2124 re(1):鱈セレ1.4G化でflash playerでブラウザ落ち |
GENJINさん、こんばんは。レスが遅くなりすみません。
環境や不具合状況を的確に書いておられ、
検証されている対応も的を得たものだと思います。
PCについて相当の力量をお持ちですねo(^-^)o。
「これでは?」というアドバイスができればいいのですが・・・、
GENJINさんが検証されたポイント以外、なかなか思いつきません。
一般論になりますが、(改造下駄での試行をベースにお話します)
1)BXマザーにTualatinを載せた場合、AGPで不具合がでることが多い。
改造下駄 + AX6BCやP2B-Fで発生報告が多く、
この問題解決のための試行錯誤が02年の2〜4月の主要な研究課題でした。
結論として、3つの方法があみ出されました。
(1) 基本マスクに、拡張マスクやジャンパー線飛ばしを追加する。
(2) AGTL電圧安定のために、コンデンサーを追加する。
(3) さらに、VTT電圧をTualatin規定の1.25Vに近づけるために(改造下駄では1.5Vがかかる)、
マザーの供給電圧部分を改造する。
AGPに問題発生した場合、以上のステップで対応することで、ほぼ問題解決しました。
但し、G400などどうしてもうまく行かないグラフィックスチップがあるようです。
2)AGPに問題が発生する場合の特徴として、AGPに重たいグラフィックス関係のベンチは通るのに、
MSIE(当時は5.0/5.5時代だと思います)を立ち上げると落ちる場合が結構ありました。
特に、JavaScriptを多用したページ(うちのページです(^^;;、安定化テストページとなっていました(^^ゞ)、
Flash、QuickTime使用のページで問題が発生したようです。
ブラウザの起動時やプラグインの起動時は、予想以上の負荷がPCにかかるようです。
この原因は、負荷がかかった場合、バスの信号のタイミングに問題がでるのでは?と予想していました。
この2)の症状が、今回のGENJINさんの事例に似ています。
ただ、これは、主に「改造下駄」で起こったことですが、PL-iP3/T使用の場合にもいくつか報告がありました。
以上、長くなりましたが、改造下駄時に試行錯誤した結果をまとめると、以上のようなことになります。
対策は、改造下駄の場合は1)に書いた通りなのですが、
PL-iP3/T(Ver1.0)の場合は、電圧安定化のためにコンデンサーを追加する改造が効果があったようです。
結論として、GENJINさんの場合、以下の対策と可能性を考えてみてください。
1. 念のために、安定化のためにPL-iP3/Tの設定電圧を1.6Vくらいに上げてみる。
2. マザーの電圧生成・供給部分がへたってきている(コンデンサーの劣化が主因)
3. 電源がへたってきており、高負荷時に瞬間的な電圧降下が起こっている。
または、電源の電圧波形が安定していない(リップル電圧を小さくするコンデンサーの劣化が主因)
2.の場合は別なマザーが、3.の場合には別な電源が必要になります。
PL-iP3/Tへのコンデンサー追加(VSS線とGND線の間に)が効果がありそうですが・・
これは、はんだ作業が必要になってしまいます。
GENJINさんの対処が適切で、私はこれぐらいしか思い当たりません。
十分お力になれず、申しわけありません。
〔ツリー構成〕
【2123】 鱈セレ1.4G化でflash playerでブラウザ落ち 2004/3/16(火)17:37 GENJIN (891) |
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【2127】 わけわかりませんが FSB下げると不安定 2004/3/23(火)10:46 GENJIN (369) |
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