旧京福電鉄

   二度の衝突事故から廃業に追い込まれた京福電鉄の営業権を譲り受ける第三セクターが設立され、営業再開を目指す時期、われわれ取材班は、何度か現地に足を運んだ。   路線図(9k)  


  福井駅内の案内板(12k)    福井駅には、電車代行バスが存在し、その乗り場がかつての東口ではないことが示されていた(左の写真)。かつてとは、様相が異なっている。  
   福井駅そのものは、高架化工事が進んでいる(右の写真)。いずれ風景そのものが激変することが明らかだ。   福井付近高架(7k)  
  福井駅東口(9k)    しかし、東口方面の風景は、かつてと大差ない。電車代行バスの姿が消え、電車が動いていた時代に戻ったかにすら見える(左の写真)。標示は混乱しているが、今あるのは代行バスではなく、代替バスである。路線は一応廃止されている。  
   旧京福電鉄ホームへ続く改札は、閉鎖されている(右の写真)。   福井駅改札跡(8k)  
  福井駅改札跡の看板(9k)    代替バスの乗り場は一般のバス乗り場に移った。問合せ先から、京福電鉄の鉄道事業部は消されている(左の写真)。京福は、廃業したのだ。  
   隣の新福井駅も、通路には鎖がかけられ、一応閉ざされている(右の写真:クリックで拡大)。   新福井駅改札(9k×2)  


  西別院駅(7k)    もっとも、駅の改装は、各駅に及んでいる。われわれ取材班が訪れた西別院駅も、塗り直され、看板を架け替えられていた。  


   新田塚駅付近(右の写真)のレールは錆びている。遠くで作業をしているようにも見えるが、様子は明らかでない。   新田塚駅付近(10k)  
  新田塚駅(7k)    この駅も、外壁を塗り直されている(左の写真)。  
   また、看板も架け替えられている(右の写真)。   新田塚駅看板(6k)  
  新田塚駅貼紙1(30k)
新田塚駅貼紙2(26k)
 しかし、そこは閉鎖されている。入口で見ることができるのは、当面電車がこないことを間接的に示す貼紙各種(上の写真×2)だけである。  
   外装や看板は変わっても、おざなりな代行バス路線図は、かつてのままに残されていた(右の写真)。   新田塚駅貼紙3(6k)  


  福井口駅(9k)    福井口駅もまた、塗り替えられていた(左の写真)。  
   かつての姿(右の写真)と見比べると、違いがよくわかる。もっとも、駅前の自転車の列は、変わっていない。   2001年の福井口駅(9k)  
  福井口駅前踏切東側から(8k)    駅前の踏切からは、作業をしているらしき風景も見える(左の写真)。  
   運転再開を控え、様々な工事が続いているようである(右の写真)。   福井口駅前踏切中央から(8k)  
  福井口駅ホーム(8k)    特に、ホームを削って何かしている様子(左の写真)は、今後の安全対策にでも関わるのか、大掛かりなものであった。  


   同駅の旧代行バス乗場は、普通の駐車場に戻っていた(右の写真)。   福井口旧代行バス乗場(8k)  
  代替バス(8k)    そこには、「電車代替バス」も停まっている(左の写真)。  
   そしてその向かいの建物には、鉄道の運営を引き受ける「えちぜん鉄道」の名が入っていた(右の写真)。   えちぜん鉄道の建物(7k)  
  電車1(9k) 電車2(8k)  
  電車3(8k)    車庫に隣接している福井口駅だからか、5月の段階で試運転とおぼしき風景も見られた(左・上の写真×3)。  


  越前開発駅(8k)    越前開発駅(左の写真)も、様子は似たようなものであった。  
   しかし、線路の敷石が少しだけ新しい(右の写真)。運転再開に向けた準備が進んでいなくはないことが、伺える。   越前開発駅ホーム等(8k)  


  永平寺口駅(8k) 2001年2月の東古市駅(6k)    東古市から名前が変わる永平寺口駅(左の写真×2)も、見た目については、他の駅と同様である。  
   覗ける限りの駅舎内の様子も、変わっている(右の写真×2)。細かい掲示はことごとく消え、ペンキが塗り直されている。昔のままの駅という雰囲気は、昔風の雰囲気に変わった。   永平寺口駅内部(6k)
2001年2月の東古市駅内部(6k)
 
  永平寺口駅貼紙(5k)    もっとも、代行バスを案内する貼紙には、古い駅名が残っている(左の写真)。  
   ホームも、微妙に改修され、線路に面したあたりが固め直されている(右の写真)。   永平寺口駅ホーム(8k)  
  永平寺口駅名標(9k)    昔のものを再利用して見た目だけ変えているのは、ホームに立つ駅名標も他と変わらない(左の写真)。  
   駅前の自転車置き場には、この一連の工事に関して看板があり、これも運転再開が近いことを示す(右の写真:クリックで拡大)。   永平寺口駅自転車置場(8・20k)  
  電車(7k)    駅裏あたりからは、かつて永平寺へ向かっていた線路に、電車が置かれている(左の写真)のが見える。  
   完全に廃止された永平寺への路線は、廃棄物置き場なのか。このあたりの電車は、塗装が剥がれても放置されている(右の写真)。   電車を近くから(7k)  


  小舟渡駅(8k)    改装は、小舟渡駅(左の写真)のような、まだ運転が再開されない区間にも及んでいる。  
   もっとも、付近にあったかまぶろ温泉は閉鎖されている(右の写真)。建物は、完全に取り壊されていた。   旧かまぶろ入口(7k)  


  保田駅(7k)    周囲に何もない保田駅(左の写真)も、同様である。  


   その先の比島駅(右の写真)にしても、一応の整備はなされている。   比島駅(6k)  
  比島駅ホームと線路(8k)    もっとも、ホーム上の小屋には看板が出ていないし、線路は錆びている(左の写真)。もしかすると、まだ改装工事が終わっていないのかも知れない。  
   ホームには、地元の人が作った花壇があり、カップ入りの苗が放置されていた(右の写真)。   比島駅の花(8k)  
  比島駅前踏切の標示(8k)    また、駅前の踏切は、使用中止の標示を出していた(左の写真)。  


   終点の勝山駅(右の写真)は、バスターミナルを兼ねているからか、看板しか変わっていない。   勝山駅(7k)  
  勝山駅時刻表(7・5k)    それでも、運転再開を前提にした時刻表が、既に掲示されている(左の写真:クリックで拡大)。  
   路線存続を願って描かれた絵も、飾られ続けている(右の写真)。   勝山駅内の絵(9k)  
  勝山駅改札付近(7k)    改札付近には、古い名前と新しい名前・古い掲示と新しい掲示が入り乱れている(左の写真)。  
   そこには地元関連団体の名前もあれば、いつのものかもわからないようなホーロー引きの板もある(右の写真×2)。新しい会社名が入った路線図が、これに並んでいる。   勝山駅改札付近拡大1(8k) 勝山駅改札付近拡大2(7k)  
  勝山の代替バス(7k)    駅前では、電車代替バスが待っている(左の写真)。ここはバスの車庫をも兼ねているようである。  
   見るからに古そうな建物(右の写真)も、勝山駅前には残っている。   勝山駅前の建物(7k)  
  勝山駅前の恐竜(9k)    駅前には、恐竜の像が立つ(左の写真)。しかし、この駅を利用する観光客は、殆どいないらしい。  


   ところで、6月には、試運転が既に始まっていた(右の写真)。   試運転(8k)  
  折り返す電車(8,8,7,7k)    われわれ取材班は、東古市駅付近を走る試運転電車(左の写真)等を見た。
停止:
 
   ところで、福井県の主要駅等には、肝心な情報が全然入っていない、多分業者の利権以外に価値のない観光案内マシーンがある(右の写真)。   観光案内機(7k)  
  観光案内機(6k)    そこにも、えちぜん鉄道に関する注意書きが、一応あった(左の写真)。  
 
(無印=2003年5月下旬・青枠=2003年6月下旬・赤枠=2003年8月下旬取材)
 



周辺地図: 新田塚 西別院 福井 福井口 越前開発 東古市 小舟渡 勝山 行き方
その他の報告:2001年2月2001年6月2005年
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