| 1982年2月、都心のホテルで大火災が発生した。裁判所の競売と保険会社による自己競落、そして保険会社の破綻という荒波を経て、解体が始まるまで16年を要したこの土地には、今は外資系会社のビルが建っている(右の写真)。 |
|
| 決して高層ビルが並ぶわけではない街区で、国会議事堂さえ見下ろせるこのビルは、空に向けて突出している(左の写真)。 |
| 商店街があるわけでもないビルの玄関を行き交う人は、あまりいない(右の写真)。 |
|
| そして、かつてのこの地での経緯を示すものは、何もない。ただ、少しだけありがちでない雰囲気を持つ近代的なビルがある。それだけである。 |
| 昼の繁華街とは異なる様相の雑踏の中、われわれ取材班は、このビル(右の写真)に見下ろされ続けた。 |
|