『 週刊 Hanko 』 580号

◆自家製小麦100%のパン成功!◆家族旅行◆


 弟家族が帰省しました。小学校1年生の従兄弟の今回のメインは「クワガタを捕る罠を仕掛けること!」。半日かけて里山を歩き、4つ罠を仕掛けましたが、あいにくその日の夜に強い雨が降ってしまい、翌朝5時に見に行った時には仕掛けたエサが流れ出てしまっていたとか。でも毎日通って、ついに最後の日にクワガタを5匹もゲットしたそうで、喜んで帰って行きました。良かった、良かった!

◆自家製小麦100%のパン成功!◆
 昨年、モチ麦作りに成功したパパ、[強力粉(輸入)7:モチ麦3]のパンを食べながら「来年は100%自前の麦でパンを焼くぞ〜!」と張り切っていましたが、今年は本当にそれが実現しました!
 国内産の強力粉小麦品種は少ないらしく、たまにあっても試験場のものは他県に売ってはいけないとか制約があって、種を買うのに苦労していたようですが、やっと「群馬W8号」という準強力粉小麦品種を手に入れて栽培にこぎつけました。
 刈り取った麦を粉にするまでがまた一苦労でしたが(製粉機が碾いてくれますが、ふすまと粉を分けるのは、ふるいで手作業です。毎朝子供を手伝わせて粉をひき、一週間たってできた粉を計ってみたら、1.5kgしかなくてちょっとがっかり??)、でもとにかく「100%自前の小麦でパンを焼く」ことができました。なかなかよくふくらんで、おいしく仕上がって嬉しい!(…と言っても麦を育てて粉にしたのはパパで、パンはパン焼き機が焼くのであって、私は材料を混ぜただけなんだけど…^^;)

 麦は大量にあるので販売も可能ですが、粉にする手間をどう軽減するかが課題かも(^^;)。ふるいの単純作業なんて、ちょっと一工夫すれば電動でできるんじゃないか…と思うのは安易でしょうか。もちろん、その「一工夫」を自分でする気はないのですが。>ね、パパ!これこそ理科の先生の腕の見せ所じゃあ…?(^^;)

◆家族旅行◆
 やっと、パパと子供達の予定が合って、2年ぶりの戸隠に2泊3日で行ってきました。
 初日は子供達に付き合って恒例の「忍者村」。真希が大奮闘して驚きました(趣向を凝らしたアスレチック、いつ池に落ちるかとヒヤヒヤでしたが一人で無事クリア!)。
 その後、いつものペンションに着くと、上の二人はさっさとラウンジでマンガを読み始めました。2年前に、ここで「ドラゴンボール」の11巻まで読んだので、その続きを読みたかったとか…。(@_@)
 このマンガ熱は3日間冷めることを知らず、2日目の朝、出かけようと誘ったら、「ここでマンガ読んでるから、3人(パパ・ママ・真希)で行って来て」と…。
 つれないなぁ。今回はなんとか付き合ってくれたけど、そのうち本当に別行動になるのかしら。予想はしていたけど、ちょっと早すぎるんじゃあ…。

 ところで、今回は雨も降っていたので、初めて「戸隠村地質化石館」という所に行ってみました。地図を頼りに行ったのですが、予想以上の山道を越えて行くので、絶対道を間違えたと思ったくらい!なんでこんな所に??と思ったら、古〜い木造の校舎を利用しているのでした!すごい。
 教室が化石の展示室になっていて、170種類、約4,000点の化石標本が保管・展示されています。中でもナウマン象より大きい信州象の化石が圧巻でした。それに、あの戸隠が海だった頃の、貝やクジラの化石などもたくさん!いつ頃どうやって、戸隠が海から山になってきたのか、という歴史も表になって解説されていました。すごい!
 夏休みの体験学習らしい、化石の採集やクリーニングなどの講習もやっていて、地元の親子連れらしき方々がたくさん参加していました。

 色々な動物の頭蓋骨もたくさん並んでいて、特に「歯」の違いが印象的だったかな。魚も獣もどう猛な物はやっぱり牙がすごい!それにビーバーの前歯が長いのには本当にびっくり!!
 人間は歯並びが悪くて矯正なんかしてるけど、動物で歯並びが悪いのは致命的なんじゃないか、と心配するほど(多分本当に致命的で長生きできないと思う)、どの動物も見事な噛み合わせでした。

 子供の要望に応えて、早めに帰ってくると、また上の二人はマンガの虫…。3日間、テレビなんか一度も見ずに、結局42巻全部読み終え、また最初から読み直して18巻まで読んだとか。今度来たら19巻からだ〜と言いながらペンションを後にしました。
 …家にマンガがないのもあって、こういう所に来ると取り憑かれてしまうのよね〜。私にも身に覚えがあるので、何も言えません。(ー.ー;)
 でもお陰で私は真希の相手をしていれば良く、のんびり過ごせて良かったかな。夜はオーナー達とたっぷり「大人の会話」?も楽しんだし、良い旅行ができて感謝です。(^^)

2005. 8. 17  斎藤 範子(Hanko)



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