-ゴスドラマ過去ログ:2401-2500-
北山陽一「黒沢…。」
村上てつや「ヤスゥ、酒井のほうがいいの?」
ナレーション「ああやばそう・・・。逃げちゃおうかな…。」
黒沢カオル「違うって北山。メンバーなんだからさぁ、助け合わなきゃ。心配しなくても、俺の一番はお前だから。」
北山陽一「黒沢……。」
ト書き「感動する北山に対し、いまさら自分の発現に照れ出す黒沢。」
黒沢カオル「(赤面)」
ト書き「一方安岡”子悪魔”優は。」
安岡優「てっちゃん…俺の言うこと信じてくれないんだ……(後ろを向く)。」
村上てつや「ち、違うよぉ、ゴメンな?な?ヤスゥ。」
安岡優「俺のこと好きぃ?」
村上てつや「好きだよ。だから、な?」
安岡優「どのくらい?」
村上てつや「表しきれないくらい好きだよ。」
安岡優「俺はその何十倍も好きだよ?だから信じて?(捨て猫の瞳)」
村上てつや「うん、信じてるから。」
ナレーション「僕思うんですけどぉ、ここで起こる恋愛って積極的なほうが弱いですよねぇ?…あ、酒井さん?」
ト書き「目の前で巻き起こった2つのラブラブ寸劇で自分の愛しき酒井雄二の存在を忘れていたナレーション。」
北山陽一「俺ってさあ、今報われたの?可哀想なまんまなの?」
酒井雄二「北山さん、それ俺のセリフゥ…。」
北山陽一「黒沢の優しさを勝手に受けた報いだ。」
ト書き「恐ろしいまでの北山の束縛を平然と受け止めている黒沢カオル。」
黒沢カオル「北山…(赤面間近)。」
村上てつや「万年赤面病黒沢カオルはとりあえず置いといて、ドラマいこーぜ。」
北山陽一「〜〜〜〜〜。」
ナレーション「!!北山さん、馬鹿にされたからって怒っちゃだめ!黒沢さんに嫌われますよ?ね?黒沢さん?」
黒沢カオル「え?いや、俺は別にそんなことくらいで嫌いには」
ナレーション「ね!?(気迫最高潮)」
酒井雄二「そ、そうそう。な、起こるな北山。俺は平気だから。」
黒沢カオル「酒井、セリフとるなよ〜。いくらさっき北山に取られたからって・・。」
北山陽一「あのさ…黒沢…(伏目がちで)」
黒沢カオル「ん?何?」
ナレーション「北山さんが攻撃態勢に出ましたな(笑)」
効果音「ドカッ!」
酒井雄二「…ついに「!」入りで殴ったか…さすが北山…」
黒沢カオル「(小声で)酒井、余計なことはいわないほうがいいと思う…。」
酒井雄二「黒沢さん・・・」
黒沢カオル「…耐えろ酒井(きっぱし)」
安岡優「俺も入れて。その気持ちよく解る…。」
ナレーション「あれ?今まで楽しんでいたんじゃなかったんですか??」
安岡優「そうだったんだけど…てつ…チョット暴走しすぎ…。」
黒沢カオル「度を越すと怖いんだよな…。」
安岡優「そうそう。殺気ばしるとついていけない・・。」
北山陽一「黒沢…俺が嫌いになったのか?」
黒沢カオル「そ、そんなことないよ。す、好き、だけど…。(赤面)」
安岡優「一線越した先生は怖いの。でしょ?てつ、俺だってそうだよ。」
村上てつや「ヤスゥ……。」
安岡優「酒井さんだってがんばってるんだから!」
酒井雄二「そ、そうだそうだ!!」
ト書き「自分も散々いじめたおしておきながらいい人になった、というか仲間愛に突然目覚めたらしい安岡。」
ナレーション「ト書きの方〜、黙っといたほうがいいと思います。」
ト書き「…でも、仕事ですから…。」
酒井雄二「す…凄い、命がけで仕事にかけるその情熱!!」
安岡優「ナレーションも見習わなきゃ駄目だよ(^-^)」
ナレーション「え〜、私も頑張ってますよぉ(T_T)」
黒沢カオル「ナレーションさん、今は何も言わない方が…。酒井が……。」
酒井雄二「えらいぞト書き!!俺はそんなお前が好きだ!!(感動)」
ナレーション「あぁぁ(泣)」
ト書き「感動する酒井に泣き喚くナレーター。」
村上てつや「すげ・・・こんな状態になってもまだ冷静だよ」
安岡優「っつうか、ト書きが最後の砦なんだから。人格持っちゃうと困るんだって」
北山陽一「そうだよなあ。どっかの誰かの二の舞になっちまったら困るもんなぁ・・・」
ナレーション「え?それってもしかして私のこと?」
村上てつや「(無視して)そうそう。だから取り敢えずト書きは冷静さを保ってもらって、話を進めるか」
ナレーション「むらかみさああ〜ん!!」
ト書き「それでは、はじめましょう。」
安岡優「ふはぁ、ほんとに冷静だなァ…。」
黒沢カオル「確かに…俺達も見習った方がいいよなァ…。」
酒井雄二「ト書きありがとう・・・。君がいてくれたからなんとか暴走止められるよ。」
ト書き「と、感謝されても感情表現の許されないト書きであった。」
北山陽一「さぁ、そんなト書きを見習って、俺達も始めよう。な、黒沢」
黒沢カオル「ほんとにもう怒らないか?お前。」
北山陽一「絶対大丈夫!」
黒沢カオル「ホントかよ?」
北山陽一「多分…。」
ト書き「黒沢カオル的にも、ドラマの進行的にも、多分では困る。そして黒沢は…。」
黒沢カオル「絶対もう切れない?(安岡に負けないくらいのかわいい上目使いで)」
ト書き「何が起こったのか、大胆なことをやっている。」
安岡優「大丈夫だって!ねぇ、てっちゃん?」
村上てつや「大丈夫だといいんだけどな・・・」
北山陽一「あっ…う、うん、分かった…(赤くなって、目を逸らす)」
安岡優「あっ、、、(ほんの少し嫉妬した感じで)赤くなってる、、、。」
ト書き「安岡(子悪魔)優、何を企んでいるのか、リーダーの心をかき乱す。」
村上てつや「ヤ、ヤス?」
安岡優「僕のなのに………」
村上てつや「ヤ、ヤス…………?(汗)」
黒沢カオル「な、なにが僕のなんだ?(汗)」
ト書き「今の発言により黒沢の心までかき乱す安岡。」
北山陽一「…………(ため息)」
ト書き「何もかもわかったようにため息をつく北山。」
安岡優「くろぽんが僕のとった……(泣)」
ト書き「純粋なFANの人が勘違いする事のないよう言っとくと嘘泣きである。」
村上てつや「ヤ、ヤスゥ〜?(半泣き)」
黒沢カオル「北山…お前まさか……」
北山陽一「………(ため息)安岡、ちゃんと主語をつけて言え。」
ト書き「黒沢に疑いの目で見られた北山は安岡にニッコリと言った。」
安岡優「(チッって顔)」
黒沢カオル「どう言う意味だよ?」
北山陽一「安岡!!」
安岡優「わかったよ!!(ふてくされ)」
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