丹沢・見城山〜大沢分岐〜弁天の森キャンプ場

2月3日(土)快晴。
先週歩いた向かいの尾根を歩いて見た。
最近開かれた登山道、見城山からの展望と、低山のわりには、複雑に枝分かれした尾根がある、大沢川をグルリと囲む日向山から弁天の森キャンプ場 への周回コースを歩いた。
昨日飲み過ぎたので、遅めの出発になる。広沢寺の観光駐車場に車を止め、すぐ横の神社から続く登山道に入る。
この付近は、日溜りハイクに適したコースが多くあるため、冬でも登山者が絶えない。
途中、道路を歩いてくる登山者を見かけたり、少し前に出発した人もいた。すぐに家族連れのグループを抜く。

上から降りてきた女性一人とすれ違い、小1時間で見城山頂上(P375)に着いた。なるほど眺めがいい。
遠くランドマークが見え、南には相模湾と江の島が見える。西には大山、北には鐘ヶ岳が良く見える。
下に目をうつすと、弁天岩が見え、これから3人のクラーマーが取り付くところだ。桜の木も幾つかあり、花見に来るのもいいだろう。
少し頂上周辺を偵察しながら、写真を撮った。家族連れの声がしたのをしおに、頂上直下から、日向山方面に下る。
下りきった所が七曲峠、左七沢、右大釜弁財天、の道標がある。そのまま真っ直ぐ進み、日向山へ登る。
次のピークは、P404と地系図上にある日向山だ。天明八年に置かれた小さな祠と、頂上を示す道標がある。
南側へも降りる踏み跡があった。また、真っ直ぐ進み、下って行く。
下りきったところに道標があり、左へ降りると日向薬師へ行ける。さらに尾根沿いに登り、また小さなピークに出る。

ここを下ると、右からキャンプ場へ降りる道とぶつかる。また、尾根沿いに登り、P537に出る。ここからも、南へ下る踏み跡があった。
また下り、次の登りのところが、目立たない十字路になっていて道標があり、左に下ると浄発願寺奥の院への道になっている。
右は、仕事道か?。途中下ってくる単独者とすれ違い、しばらく、だらだらした尾根を真っ直ぐ登って行くと、また小さなピーク。
正面、大山手前に見える沢は鍵掛沢だ。ここは右折し、やや狭まった緩いヤセ尾根を登って行く。
大沢分岐までは、右に派生する尾根が二つあり、合流する尾根が向こうに見えてからなかなか着かない。意外と先ほどのピークから大沢分岐まで時間がかかった。
ここまで来れば、先週歩いた尾根、あまり心配することはない。また白滝を見ながら下り、ガレ場を下りきった所で、登ってくる単独女性と会う。
確か、先週も下ってきたときに、すれ違った女性だと思うが、特に会話はしなかった。この辺をホームグランドにして歩いているんだろうか。
この尾根は、時折、地元の人らしい高齢者も見かけるので、散歩道かわりに歩く人もいるようだ。
巨木の森分岐東屋脇で、冬の陽を浴びながら遅い昼食をゆっくりとる。
しばらくは、先週歩いた尾根道、アップダウンがあるのでゆっくり歩く。
すりばち広場で右にキャンプ場への道(大沢の大滝上から沢沿いに歩く道)を分け、見晴広場A、見晴広場Bと歩く。
ここから左は、鐘ヶ岳へ下る道だが、真っ直ぐの道が良く踏まれ、知らないとそのまま道なりに進んでしまう。
左への道はあまり目立たず、見逃しやすい。今日は道なりに真っ直ぐ進む。
急なザレを下ると道標があり、右ひょうたん広場、下る先は見晴広場を示す。
さらに下って行くと、鹿柵越え脚立がある三叉路の小ピークに出る。
左の道は、以前、山の神トンネルを目指し、道を見失いながら下り、ゲート前にでたコースだ。
ここは、やや右に向かう、弁天尾根コースに入る。踏み跡はしっかりあるが、かなりザレていて、下りにくい。
木につかまりながら、滑らないよいにして降りる。しばらく下ると、また道標が出てくる。
ここが見晴広場(A、Bとは別)で、道なり下り方向はキャンプ場だ。小さくマジックで、100M先、鹿柵ゲートを右に降りると書いてあった。
鹿柵沿いに下り、真っ直ぐの尾根を見送り、ゲートから植林帯に曲がる。ここもザレた下りだ。
鹿柵ゲートを二度ほどくぐり、真っ直ぐの階段になった尾根を下り終えると、林道にでた。
入口には、弁天尾根を示す道標が立っていた。林道も始まったところで、すぐゲートがあり、キャンプ場の駐車場だ。
これで登山道は終了、舗装された道路を下って行く。
弁財天の滝をチェックし、弁天岩で練習中のクライマー(10人くらいいた)の行動をしばし立ち止まって眺めてから、ゆっくり駐車場まで歩いた。

車―――見城山――日向山――大沢分岐――林道――車

9:20 10:00   10:45  12:30  14:15  15:00

 

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