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  年をとると(2010.10/16)


高齢化が進む日本、45歳で
「年をとると」なんて書くと、
もっと年配のかた達から、
「45なんてまだまだ若い」
と集中攻撃を受けるだろうが、
クルム伊達公子さんが『奇跡の40歳』的なことを言われるからしても、
45歳はじゅうぶん「トシ」だ。
さて、ここからは、
自分の事情について書かせていただくことにする。

40代になって困っていることは、
日光で湿疹が出ること。
腕や首を夏の日光にさらすと、
痒い湿疹が出没。
なので、夏の昼間は長袖か腕カバー、スカーフなどが必須だ。
今のところ、顔は日焼け止めで平気なので、
ロボコップのようなサンバイザーは必要ない。
腕や首に関しては、
30代後半でも湿疹が出ることがあったが、
日焼け止めを塗れば平気だった。
40代では、日焼け止めを塗る事自体が刺激になり、
何かを塗っただけで湿疹になる。
結果、夏は長袖だ。
私は自慢ではないが、子供の頃は真っ黒に日焼けして、
日が暮れるまで外で遊ぶ子供だった。
80年代になると、ファッションとして色黒が嫌いになり、
日に焼かなくなった。
そこからは、決して肌をいためつけたりしなかったが、
夏に長袖で歩くほどには気を使わなくてよかったのだ。
自由な若年時代を過ごせて、今から思うと、本当に幸せだった。
また、夏で大変なことは、汗をかくと、
これまた湿疹だか汗疹出没。
これに関してはある程度若い頃からで、
襟の縫い目だとか、下着の締め付けが痒くて、
夏はなるべく締め付けないものを着ていたと思う。
それも40代で更に悪化し、
真夏の外出自体が憂鬱になるほどだ。

自分がこんなふうになる前の若い頃、
日焼け防止重装備のオバサンを見ると、
「なんとまぁ、大げさな。アンタが白かろうが黒かろうが、
 誰も気にしないだろうサ。」
と思ったものだが、
いざ、自分が重装備のオバサンになった今、
少し優しい目で見て欲しくなった。

今はまだ違うが、
そのうち、関節が痛い話や血圧で盛り上がる年齢になるのだ。
そして、婆さんの手提げ袋。
ただでさえ筋力が落ちてヨロヨロしてるのに、
無駄なものをたくさん入れている。
年間を通して暑さ寒さに対応するための衣類、ビニール袋や輪ゴム、
メモ帳(手帳でなく)、各種薬、お菓子、みかん...等等。
「そんなにいろんなもん入れてるから財布ひとつすぐに出せないだろうが!」
婆さんは札入れと小銭入れをわけて持っている。
何十万も持ち歩く人じゃあるまいし、
レジや乗り物に乗る時、ものすごく時間がかかる原因となる。
年をとると、判断に時間がかかるし、体の自由がきかなくなる。
なるべく身軽にしたらイイじゃないか、と思うのだが、
「中年の日焼け重装備」と同様に、
色々と訳があるのに違いない。

優しい目で見守るかどうか、まだ決めていない。

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