山もの
0911.五島の山を縦横無尽! この企画は下の3つがあわさったハイブリッドもんですね。MTB(マウンテンバイク)で山を登り滑落し、七岳で尾根道トレッキングを楽しむ。まさに福江島の山の幸フルコースを味わうのです。 |
0306. 七岳トレッキング(尾根歩き) 七岳が好き♪弘法大師空海が登ったというのもうなづける、九州百名山のひとつ。第4峰の頂上は360℃の絶景だあ!! 0309.鬼岳滑落(MTB) 鬼岳トレッキングが、いつのまにか鬼岳滑落企画に変わってしまった。だっておもしろそうじゃないか!忘れられんビールを飲むためにMTBを担いで山頂へ登り、ダウンヒルのタイムを競う。 11月ごろやろうと思っている。02年の目玉企画!! 0307. 鬼岳トレッキング(尾根歩き) 鬼岳はヨイ。夏の抹茶プリン状態を鐙瀬(アブンゼ)公園から眺めるのもイイけど、山頂尾根づたい(火口の上)に歩くのは空中散歩気分。まわりがひらけてるし、眼下は東シナ海!Oh yahh! また、子どもも大人もダンボール持参で斜面をすべるべし!!手軽な穴場なんです。ヨイヨ!! |
0912.鬼岳でソリ遊び!…いや、遊びというより滑落じゃないか!というツッコミはさておき思う存分楽しんでやろうじゃん!バトル(略して鬼岳ソリバトル!) 去年から、雪が降ったら鬼岳をソリで滑ろうと計画していたが、ワシは03年1月の大雪の日、島原に居たためどうにもならなかった。今冬こそは!と気合を入れていたら、10年レベルの大寒波が続き、みごとに鬼岳は白銀の世界と化した。よーし!週末もかぶったことだし、いっちょやったろうじゃないかい! 実施 04/01/25 参加2名(カドジュン、まんじー) 鬼岳 前日まんじーに頼み、オ○ダで500円のソリを買ってきてもらった。値段からしてあきらかに子ども用だが、最悪のときには段ボールでもいいやと考えていたから、ワシらにとってはかなりのハイテクマシーンだった。なにより五島でソリが売ってあるのに驚いた。まんじーから赤いソリを渡された瞬間、転覆隊・雄叫びの西橋さんを連想し、即座にレッドバロン・エックスと名前をつけた。カヌーにレッドバロン、ハローサチコさん丸、オシッコ吸い取りポンプにシーホース3号… 西橋さんのネーミングのセンスは本当に電○なのか?と思わせるものだが、まあいいや!オモシロイから。。。朝10時に鬼岳の駐車場に着くとまだ車はなかった。ワシらの貸し切りだ。だいたい今日は下界で市民駅伝なんかやるらしい。。。みんな山どころじゃないのだろう。 通常、鬼岳で滑るといえば駐車場を上がってすぐのところだが、ゴンでそんなところをやっても面白くなさそうなので、一気に山頂を目指すことにした。徒歩20分、 吹き溜まりが多くヒザ上まで雪で埋まる。カッコよくいえばスノートレッキングというのだろうが、まんじーは白のフードをかぶって、まるでほっかむりをかぶったドロボーみたいなのだ。しかも時々吹雪くし、八甲田山だった。もし事故でも起こしたら、しばらく発見されないだろう。前日まんじーが携帯をなくして騒いでいたこともあり、車の鍵とビデオしか持って来ていない。(ビデオは必携だ!)吹き溜まりを先導するまんじー。ワシは撮影。寒さのせいでビデオのバッテリーは不調。だましだましもっていく。 すり鉢状の火口への斜面で一番傾斜がなさそうなところまできた。「よし、行こう!」まんじーが先頭きって滑り降りる!けっこうよさげなスピードだ。ゴンはやっぱこうじゃなきゃな!傾斜が途中からきつくなるため姿が消えた。再びまんじーがあらわれるのをみて、ワシもビデオを構えたままスタート!普通は体育座りみたいに、こんなソリは乗るのだろうが、傾斜のせいでかなり寝そべったような状態じゃないとバランスが悪かった。まるでリュージュのようなスタイルで一気に下り降りる。まんじーが雪まみれになって待ってた。ワシも雪にまみれた。カメラもまみれた。サイコーに楽しかった!ひさびさに脳内火薬が炸裂し、アドレナリンがドパーッ!って感じになった!しかも沈しても全然痛くない!雪で遊ぶなんて本当に子どものとき以来だ。大人になって小学校で働いていたときには、ほとんど積もることがなかったので遊ばなかった。 撮影をかわりつつ、交代で滑る。スピードに思わずキャッホー!と叫び、転倒すればギャハハハ!と笑う。子どもとなんら変わりない。あまりのスピードに跳ね上がった雪が顔に積もる。下りきったころには顔面雪だらけで大爆笑!本当にガキだ。うーん、しかしバイクの風除けにつかうシールドが欲しいな!来年は絶対改造しちゃる!思うのだが、男は時々こんな子どものころにやった遊びにチャレンジするべきだ。子どものころ持ってた興味や好奇心は大人になっても必要だと思うのだ。ワシはいまも仕事に理想を求めてる。でないと充実した仕事ができないんだ。今度、転覆隊7冊目の本が出るが、タイトルは「悪ガキオヤジが川に行く!」広告代理店、国内トップの電○サラリーマンがそうだしね。ワシらも転覆隊スタイルで楽しみ続けることだろう。しかし、弱点は山へ登るキツサだろう。通常の2倍はキツイ!子どものころと違うのは、好奇心によって無尽蔵に引き出されていた体力がないことだろう。それから、「リュージュやボブスレーの仲間でアタマから突っこむスケルトンという競技があるじゃないか。あのスタイルはやめといたほうがいいだろう。。。」とまんじーに言った。いや、いつまんじーが「やる!」と言いだすかわからない怖さもあったのだ。だいたいあのスケルトンというヤツは、考えたのは間違いなくまんじー以上の命知らずだと思う。なぜあそこまでやらなきゃいけないのか?まったく理解に苦しむ。死んだら上手いビールも呑めんだろうに。。。 もともと体力的に燃費が悪いまんじーは「登りさえなけりゃ…」とぼやいていた。 ワシも何回でもやりてえ!というタイプじゃない。一回でも充実すれば満足しちゃうタイプなので、あと1回ずつぐらい滑ってもうそろそろやめようかということなった。まんじーがオモシロそうな斜面をさがしてスタート。ビデオのファインダー越しにまんじーの体が浮いた!!なにーっ?!まんじーが土が盛り上がったところをジャンプ台にして跳ね上がったのだ!距離にして2〜3m、人間の体が浮く状態がツボにはまり、涙出るぐらい笑った。ワシのラストライドは、スピードにかなりのったが、その分顔中積雪してしまって視界ゼロだった。。。かなりの恐怖である。その後、サイクリングロードに出て駐車場を目ざした。 後日、ターにこのビデオをみせたところ絶句していた。。。たしかに知らない人がこのビデオをみたら滑落だと思うだろう。やってる本人たちは本当に楽しかったのだが… いや、本当に楽しかったんだよ! だいたい、日本人というのは安全とか責任とかにうるさ過ぎる。たしかに命に関わるような度を越した活動や無謀な活動はいかがなものかと思うが、基本的に自分で責任をもった遊びができない人は人生をかなり損していると思う。よく言われてるが、ナイフは危ないから持っちゃいけませんじゃなくて、痛みを知って使い方を知ることこそ危機管理だろう。一生避けて通れるもんでもなし。。。ワシらはもし事故を起こしても自己責任であって、他人の責任にはしないことを大前提にしている。大人が自分の責任で遊ぶのだ。他人に迷惑かけなけりゃいいじゃないか!と思うのはダメなのだろうか?その壁を越えたらオモシロイ世界が広がるんだけどなあ。。。いや、バトルに限らずいい景色を眺めるとかでもいいんだけど、アウトドアという非日常の世界は人生をリセットしてくれる効用があるんだ。 とりあえず今年の雪には大満足だった。来年以降も楽しみだ。。。やっぱりバトルはオモシロイ!この体験で少なくとも3回は美味い酒が呑めるからだ! |
この鬼岳をみて 「ケーキみたいでおいしそうだ」と思った みるだけで食欲を刺激する山なんて 日本中さがしてもないんじゃないか? |
山頂を目指すまんじー ほっかむりをしたドロボーみたいだった |
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眼下には雪の村と化した崎山と 吹雪にかすんだ奥には箕岳・臼岳 |
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もんどりうって沈するカドジュン しかし地面があるから安心なのだ! (画像をクリックすると雪が積もった カドジュンに切り替わります) |
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誰がつくったのか知らないけど この脱力系雪ダルマがツボだった なさけない表情といい 体のかたむき具合といい 背後の『花いっぱいのまちづくり』の 立て看板とのミスマッチといい サイコーだった! |
ジャンプするまんじー! 体をはって人間は飛べることを証明 |
五島でこんな白銀の世界は珍しい |
0905. 父ヶ岳(ててがたけ=五島列島最高峰)制覇!(たいへんよー) 五島を制覇した!という達成感のためだけに、へなちょこ登山人(インチキトレッカー=ワシみたいな…)は山を登れるのか?道はナイに等しいし、はっきりいって、登っても景色は悪いぞ!!私は必要最低限しか登らない。七岳もそうだけど、一歩間違うと岐宿町におりてしまうらしい。 ※関連企画『プロジェクトG 父ヶ岳を切り拓け!』もあります。 |
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実施 04/01/31 参加1名(カドジュン) 父ヶ岳 久々の父ヶ岳である。10年近く前に七嶽神社の方から登り、道がわからずヒドイ目にあったのがトラウマになった。だから今回は登山道があるという岐宿町大川原ダムの方から挑戦してみようと思う。このルートは川原小学校の生徒も登ったらしいからOKだろう。(あいかわらずこの甘い判断がトラブルの元となる) まずは車でアプローチできるところまで行ってみる。途中、何年かぶりに大川原ダムに到着。このダムは歴史が古いためか、ダムの表面に石が積まれていてコンクリのダムとは趣きが違う。一度見に行くのもいいかもしれない。ダムの上をわたらない左岸の道は工事中で道は広かった。右岸の道は分岐して三井楽に抜けることができる。ワシは左岸を選択する。行けるところまで行くと車が何台も止まっていた。どうも間伐作業中のようである。『作業中につき入林禁止』… 理屈がよくわからんし、ワシャ登山だし、心配しなくても作業のジャマなんかせんぞ(?)と堂々入山。 しばらくは川沿いに道らしきものがあったのだが、すぐに途切れてしまった。しかたがないので沢づたいに登ることにする。途中、何ヶ所も炭焼きの跡をみつけた。しかし、その跡のなかで焚き火やゴミを放置してるのをみつけて腹が立った。たぶんその森林作業してる人たちじゃないかと思うのだが、山に食わせてもらってんのに平気で山を汚す。矛盾してないか?(でも違ってたらゴメンナサイ!いつもいつも山の管理ご苦労様!てへ!) 沢というのは基本的に傾斜が急できつい。さらに大雨の後に何回か崩れたせいで足場も悪い。石を何回も下へ蹴落とした。これじゃ集団トレッキングは危ないと思う。山深くなると傾斜もさらにきつくなる。迷いが出てくるとお決まりの自問自答がはじまる。「本当に小学生が登ったのか?」「別かも。。。」「ルート間違ってんじゃねえか?」「そうかも。。。」「なんでこんなことやってんだ?」「なんでだろ?」とてもじゃないが、とんでもなくキツイ。ワシがこのざまじゃ、普通の人は絶対山が嫌いになる。まんじーやみぼこのバテる姿が簡単に想像できた。ワシにとって2人は一般的な体力の持ち主で、2人がキツければ普通の人もキツイだろうと判断できるのだ。まるでリトマス試験紙のような2人だが、こういうと「普通って何ですか!?」とつっこまれてワシも困る。実際、頼りになるのは『帰ってきたMVP・GPS!(なげえな)』であった。木にさえぎられて衛星からの電波は心もとないのだが、山頂の場所を登録してあったので大体の方向は把握できた。ヤブこぎさえしなければ何とかなりそうだったのでがんばってみる。350mぐらいの高度で尾根に辿りつく。尾根道らしきものがあったので道に迷わないように目印を残しつつ歩き、ついに山頂到着! 以前よりも開けたところと見えなくなったところがある気がした。しかし、あらためてみるとこの景色はスゴイ!絶景だ!七嶽、丹奈、山内盆地、岐宿町、三井楽町…ふだんと違ったアングルで島を見渡すことができる。ピークから少しはなれたところには1週間前に降った雪(鬼岳ソリ遊び↑参照)がまだ残っていた。たしかに山頂は2、3℃気温が低いはずだけど、ここはやはり下界とは違うんだなと実感。さらにそこからは高浜、頓泊、嵯峨島をきれいに見下ろすことができた。これはかなりの絶景だ! この山が五島列島で一番高いと考えたら、やはり気分が違う。「ウハハッ!五島はワシのもんじゃ!」なんて気にもなる。登りにくく誰も寄せ付けない孤高の山はまるで別の世界だった。完全な非日常を楽しむ。時間は3時を過ぎて、山の夜は早い。帰りに1時間かからないだろうが下山する。帰り道、登山道らしきものをみつけた。今さら… 後日、川原小学校の先生からワシが登ったルートは違うことをきいた。。。やっぱりか。。。小学生が登ったのはダム湖の右側から奥に進んだ突き当たりからだそうである。。。なんだかなあ。。。 |
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あきらかに七嶽が低い! このアングルもめずらしい |
山内盆地も一部しかみえない それだけ秘境かもしれない |
三井楽、岐宿を見渡せる 手前にあるのは大川原ダム湖 |
頓泊と高浜、嵯峨島 偶然発見したポイントだけど この高さからみれるとは 思わなかった |
雪が降ったのは1週間前なのに 山頂に雪が残る 五島では珍しいよな |
大川原ダム湖からみる父ヶ岳 一番奥のピラミダルな山容がそそる |
父ヶ岳正規ルート・ガイドVersion.2 実施 05/01/15 参加4名(カドジュン、役所職員2名、川原小の牛嶋先生) 岐宿町大川原地区から大川原ダムへ向かう。ダム湖沿いに2つの林道がのびている。ダムをわたった西側は登山道が整備されている。車でかなり奥までいけるが、スタックや木でこするなど、あまりオススメしない。行き止まりから小川の対岸をみると小さな看板(画像@)。10分ほど歩くとお社がある(画像A)。お社の左側から沢沿いに歩いていくと尾根に小さな看板。そこから心臓破りな坂が続くが、よじ登らないだけ七嶽よりは安全。ただしキツイ!最近、山頂付近の木も半分ぐらい切り払われ展望も良くなった(画像B、C)。山頂から20m先まで進むと玉之浦町島山島〜三井楽〜岐宿が見渡せる絶景ポイントがある(オススメ ↑に画像があります) |
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画像@ 小さい看板なのでよく探しましょう |
画像A お社で清めをして入山しました |
画像B 山頂に看板、1年前はありませんでした |
画像C 山頂からの眺望がかなり良くなりました |
父ヶ岳ルートガイド05−06 版 北九州の方からおたずねされたので、約1年ぶりに登山道口を目指しました。以下はメールで送った内容です。今シーズン登ろうと思う方は参考にしてください。 (送信メールから転載) 大川原地区から大川原ダムまでが約5km。ほとんど舗装されていますが、一部砂利道、草が生えています。ダムから行き止まりまでが約2.5kmです。 ここから道のコンディションが多少変わっていました。今までと違うのは、ダムをわたってからの道の両脇が刈り取られていました。ただし全て未舗装と思ってください。ゆっくり行けば問題はないと思いますが、スタックや車の底をこする可能性はあります。ダムをわたらずにまっすぐ行くと間違いなく私と同じような迷い方をすると思います。ご注意ください。
行き止まり地点から小川の対岸を見ると小さな看板があります。道なりに進んだ後、一度川べりに降ります。あとは川伝いに上流へ進むとお社があります。お社からは、ほぼ沢沿いに登って行くと尾根に出て、また小さな看板があると思います。そこからまっすぐ歩いていけば山頂です。山頂からは七嶽も見えます。あと山頂から、北西へ尾根伝いに20mほど行きますと一番のビューポイントがあります。そこがお気に入りです。お楽しみに。。。 |
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