GPRCC1/10スケ−ル・エンジンレ−シングカ−
競技規則

GPRCCカテゴリー名称

1/10スケールGPR(エンジン)レーシングカー

T、動力(エンジン)

使用するエンジンは、空冷式・2ストローク・フロントロータリーバルブ・排気量.12クラス.(2.11cc)まで1基とする。

ライナー(スリーブ)のポート数は排気を含め6ポート以内でなければならない。その他以下に定められたものに限られる。

@キャブレター口径…5.50mm以内。

Aグロープラグ…ノーマルプラグ(1/4UNF)およびテーパー状の接触面を持つターボプラグが使用できる。

B加給吸気方式・可変ポート方式は認められない。

U、エンジンの加工

エンジンの加工、改造は6ポートの範囲内であれば可能とする。

V、マフラー

マフラーは消音室を含み2室以上の構造で、以下の寸法でなければならない

@排気口テールパイプ内径…5.2mm以下。

A排気口テールパイプ長…10mm以上(排気口テールパイプの出入り口がテーパー状に加工されているものは内径が5.2mm以内の部分が10mm以上なければならない。これらの数値は製造工程において生じる誤差も加味されたものである。

W、車体(シャシー)

@駆動系は自由。

Aクラッチを装備しその機構によってエンジンが始動している状態で静止していることが出来なければならない。

Bブレーキは1個のみで駆動軸を制御するものでなければならない。

C2スピードまでのギヤボックスが認められる。

D燃料タンクの容積は燃料パイプ、フィルターなどを含み75cc以内を1基、タンク内に固定されていない挿入物は認められない。

Eフロントバンパーは柔軟性のある材質でなければならない。

Fロールバーを装着のこと。

Gアンテナは柔軟性のある材質でなければならない。カーボン、スチールなどは禁止。

Hスポンジまたはゴムタイヤが使用できる。タイヤの材質は路面を傷つけないものとし、タイヤへの付加的処置(タイヤトラクション剤、クリーナーなどの使用)は禁止。 

I車体は別記(Y・車体規定)にある数値に適合していなければならない。

J走行状態において、車体最低重量は1725g以上とする。ただし、計測用機器を取り付けた状態で、燃料を除いた重量。

Kホイールおよびタイヤは別記(Y・車体規定)にある数値に適合されていなければならない。

X、ボディ

@1/10レーシングスケールボディとする。

Aマフラー排気口、アンテナを除き、車両の上部より見てタイヤ及び全てのパーツがはみ出してはならない。

Bオープンレーシングではドライバー人形を装着のこと。

Cボディは柔軟性のある材質で、的確な彩色をされていなければならない。

Dヘッドライト・テールランプ・グリルなどは周囲の色と別色で区別されていなければならない(シールなどの張り付け可)。

Eウイングまたはスポイラーボディに直接取り付けなければならない。取り付けには危険性のない材料で取り付けなければならない。

Hボディは車体に搭載された状態で、別記(Y・車体規定)にある数値に適合していなければならない。

Iボディには用途に限られ穴を開けることが出来る。

 Y、車体規定

           最小     最大

A)ホイールベース 250mm〜270mm

B)車幅(ボディ除く) 180mm〜230mm

C)車幅(ボディ含む) 190mm〜240mm

D)全長(ボディ・ウイング含む)460mm以下

E)全高(ボディルーフまで)測定は高さ10mmのスペーサーの上にシャシーを水平に置いた状態で 行う。
 150mm以下

F)ウイング幅 125mm〜220mm

G)ウイング高さ※測定は高さ10mmのスペーサーの上にシャシーを水平に置いた状態で行う。  150mm 以下

H)ホイール径 46mm〜50mm

I)ホイール幅  26mm〜44mm

J)タイヤ幅   26mm〜44mm


                                               以上

                                   2009/7/8  GPRCC