シャッターは、(ケース露出で無いならば)上部天井内に巻き取りスペースが必要である。
(バランスシャッターでなければ)手動であれ、電動であれ開閉機が有り、そのスペースも必要である。
左右にはレールがあり、埋込むスペースが必要である。
上部の巻き取り軸部は、さらに広い幅が必要である。
当然のことであるにもかかわらず、これらのことが無視されて設計されていることが多い。
まず、シャッターそのものが取り付けられるスペースがあるかどうかというレベルから確認しないといけない。
収まらない場合は、天井高の変更、構造体の変更、2軸式などシャッター仕様の変更など検討することになる。

上図のA〜Eの必要寸法は、シャッターの種別やW・H寸法により異なってくる。
躯体図作成時にシャッター図が出来ていることは少ないが、A〜Eの寸法は事前にメーカーに確認しておくべきである。
何の資料も無く作図に着手しなければならない場合、私は
防火防煙シャッターの場合で
A・B寸法 550mm、C寸法 120mm、D寸法 170mm、E寸法
70mm程度と仮定
さらにクリアランス20〜30mm程度を設けて、躯体寸法を決定している。
左図は、管理用グリル用シャッターの例。
ロビーに面する為、意匠的にレールが目立たないように石仕上げの内側に納めている。
このような場合、下図のように巾木部分の小口処理にも気を使いたい。


上図は、マグサ・天井内の断面。(実はこの時も、構造体を変更し小梁の架け方を変えて収めた。)