私はよく歩く。車もよく運転する。
過去には、自動車免許を取得するまで原付バイクに何年も乗り、
中学高校では、片道全速力で20分の自転車通学をしていた。
通勤ラッシュの電車も、学生時代等に経験済みだ。
路線バスにもよく乗る。
いわば、大型自動車の運転を除けば、
地上での全ての交通手段を網羅したと言える。
なので、色々な視点で交通の流れを見てきている。
気になるのは、信号待ちをする自転車や歩行者だ。
片道3車線を24時間車が行き交う大幹線道路で、
車道に半分車輪を出して信号待ちをする自転車。
同じく、時速50キロで走る大型車が走行中なのに、
前髪が飛びそうな位置で信号待ちをする歩行者。
車を運転する側としては、そういう風景が目に入ると、
無意識に減速したり、車同士の走行を邪魔してでもよけねばならない。
本人達は、
「別に飛び出すわけじゃなるまいし、何、よけてんの?
何ブレーキふんでんの?」
と思ってるかもしれない。
しかし、車道にはみ出した自転車の車輪に、
走行中の大型トラックの車輪がちょっとでも触れたら、
自転車ごと飛ばされるか、巻き込まれて引きずられることになる。
また、あってはならないことだが、
通過中の自動車の運転手のハンドルが少しでもぶれれば、
前髪が飛ぶどころか顔が飛ぶかもしれないのだ。
なぜ、あえてそんな危険なところに自分の身を置きたがるのだろうか?
きっと、先を急いでいて早く道路を渡りたい気持ちが、
そういう行動に出るのであろう。
または、
「俺はホントは信号なんかタラタラ待つ人間ではない」
という虚勢もあるだろうか。
電車やエレベーターの乗降でも、我れ先に行こうとする人が、
人間の流れを分断してしまい、かえって遅くなることが多い。
それは損な行動なのだ。
「列なんか守ってられるか!」
というたくましい魂も、都市生活では効率悪いことこの上ない。
都市生活とは、効率よく動くことが求められる。
「自分は流れに従いたくない」
という主張は似合わない。
せまい道路で、絶対によけない歩行者も都市生活失格者だ。
「自分にはよける義務はない。よけたら負けだ。」
という考えは全く都市部という地域に合わない。
人も車も少ない地域で生きて行く方が向いていると思う。
「自分だけ早く行きたい」
「自分だけよけずに通りたい」
という自己主張のある人は、人間の少ない地域で生きる道を選ぶといい。
主張がスムーズに通るので、実りある毎日が送れると思う。