最近あまり文章を更新しなくなった。
世間様に表明したいことが近頃あまりない、ということだろう。
昨年末の引っ越しで、前の住居より少し広くなったので、
気分がゆったりしていて、吠えたい日も少なくなったようだ。
なので、今日「けち」について書くのも、猛烈に怒っているのでなく、
何か書くんなら「けち」のことにしようかな?程度の気分だ。
テレビや雑誌に出るような『節約自慢』といったプロ級の人でなく、
ごく一般的な「けち」の人について書こう。
ケチな人の口癖は、
「お金ない」
である。
ところが、私の経験上、
「俺、お金ないんスよ。」
と言って、人からおごってもらう人のおおかたが貯金をそこそこ持っている。
「お金がない。お金がない。」
と挨拶がわりに宣言するので、毎回ごちそうしていると、
何年か経って、
「貯金がたまったんで、住宅でも買おうと思うんです。」
などと言うので、ビックリさせられる。
正直言って、ごちそうしていたこちらには貯金はない。
こんな時、この決まり文句を使わせてもらって安易ではあるが、
『江戸っ子は宵越しの金は持たない』のである。
「金がない。」
という時は本当に金がない時だけである。
なので、ちゃっかり貯め込んでいる人について、
「あー、そういうわけであの人は金が貯まるわけか..」
と感心する次第だ。
彼らには(彼女らには)自覚がないので責められない。
本人からしたら本当に金がない気分なのだからしょうがない。
自他ともに認める吝嗇家はそれなりに評価するが、
自覚のないケチをどうしたものだろうか。
いったいいくら貯金があったら安心できるのか、
それはその人なりの基準があるので、
どうとも説得しようがない。
というわけで 、説得もしなければ責めもしませんから、
もう我が家に『金がない』と言ってこないでくださいヨ。
本当は貯金がある人達..
こちとら江戸っ子なんですから。