AW-RC抱き-内障子
アルミサッシ開口廻り
外壁:コンクリート打放し下地 吹付けタイル等
内壁:発泡ウレタン吹付け 石膏ボードt12.5(GL工法) ビニールクロス
その他:アルミ水切り 内障子
基本的には、「AW-RC抱き」(木製額縁)の場合と同様であるが、内障子枠の見込み寸法の設定が大きく異なる。
この例では、障子枠見込みを100mmとし、障子-サッシ間のクリアランスを31mmと想定しているが、この設定はよく検討しておく必要がある。
- 引き違いサッシの引き手サイズにより、障子と干渉しないか。
(この例は、腰窓を想定したもので掃出し窓で大型の引き手の場合には、干渉はしないもののクリアランスはほとんど無くなってしまう。)
- サッシクレセントと干渉しないか。クレセントが水平の状態も考慮するのか、その場合は干渉もやむなしとするのか。
- 障子を完全に明けた状態から閉める時、指を入れて障子をつかみ、スムーズに引き出す為のスペースはあるか。
[RC抱き+サッシ見込み+障子枠見込み]の合計寸法が大きくなる分を、どこで調整するか。
- RC抱き寸法を小さくする。
(この例ではそうしているが、脱枠時に欠けるおそれがある。面格子取付がある場合は、壁厚内に納めるのは無理。)
- 内壁仕上げ代を大きくする。(そのとき下地の工法を変更する必要は無いか。)