『 週刊 Hanko 』 727号

りんごジュース◆ジュリーのコンサート

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 あ、あっついですね。(x。x) 皆さんご無事ですか。
 生きているだけで疲れる季節がやってきました。齋藤家、新居で迎える2回目の夏。猛暑の中、冷房なしで生きているのが奇蹟的ですが、子ども部屋は窓全開でも熱帯夜。限界かも。この床のぬくもり、冬に欲しい…!!

◆りんごジュース◆
 最近、あまり冷たいものが飲みたくなくなった…などと、年寄りみたいなことを言っていましたが、さすがにこうなると、ホットコーヒーより冷えたスポーツドリンク。以前より糖分摂取量が確実に増えて、おなか周りが不安な今日この頃。
 スポドリ以外にジュースといえば、私は断然グレープフルーツなんですが、疲れ切った体には、あの苦味と酸味の刺激が強すぎ、りんごジュースに癒しを求めてしまいます。
 6月後半の期末テスト準備から成績処理が終了するまでの間、りんごジュースの消費量の多かったこと!!仕事づくめでひからびた体に、優しく染みわたってゆく冷たいりんごジュース…はぁ〜…快感…!(-o-)

 夏休み前になって、またグレープフルーツの刺激が恋しくなり、これは「疲れ」のバロメーターだな、と。
 しかし、買ってくる果物も、ジュースもチューハイも、制汗剤や液体石けんの香りも、みーーんな「グレープフルーツ」なので、家族は閉口しているかも??(^_^;)

◆ジュリーのコンサート◆
 6月下旬。Rちゃんと一緒にジュリーのコンサートに行ってきました!!
 毎年4月頃、ジュリーファンのRちゃんと東京までジュリーのお芝居を見に行くのが恒例になりつつありましたが、今年は私の都合がつかず、行かれなかったのです。(;_;)(当然Rちゃんは行きました)
 でも今年はジュリーが前橋に来る!というわけで、ついにジュリーのコンサートデビュー!!(実は私、このテのコンサートってそもそも初めて)

 単独コンサートではなく、タイトルは
   JULIE with THE WILD ONES  LIVE「僕達ほとんどいいんじゃあない」
これに先駆けCDも出ていて、Rちゃんからは「ちゃんと予習をしておくように!」とそのCDもプレゼントされてました。
 ジュリーも含め、メンバー全員が60代? 当然、客層も年齢層が高く、40代の私たちはどうみても若い方!!一般に「おばあちゃん」と呼ばれる世代の方がたくさん見えていました。
 行く前にRちゃんから、「1曲目から総立ちのこともあるから、そしたら2時間立ちっぱなしってこともあるし、履き慣れた靴で来てね…無理して立たなくてもいいんだけど、何も見えなくなっちゃうから」とアドバイスをもらっていたのですが、どう見ても「コンサートを立って聞く人々」には見えず…。今日は年配の方が多いし、座って聞けるんじゃないか…と思っていたのですが。

 1曲目が始まった途端に、本当にざざざざっっっ…!!と一気に総立ち&手拍子!…になった時には本当〜〜〜〜にびっくりしました! (@_@;)
 実は、Rちゃんのご主人(私の先輩でもある)も、その日がジュリーのコンサートデビューで、Rちゃんをはさんで座っていたのですが、あまりの出来事に二人で一瞬顔を見合わせてしまったほど。その真ん中で目を輝かせてジュリーを見つめるRちゃん…。(*_*)かわいい。

 そんなわけで、郷に入っては郷に従え、私もご主人も、初のコンサート、しっかり立ち上がって見よう見まねで歌ったり踊ったり…、ま、これはこれで確かに発散できるかも。(o^^o) 楽しめました。

 ジュリーたちは着替えでいなくなったりしたものの、歌って踊ってしゃべって2時間半?もう、あのスタミナはどこからくるの??と驚くばかり。「60代パワーを届けたい」というジュリーたちの思いは120%伝わってきましたが、Rちゃんがぼそり「今週だけでも4回目なんだよ」え〜〜〜!?1日置きにこんなことやってんの!?それを秋までやって、その頃にはジュリーの単独ツアーも並行して始まるとか。
 プロとはいえ、驚くべき体力気力!健康管理だけでも大変なのに!
 40代、負けてはいられないぞと、心底そう思いました。

 それと。
 もう一つ私の目を釘付けにしていたのは、ジュリーのバックバンドのドラマーです。
 なんと若い女性。紅一点。超パワフル!(@_@)どんなに激しく叩いても最後まで疲れを見せず、ちゃんとアンサンブルしてて決して目立ちすぎず、決めるとこは気持ち良く決めて。見てて飽きなかったなぁ…。
 彼女はどこでドラムと出会って、どんな経緯で(あの若さで)ジュリーと一緒に活動することになったんだろ。彼女の人生ってどんなだったんだろうと考えると興味果てしなく。
でもきっと、「守り」の人生じゃなく「攻め」で得た道なんだろうなと結論。
何かに挑戦してチャンスをつかみ取るという果敢な精神は大事だなと、こんなところで妙に納得したのでした。

 熱いコンサート終わって。
 ご主人とRちゃんは別々に来たのです。実はホール裏口で、ジュリーの機材を積んだ「赤いトラック」や、ジュリーの車が来るのを見るのが好きなRちゃんは、5時からのコンサートのために、お昼過ぎには到着していたらしく。帰りは、赤いトラックが出て行くのを見るため、車の中で待機…だった模様。さすが、筋金入りのファンですね。
 じゃあね、と先に帰ったご主人の後ろ姿は、かつてより一回り大きくなり、どことなく風格がジュリーに似てきたような…。(o^^o) さすがRちゃん、「旦那の改造計画」も実行するとは!

 ホールを後にして散っていく人たちは、やっぱりみんなフツーのおじさんおばさん。さっきまで総立ちで歌って踊っていたとは思えない方々ですが、こういうフツーの人たちに夢を与えて元気にさせるのが、ジュリーたちのお仕事なんだなぁ、と思うと、それはすごいことだと思います。
私もそんな人になりたい、とはさすがに思いませんが、もらったパワーを有効に使いたいものです。
 暑いけど、ガンバロウ!とりあえず目標は「夏バテしないこと!」(低い?)
 皆さんも、水分とって、うまく乗り切って下さいね!!

2010. 7. 23  斎藤 範子(Hanko)



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