『 週刊 Hanko 』 605号

◆真希の成長◆会心の模型◆


 無事、GWに突入しました!1ヶ月頑張ったご褒美…という実感で迎えています。久々にGパンに足を通しました。(^^)でも一息ついたら次の準備をしなくっちゃ。(^_^;)

◆真希の成長◆
 真希は、新学期の身体測定で、ついに身長が1mを突破しました!100.4cmです。大喜びの真希、体重を聞かれても、靴のサイズを聞かれても「100cm!1mになったの〜♪」と、自慢しています。(^.^)
 最近、昔撮ったホームビデオを3人で繰り返し見ていますが、5歳の夏希が自転車に乗れるようになったり、上手に縄跳びをしていたり、逆上がりができたりする様子を見て、真希は俄然意欲がわいたよう。幼稚園では「真希ちゃんはまだ小さいから」と言われて、なんとなく人より遅くても自他共に許していましたが、姉には対抗意識を感じるのでしょうか??1週間くらいで自転車に乗れるようになり、「数字の0が書けたから、今度は8を書くの!」と言いながら意気揚々と練習に励んでいます。今度、戸隠に行ったら忍者村で忍者の格好をして、いろんな術にチャレンジするんだと、鼻息も荒いこの頃。(^^)
 最近、写真もビデオも姉たちより少ないことに気付いたらしく、ぶつぶつ文句を言っています。意識して増やしてやらないと…!!!(^^ゞ)マズイッ

◆会心の模型◆
 N学園は独自のカリキュラムで授業を進めているので、中3の2分野は今、「生物の生殖」をやっています。植物の有性生殖では、花粉がめしべに受粉した後、胚珠の中の卵細胞と合体(受精)するために花粉管が伸びていく様子を、顕微鏡で観察する方法が教科書に載っています。でも、観察に適した花粉(ムラサキツユクサや松葉ボタンなど)がまだ調達できないので、なんとかして別の形で生徒達に「見せる」方法はないか…と考えていたところ、はたと気付いて、めしべの模型を作ってみました。

 材料は、夏希が学校から持ち帰った空気鉄砲の筒と、その弾(発泡スチロール)、風船と小さなロートとスライムです。スライムは、ホウ砂と洗濯のりを用意して自分で作りました。
 まず筒に風船をつけてふくらまし、空気が抜けないように弾でフタをし、さらにその弾を押し込んで風船の口元まで移動させます。風船が「子房」で、弾が「卵細胞」。そして、筒の上に乗せたロートがめしべの「柱頭」で、スライムが「花粉」!
 柱頭(ロート)に花粉(スライム)を乗せたら、うまく花粉管を伸ばし(ロートの穴から下に垂れ下がり)、見事、卵細胞(弾)まで到達しました!(HP版に写真あります!)
 うひゃ〜。完璧じゃん!

 授業のねらいは「受粉」と「受精」は違う(受粉の後、どうやって受精しているか)、ということだったので、これはひょっとすると、顕微鏡の観察より視覚的に訴えるのではないか??などと自画自賛。でもスライムがロートの先まで降りていくのに時間がががって、間がもつかなぁと心配でしたが、パパがロートの先を短く切ってくれて一件落着。うまくいけば2分足らずで花粉管と卵細胞の「合体」がみられるようになりました。

 これが、5クラス中4クラスで成功。皮肉にも一番苦手な1クラスで見事失敗??(スライムが卵細胞に届く前に、筒の内側にくっついて落ちて行かなかった)ウマが合わないとゆーのは、どこまでもそーゆー巡り合わせなんでしょうか。もう一度最初からやり直してうまくいきましたが。
 でも、けっこうウケがよくて、失敗したクラスでも、終わってから「今日の授業、おもしろかったっすよー」と声かけてくれる子がいたり、他のクラスでは「先生、これよく思いつきましたね〜!」「発想がいいですね」などと、たくさんほめてもらって(よっしゃー!)ニコニコ v(^o^)v 毎回こんなだといいんだけど…!(最近の中学生は、先生をうまく褒 めるのね!)
 オリジナルの模型がことのほかうまくいって、とてもとても嬉しかったです。

 GWはいつも家で過ごすのですが、今年は(パパも教務主任で忙しくなったので)骨休めに行こうと、結婚して初めてGWに出掛ける予定を立てました。久々に戸隠に行って来ます。また色々なご報告ができる…かな。
 皆様も、よい休日をお過ごし下さい! 

2006. 5. 3  斎藤 範子(Hanko)



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