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  ポイントカード(2007.9/29)


 経済活動の大事な一部、それは買い物。
お金とモノを交換する、大昔からある人間ならではの習慣。
万引きやもらい物では得られない『お金を払う』快感。
「〜円です。」
と言われ財布からお金を出したり、クレジットカードを出したりする。
お金を失う悲しみと、欲しいものを得る喜びが競うあの瞬間。
ポイントカードは、あれを邪魔する。
「ポイントカードはお持ちですか?」
「いいえ」
「お作りすることができますが。」
「いえ、いいです。」
そんなやり取りをする間に、お金を数え終わっていたりする。
お金を払う儀式はないがしろにされる。
頑張って働いたお金で好きなものを買う大事な数秒間、
どうしてポイントカードなんかに台無しにされなければならないのだろう。
労働はポイントカードの為に?
ポイントを貯めることが人生の喜び?
財布がポイントカードで膨らむと豊かな気持ちに?

 都市部に住んでいると、ポイントカードへの受け答えが大変だ。
私を例にすれば、徒歩圏内にスーパーは4店。
車で行く店も入れると、利用するスーパーは8店にもなる。
その全ての店のレジで、ポイントカードの会話をしなければならない。
ドラッグストアは、やはり徒歩圏で4店はある。
同じく、それぞれの店でポイントカードを勧められる。
ポイントカードが悪だと言っているのではなく、
レジで必ずポイントカードの会話をするのをやめたいだけだ。
何を隠そう、私だって、ヤマダ電器、ビッグカメラ、
東急ハンズのポイントカードは愛用している。
ペット用品を買う近所のホームセンターのカードも必需品だ。
行きつけのコーヒー豆店のスタンプカードも財布に常駐。
財布には入れないものの、
行きつけの飲食店のスタンプカードは家に何種類もある。
ABCマート、タワーレコード、ブックオフ、イシバシ楽器、etc.
繁華街でよく見かけるそれらも家に置いてある。
しかし、如何にお得なカードといえども、
家や職場の近くでなかったら、まず入らないのだ。
店員マニュアル化して、全員に勧めないでもらいたい。
ある店に初めて入り、気に入って2度目に入り、
レジ横をふと見ると、ポイントカードの説明が書いてある、ってのでイイ。
二度来ない可能性が高い店では、ポイントカードの会話も空しい。
「いるかそんなもん。こんな店二度と来ねぇよ。」
と、本来思わなくてもいいことまで思ってしまうのだ。
財布がポイントカードでパンパンになるのも大嫌いだ。
なんかもっといい方法ないですかね。
得をするのは大好きなんですけどねぇ。



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