丹沢・栗ノ木洞、クヌギ山


12月6日(土)晴。
鍋割山からの下りで、栗ノ木洞尾根に芝生のような、ちょっと気になる斜面が見える。
いい原っぱなら、いつか行ってみたいなあと思っていた。
今日はあんまり歩く気もしなかったので、のんびり訪ねてみる。
早朝の富士山が綺麗だったので、善波峠で写真を撮って行く。
最近中古の車に乗り換えたのだが、少しは車をいたわり、汚れを嫌う家族のためもあり、二俣までへの林道を走るのはやめた。
県民の森駐車場はすでに一杯だったが、なんとか端に1台止めることが出来た。
快晴の陽を浴びながら、後沢乗越へ向かう登山道をゆっくり歩いて行く。
紅葉はまだ残っており、ときおり真っ赤なもみじがあるので、写真を撮りながら登る。

後沢乗越に着くと、富士山が大きく見えるはずだったが、全体が雲に覆われ、見ることが出来なかった。
鍋割山は未練がないので、左折し、栗ノ木洞尾根を登って行く。
途中降りてくる、か弱き女性一人とすれ違った。
芝生の広場を探しながら登ったが、見当もつけてなかったので、ぜんぜん見つからない。
簡単にあきらめ、そのまま登る。
林越しに、本沢堰堤上のガレ場が良く見える。
栗ノ木洞山頂は、植林の中、見晴らしはなかった。
雲も出てきて、寒くなってきたので、休憩せず、次のピーク、クヌギ山まで歩く。
クヌギ山頂は、カヤトの原で、見晴らしがいい。
先行者が一人、休憩していた。
山の上には雲がかかっているが、下界は晴れ。
相模湾に浮かぶ、江ノ島、伊豆大島、利島、初島等、逆光を浴びながら光っていた。
富士山も雲が取れれば、なんとか見える。
しばらく、写真を撮りながら、のんびり過ごす、今日はここでお終いなのだから。
下からまた一人登ってきた、ここは近場の人が軽いトレーニングがてら登るらしい。

帰る頃になり、ようやく厚い雲も取れてきて、暖かい日差しが戻ってきた。
富士山も頭が見え出し、夕方には、また綺麗な富士山が望めることだろう。
ここ、県民の森には、いろんなコースがある。
適当に下りながら、面白い名の場所が出てきたら、コースを変えて、下っていく。
展望地、クヌギの林、芝生の広場と歩いてきたら、駐車場横に下りてきた。
時間は早いが、これで帰途に着く。

車――後沢乗越――栗ノ木洞――車

8:40  9:45   10:10  12:40

 

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