東京都交通局


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東京都営
5501型 ・ 1963.6 撮影
●現在の営業区間(1998年7月現在)
三ノ輪橋−早稲田
【他路線は1972年11月までに全線廃止】

●営業キロ数
12.2Km

●開業年月
明治36年8月


◆都電の愛称で庶民の足として活躍していたが、現在残るのは荒川線のみ。黄色にえび茶帯の暑苦しい塗装は評判悪かった。 しかしスタイルは時代の流れの先頭を切っており、7000や8000等新車が出る度に各地に模倣車が出現したのは流石。 全盛期には200Kmを超える営業路線を持っていたが、昭和47年までに荒川線以外は全廃された。
写真の車両は、PCCカー第1号の5501型車両。5500型は全部で7両有りましたが、台車が完全にスカートで隠れて見えないのは、この5501の一両だけです。 もっぱら品川−銀座−上野の都電の代表ラインを走っていました。 屋根の一見エアコン風のダクトは当時流行のファンデリア用のもので冷房は付いていません。 PCCカーとは言いながら室内でも車外でもそんなに静かだと言う感じはしませんでしたが。(K)