『 週刊 Hanko 』 617号

◆球技大会◆富岡市吹の定期演奏会◆


 秋、たけなわ!芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…、皆さんはどんな秋を過ごされていますか?…と書いてる間にもう立冬も過ぎてしまいました…。(-_-;)あぁ。

◆球技大会◆
 N学園で2日間に渡り、球技大会が盛大に行われました。
 授業がないので講師は休んでもいいのですが、おそらく授業の時とは全然違うであろう生徒達の表情が見たくて、2日間応援に出掛けました。
 初日、高校生のソフトボールがあまりに「お遊び」に見えて、これでも甲子園の高校球児と同じ年齢なのか??と目を疑いましたが、どの種目も対戦を経るごとに熱が入り、準決勝、決勝ともなるとこれはもう迫力満点!
 見応え的にいえば、ウワサ通り高校・中学とも男子バスケの決勝は素晴らしい!ドリブルもシュートもそのスピード感とテクニックにほれぼれ…。みんなカッコいいなぁ〜!!

 高校女子のバレーは、決勝で高3と高1が対戦!高3の方に教え子がいたので応援しましたが、高1が勝ってしまいました。すごい…。年上が相手でも少しも引かない気迫!3年は最後だから勝たせてあげたかったけど、高1、強かった…!
それと、中学女子の卓球!中3同士の決勝、どちらも応援したかったけど、かたや卓球部3人、かたや卓球部ゼロ、それまでの試合を見ていても勝敗は歴然としていたのですが、卓球部ゼロのクラスが偉かった。最後まで、いかに楽しく、かつ正々堂々と諦めずに勝負するか。クラスじゅうが一致団結して笑顔と大声援で最後までよく粘り、本当にいい試合を見せてくれました。結果、ストレートで負けたけど、最高の「準優勝」だと思う!涙腺の弱い私は、もううるうるでした。

 どの勝負にもドラマがあり、私も一緒に「青春」した気分。ありがとう!普段理科2で苦戦している子達が、得意の種目で生き生きした表情を見せてくれたのも印象的でした。お疲れ様。\(^_^)/

◆富岡市吹の定期演奏会◆
 11/3、文化の日、富岡市吹の定期演奏会がありました。
 せっかく「教え子」もできたことだし、学校で宣伝しようと思いましたが、富岡市内の中学生を誘うのとはワケが違う。近隣の市町村や県外から通う子達は、「誰か」の車に乗せてきてもらうか、日本一高いという評判の上信電鉄を利用しなければならない…(中学生でも高崎から往復で1000円近く。しかも会場は駅から遠い)。
 でも、管楽アンサンブルの子達には来て欲しいなぁと思ったので宣伝に行くと…。なんと演奏会と同じ日にパレードがあって、全員参加しなければいけないとのこと。一気に全滅、意気消沈…。近くにいた生徒が「チラシちょうだい」と言ってくれたので配ってみましたが、これは期待薄だと諦めていました。

 ところが。演奏会が終わって出口でお客様をお見送りしていたら、見覚えのある男の子が二人!「わぁ、来てくれたんだ!!」と大感激して声をかけたら、開口一番「先生、旦那さん、どこ?」
 なんだそれは…と思ったら、プログラムの団員名簿に「齋藤」がやたら多いので(6人)、これは夫婦でやっているに違いないと思ったとか。残念ながらうちの旦那はブラスをやってないし、今日は家の仕事で聴きに来ることもできなかったと言ったら残念がって(?)いました。
 それにしても、わざわざ高崎から聴きに来てくれた初の教え子、嬉しかったです。楽屋裏に戻ったら、大きな花束まで持って来てくれていました。お小遣い、いくら使ったんだろう!どうもありがとう。(*_*)


 * * * 富岡市民吹奏楽団WebPageより * * * 

 ところで今回の演奏会は、幕間のアンサンブルも楽しかったけど、3部では歌あり踊りありの賑やかなステージでした。「ビリーブ」を歌った即席の子供合唱団は、市吹の団員の子供が中心で、我が家の三姉妹も出て歌いました。上の二人はユネスコで何度もステージで歌ったことがあるけど、5歳の真希は…。真ん中で一番小さくて目立っていましたが、なんとかしっかり?歌えて、最後のインタビューにもちゃんと答えられて、ほっ…!自分の演奏より緊張しました。(^_^;)
 ついに子供と同じ舞台にたてるようになってみると、「子供がいるから練習に行かれなかった10年」も、遠い昔に思えます。(^-^)

2006. 11. 12  斎藤 範子(Hanko)



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