎」「猩紅熱」「急性腎炎」「リウマチ熱」などの症状を引き起こす可能性があり(といっても最近はほとんど見られなくなったそうですが)、溶連菌が発見されたら十日間抗生剤を飲み続けて、その後の尿検査が正常かどうか確かめることが決まりになっているとか。
 …はぁぁ。。、よりによってなぜ遠足の日なの…!と母はショックでしたが(今回行く予定だった牧場では、4年前の遠足で見損なった「シープドッグショー」(犬が羊の群れを追って移動させるショー)を絶対見よう!と楽しみにしていたのに…)、母が気合いを入れると子供がビョーキになる、というのはままあることでして…。(_._;)
 念のため遠足の翌日も休ませてみましたが、もうすっかり元気でした…。
 ううむ、やはり残念だ…。

◆高熱はうつるよ…◆
 真希が熱を出した3日後。朝8時半頃学校から電話あり。
 「夏希ちゃんが、耳が痛いと言って泣いています」
 何度か中耳炎の経験があって、本人はその可能性があると言っているらしい。保健室で寝ているというので慌てて迎えに行き、耳鼻科に連れて行くと、中耳炎ではないという。外耳炎の可能性もあるが大したことはないとか。でも本人は痛くて立っていることもままならず…。
 とりあえず薬を飲ませ、家で寝せておいたら、どんどん熱が上がり、とうとう39.8度まで!! 座薬をいれてみたが一向に下がらず、両脇に氷を挟むも効果無く、病院に電話してもう一度連れて行くことに…。歩けないと言うから、おんぶして車まで運びましたが、重くて階段は恐かったなぁ!
 念のため溶連菌の検査もしたけどマイナス。ノドが赤いから風邪かな、という程度で確かな原因はわからず、飲む解熱剤も効果無し。「頭が痛い〜…!」と呻くし、体温計をはさめば、あっ…という間に38度まで一気に加速し軽く39度を超える…、それが夜までずっと続いて、本当に長い長い1日でした。
 幸い夜は熟睡してくれて、その夜半に、やっと微熱になりました。
 丸一日食べられなかったので、朝はふらふらしているようでしたが、少し食べたら午後は元気に…。頭痛に苦しむ枕元で「治ったらお祝いに、ステーキ食べに行こうね〜」と励ましていたので、夜はしっかりステーキをねだられました。(-。-;) ナントイウカイフクノハヤサ…!

 その翌日が授業参観で、無事登校できたので危機一髪!?でしたが、熱の出た日、実は私は「裁判を傍聴する」という初体験をする予定でした。(;_;)
 知人の奥さんが、子宮外妊娠が原因で亡くなってしまい、(今時そんなことはありえない…医療ミスだ…)として裁判を起こしたのですが、カルテ改ざんなど当たり前のように起きて、やはり病院を相手にして勝つのは難しい様子。せめて原告側の傍聴席に座ることで協力したいと思っていたのですが…。残念でした。この次は是非…と思っています。

◆再び真希、病院へ◆
 「溶連菌」の発見からちょうど一週間後。真希の左目がぷっくり腫れ上がってびっくり!今度は眼科に走りました。
 幸い、「そんなにひどくない『ものもらい』(このへんでは『めっぱ』と言います)」ということで、点眼剤が出ました。
 まだ溶連菌退治の抗生剤も飲んでいるので、幼稚園の先生に「薬を飲む時、目薬もお願いします…」と頼みましたが、まだ20代半ばの独身の先生に、色々頼んで申し訳ないような…。(食後に薬を飲む子はほかにもいるらしいし…)

 それにしても、この一週間、何か悪いことした〜??
 春歌が元気でいてくれるのが救いです…、と思っていましたが、あの人、この間の授業参観で、音楽の時間に歌いながら寝てたんだよね〜…、特技なのか、ビョーキなのか…。頭痛いです…。(_._;)

 実は今度の日曜日、Y子先生のピアノ教室で行く「ディズニー・シー」ツァーなのです!…ああ、どうかみな元気で行って来られますように!!!

2005. 6. 1  斎藤 範子(Hanko)



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