私の住んでいるマンションは基本的には分譲だが、大家さんが個人的に賃
貸ししているのを利用したという形で暮らしている。ペット不可だ。
以前、私の部屋に通ってくる御近所の猫のことを書いたが、分譲で購入した
人でも、ペット可をうたっている物件でない限り動物を堂々と飼うものでな
いことには変わりないので、分譲のオーナー同士で『度をこさなければ』と
いった暗黙の了解が存在するとでも言っておこう。
今でこそ空前のペットブームということもあり、ペット飼育可の物件が増え
ているが、私が今の住居を契約した10年程前、賃貸でペットを飼うというの
はあまり現実的でなかった。
「こっそり飼っちゃえばいいじゃない。」
とも言われるのだが、昔こっそり野良猫をアパートに入れて餌をやって暮ら
していた時に、引っ越しでその猫と別れることになり、
堂々と猫を飼い、死ぬまでめんどうをみる環境になるまで、絶対猫を拾った
りもらったりしないと決めているのである。
小学生の頃は、アパート住まいだったのに子猫を拾ってきてしまい、
両親に言われて泣く泣く元の場所に捨てに行ったことがある。
賃貸の一軒家だった時には迷いこんできた犬を2〜3日飼ったつもりで暮ら
していたが、ある日学校から帰ったら犬はいなかった。
私が学校に行っている間にその犬をどうしたか知らないが、
両親も無類の動物好きなので、さぞや辛かったに違いない。
実家が賃貸でなく持ち家となった頃には、野良猫を子猫の頃から慣らして毎
日餌をやり、母がいない時には家にあげて可愛がっていたが、様々な理由か
らやはりペットを飼うことに反対な両親のこともあり、いつしかその野良猫
は通ってこなくなった。
実家を出てアパート暮らしの時にもやはり野良猫を家に入れて暮らしていた
が、引っ越しの時、相変わらず野良として新しいアパート近辺に連れていこ
うとして失敗し、しばらくは元のアパートまで餌をやりに行っていたが、い
つのまにかその猫はいなくなってしまった。
自由に外で暮らしているように見える野良猫達にはそれぞれ猫同士の縄張り
があるらしく、部屋の中に閉じ込めない限り、簡単に新しい土地に移ること
はできないのである。
また、つい最近までは幸運にも御近所の飼い猫と長い時間を一緒に過ごし、
その猫と別れる悲しみも経験したので、今度こそペット飼育可の物件に引っ
越して、東京という土地柄、部屋にとじ込めても幸せに生きてくれる性質の
猫を見つけ、死ぬまでしっかり飼いたいという希望だ。
毎日里親募集のサイトをいくつも眺めているが、時期はまだまだ未定。
二度と泣く泣く手放すことにならないよう、経済的にもしっかりした上での
話しである。
まだまだだ。