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青山サッカー少年団 (新潟県新潟市西区)

30年の歩みHISTORY

  • 1992年 1期生(10周年記念誌より)

  • 2001年7月28日 創立10周年記念パーティー

  • 2006年1月30日 東北電力杯優勝

  • 2020年10月11日 U11サッカー県大会第2代表戦準優勝

1992年4月、青山小学校の部活動「青山マラドーナ」が、地域の指導者が担う形に移行し、青山サッカー少年団として発足した。4年生以上の19人の団員でのスタートだった。初年度は青山小児童限定のスポーツ少年団だったが、93年度にクラブチームへ移行した。以後、青山小を拠点に活動を続けている。

ジュニアサッカー最大の大会、全日本少年サッカー大会(現在の全日本U12サッカー選手権大会)では95年から3年連続で新潟県大会8強に進出。川村優理さん(現・アルビレックス新潟L)を擁した2001年大会で初めて決勝に進み、03、04年と合わせて準優勝3回を数える。アルビレックス新潟をはじめとしたクラブチームの強化により、地域を主体とする青山には大きな壁となり、容易に勝てなくなったが、08、11、16、21年度にも県大会・決勝トーナメントに駒を進めた。21年度は予選を快勝で勝ち進み、決勝T1回戦は終了間際の劇的決勝点で5年ぶりに2回戦へ進出した。

秋の新潟県ナンバーワンを競う新津シティカップ新潟県少年サッカー選手権大会では03年大会で優勝し、創立以来初の全県制覇を果たした。06年1月に開かれた第13回東北電力杯新潟県少年フットサル大会でも、参加130チームの頂点に立った。東北電力杯ではその後、16、20年度に県大会出場を決めた。

5年生以下では、青山が運営を担う「毎日・スポニチ杯ジュニアサッカー大会」が02年にスタート。大会数の少ない世代としてU11対象の大会とした。青山が初代王者に輝き、15年は準優勝した。

新潟県U11サッカー大会では、19年の第27回大会で新潟西地区予選の3枠目の代表として滑り込み、激戦をものにして県8強に進出した。20年の第28回大会では地区2位で県大会第2代表戦に進み、PK戦を制すなどして第2代表準優勝、総合でベスト10に入った。

新潟市少年少女スポーツ大会では創立以来たびたび優勝や上位入賞を続けてきた。20年度には5年生の部で8年ぶりに3位となった。

創立数年後から県外遠征にも取り組んできた。中でも埼玉県の上尾朝日FCとの交流は古く、1996年に始まった。冬季は屋外で活動できる場を求めて青山が遠征し、夏季は上尾朝日が新潟を訪れる相互訪問を行っている。2021年末にも2年ぶりに埼玉遠征を実施した。

スタッフ体制は創立以来指揮を執る高橋監督を中心に、草創期からのメンバーに加え、卒団生も指導に入るようになっている。近年では「Jリーグ世代」の保護者が補助スタッフとして支える場面も増えてきた。保護者会は創立翌年の93年に設立。備品購入や荷物運搬、送迎に加え、忘年会や卒団式といったイベント、団員勧誘、周年事業も担っている。

20年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、たびたび活動休止に追い込まれているほか、帯同者の絞り込みや名簿作成などの対応も求められている。

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