『 週刊 Hanko 』 645号

◆ブルックナーの受難◆涙の事情◆学園祭◆

前へ 次へ


 栗の花が満開です。これを見て線香花火を思い出すのは私だけでしょうか??
 齋藤家の田んぼも無事田植えが済み、雨を待っていますが…梅雨入りしてもなかなか降りませんね??今年の夏はいかに…。

◆ブルックナーの受難◆
 群馬交響楽団の定期演奏会、2回目。行って参りました…。
 今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第
17番と、ブルックナーの交響曲第9番。
 うーん、モーツァルトにしては…とやや不満を残しつつ、初体験のブルックナー、突入。こ、これが…!
 な、長い!!
 いい加減聞いて、やっと終わった…と思ったらまだ1楽章だったとゆー…。がっかり。そのうち、足がむずむず、お尻がムズムズ、背中もムズムズ、頭もムズムズ、あぁぁぁぁ、もういい、出たい!…と思いましたが、一応デートだし(パパは時々寝てたみたいだけど、私はこの音楽では眠れない…)、前に座っている、夏希くらいの女の子がちゃんと聴いているので、仕方なくかなり無理して頑張りました。でも最後はほとんど拷問…!
 思い切り伸びをしたい!とか、大声で叫びたい!とか、走りたい!とか、全身からの要望があまりに強くてパニック寸前!結局、未完成で3楽章しかないのに1時間以上もかかり、演奏者も大変と思いましたが、こんなにツライ演奏会は初めてだぁ…。(
-_-メ)
 曲が終わって拍手が始まった途端に速攻で退席、本当に駐車場まで走ってみましたがムズムズは治まらず。車の中でいくらリクライニングして伸びをしても、9時過ぎの遅い夕食でおいしいごちそうを食べても、家に帰ってシャワーを浴びても、まだムズムズ…。眠れるようになるまで、かなり長いことストレッチ体操をしなければなりませんでした。
 映画だったら2時間でも3時間でも座っていられるのに、1時間でも拷問だなんて、あぁ、もうブルックナーとはよほど相性が悪いのね。もう二度と生で聴くことはないと思います。(
-.-)

◆涙の事情◆
 ユネスコの1泊2日の合宿から帰ってきた春歌、なんだか急に不機嫌になったり、突然目に涙をためたり、ちょっと様子がおかしい。…これはきっと、合宿中に何かあったに違いない…と思い、さぐりを入れてみましたがわからず。「なんでもないの」と言いつつ、真っ赤な目をして「ママ、大好きして!」などと言うので心配していましたが…。
 翌朝、やはり泣きながら目をさまし、「ママ、どうしよう。Mちゃんのことを思い出すと、どうしても涙が出ちゃう…」
 ほーら、来た!やっぱり何かあったんだ。
 大きくなった体を抱き寄せて「どうしたの、何があったの…」と聞いてみると、ぼつぼつと話し始めたのが、「あのね、Mちゃんとはすごく仲が良かったのにね…ヒクヒク」あー、裏切られた?何かイヤなこと言われた?「ううん、違うの。仲が良かったのにね、(学校が違うから)あと1週間も会えないかと思うとね…、涙が出ちゃうの…ぐすん」
 ちょっと頭の中混乱する母。
 …するってーと何かい、大好きなお友達と1週間会えないから泣いていると、そーゆーことかい、お前さん。「うん。しくしく」
 あぁ、この情の厚さ!身に覚えがないわけではないからまた心配なんだけど、いくら同性でも度が過ぎると相手の負担になっちゃうんだよねぇ。大丈夫かねぇ。今度は夏希にさぐりを入れる。「夏ちゃん、春とMちゃんて、どうなの」「ん?すっごく仲いいよ」
 へぇぇ。そうなんだ。良かったね、春、お友達大事にしてね。
 とりあえず、深刻でなくて良かったと胸をなでおろす母でした。(
-.-)ほっ

◆学園祭◆
 
N学園、今年は2年に1度の学園祭の年です。
 紹介するのが遅くなってしまいましたが、今週の週末、6月
2324日の2日間。講師は仕事が割り当たっていないので、学園じゅうが準備でバタバタしていても「お休みしてよい日」なのですが、せっかくの学園祭、ただ見に来るだけじゃおもしろくない!ということで、管楽アンサンブル(メンバー20人ちょっと?)に押しかけ、一緒にステージに乗らせていただくことにしました!
 放課後までなかなか残れないので、3週間ほど前から週に2回だけ練習に参加し、前日は朝から練習。昼過ぎまでクラを吹く!という、学生のような経験を、この年でまたできるとは思っていなかったので、すごく嬉しい!です。
 演奏会は2日とも午前
11時から礼拝堂で。もし、お出かけになったら、ぜひお立ち寄り下さい。(^_^)/

前へ 次へ

2007. 6. 22  斎藤 範子(Hanko)



☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp

『週刊 Hanko 』 メニュー →
Abu Saito TOP PAGE →