『 週刊 Hanko 』 596号

◆ソーラン本番◆群馬県子ども朗読大会◆齋藤家その後◆


 ちょっと温かくなった…と思ったら、また首をすくめる寒さに戻ってしまいました。部屋を暖めても廊下はアラスカ!もうどこにも行きたくな〜い…!!

◆ソーラン本番◆
 昨年秋に、市の「子ども祭り」で披露しようと夏から練習を積んできたソーランですが、なんとお祭り当日、某小学校の授業参観とぶつかってしまい、メンバーの9割がその学校の児童だったのでお披露目はお流れ。はっぴまで揃えて盛り上がっていた母も子供達も、水を差されてがっかり、「教育委員会後援なのに、授業参観日に子ども祭りをするとは何事だぁ!」と怒っていました。
 が、災い転じて福となる?
 速水けんたろう(「だんご三兄弟」で有名な歌のお兄さん)のコンサートを企画した幼児園に母の教え子がいて、その前座で踊ってはどうか、という話になりました。結果、初めての舞台が富岡市一大きいホール(1100人、満席!!)という願ってもない幸運に、一同大喜び。(^^) 直前の特訓にも熱が入り、無事、元気な踊りを披露することができました。
 見に来ていた保護者の方々にもとても好評でしたが、早速次のオファーが!?
 妙義のホテルで「マグロの解体ショー」をするので、その前に是非、ということで、今度の日曜日、行って来ます。午前・午後と2回も出番があるんだって。(ギャラは、お昼のマグロ丼と温泉入浴?)

 そういえば、夏に練習が始まった頃は「私も子供達と一緒に踊りたい」などと言っていましたが、「しゃがんだ所から素早く立つ!」で筋肉痛になり、2学期が始まってなかなか練習に参加できなくなり、そのうち落ちこぼれてリタイアしました。(;_;)
 でも、幼稚園のお母さんの中に「教わって一緒に踊りたい!」という人が現れたので、もう一度挑戦しようかな、と。(でもあんまり大きい声では言わないどこっと…^^;)

◆群馬県子ども朗読大会◆
 今年が第一回で、県の「画期的な」試みだそうですが、昨年暮れに募集があり、県内小中高合わせて474人(小学生だけで約300人)の応募がありました。その中からテープ審査に合格した各8名ずつ24人が本戦出場。合格した夏希の応援に前橋まで、爺婆含めて家族全員(昨年から朗読会でお世話になっている先生も)で行って来ました。
 校長先生が、「是非入賞(上位3人)を目指して頑張って欲しい!」と、直々に特訓もして下さいました。あまり賞を意識すると、プレッシャーでいけないかな、と思い、「8人に選ばれただけでも十分、こういうチャンスは楽しまなくちゃね〜」と肩を叩いてみましたが、「賞をとれなかったら楽しい思い出にならないよね??」とすでに意識十分…。
 リハの後、お昼もたくさん食べて平気そうにしていましたが、本番30分前から始まったしゃっくりに動揺し(すぐ止まりましたが)、深呼吸を何度もして、かわいそうなほど緊張していました(あぁ、私に似ちゃったのねぇ…)。

 一度8人が楽屋に集められ、そこから順番に登場です。楽屋でリラックスする方法など教えてやりましたが、登場してくる姿がもう固くて、声もあまり伸びなくて心配しました。でも、題材(「ずーっとずっと大好きだよ」)に助けられたかも。隣のお母さんが、夏希の朗読を聞いて泣いているのを見て、私が感激してしまいました。
 昔話あり、国語の教科書あり、詩あり、皆それぞれ個性にあったものを探して読み込んでいるので、感心してしまいます。中高生は、現代小説から古典までもっと幅広く、これは審査が大変だったろうなぁ。制限時間は4分でしたが、24人の個性たっぷりの朗読を楽しみ、また、模範朗読として(審査員の一人でもあった)樫山文枝さんの「一房の葡萄」(有島武郎)も聞くことができ、私としては満足!賞がとれてもとれなくても、夏希には良い経験になっただろうと思っていましたが…。
 やはり結果発表は気になります。
 3人目に名前が呼ばれたときは、本当に嬉しかった!校長先生のご期待にも添うことができたわけで、ほっとしました。(^o^)

 きっと、第二回、三回と回を重ねるごとに応募者が増えて、レベルが高くなっていくのは必至。一回目で入賞できたのは、ラッキーだったなぁ!と。
 ちょうどその日は齋藤のおじいちゃんの誕生日でもあり、「優秀賞」はタイムリーなプレゼントにもなりました。良かった良かった。
 朗読大会の模様は、1月30日(月)午後7:30〜、群馬テレビで放送されます。群テレの映る方!良かったら見て下さいね!

◆齋藤家その後◆
 前回の「不穏な齋藤家」にいくつかコメントいただきました。で、いずこも我が家と同じと悟りました。男性からは「怒ってるときは何を言ってもしょうがないから様子を見る」、女性からは「うちも、怒ってるのに全然謝ってくれない!」「約束を破っても謝らないで言い訳する」「ありがとう、ごくろうさま、を言ってくれない」云々。
 男性の皆様、何かあったとき「まず言い訳」してはなりません。黙っているのはもっと悪い。とりあえず謝るのが先です。「ごめん」の一言で、事態は随分変わるんだけどなぁ。何を謝ったらいいか(なぜ怒ってるのか)わからない、というのはそもそも思いやりが足りないのです。それと、「ねぎらいの言葉」は必要です。「全然お金にならないのに内職をやめられないのは、ありがとう、ごくろうさまって言ってもらえるから。家では誰も言ってくれない」と涙ぐんでる友達もいました。みんな、たまってるんだなぁぁ…。
 男性諸氏、奥様は大丈夫ですか?放っておくと「熟年離婚」も人ごとではなくなりますよ!(けっこうみんな考えてる)
 主婦が集まって、愚痴をこぼしあって憂さ晴らししても、本当の解決にはなりません。
 「家事」という日の当たらない仕事を毎日背負っている女性たちが、少しでも明るく元気に暮らせますように、殿方のご協力を心からお願いします。

2006. 1. 21  斎藤 範子(Hanko)



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