『 週刊 Hanko 』300号
題名:「週刊Hanko」号外!
★☆★ 生まれました! ★☆★
H9年4月2日,予定通りに赤ちゃんが生まれました。
予想に反して,女の子でした。(3130g)
女の子なら,1日早く出てこいよ〜〜,と言っていたのに,しっかり4月2日に出てきました。あ〜,出席番号1番!
やっぱり,おなかに向かって「太郎くん」と呼び掛けていたのがいけなかったかな。でも,すご〜〜〜い暴れん坊だったから,絶対男だと思ってたんだよぉ。
はるか
名前は 『斎 藤 春 歌』 と申します。
我が家のニューフェイス,どうぞよろしく。
というわけで,取り急ぎご報告でした。
No.300は,また後ほど改めて。書きたいことは,い〜〜っぱいあって・・
でも時間はなくて・・困ったわん。
ではでは皆さん,もうしばらく,ごきげんよう。
1997.04.16 斎藤 範子(Hanko)
題名:「週刊Hanko」No.300
新年度は順調に滑り出していらっしゃるでしょうか。桜が終わり,ツツジやサツキ,木蓮にハナミズキ,チューリップにすみれに・・と,どこにいっても華やかな暖かい季節となりました。我が家の次女「春歌」も,無事1カ月を迎えようとしています。蝶がヒラヒラ舞うような優雅な春とは大違い,ひたすらあわただしい毎日です。2人の子育ては,二倍じゃなく二乗だ,と聞いてはいましたが,まさしくその通り。当分はこんな生活が続くんでしょうねー。
ではでは,ここ1カ月のご報告をしてみたいと思います。
◆1997年4月2日〜出産〜◆
どうせ遅くなるに違いないという予想に反し,予定日の朝からちくちくとおなかに痛みが・・。もしや,という疑いが,お昼頃には「きたな・・」という確信に。しかし,その日は夏希の予防接種があったので,入院準備品を全部車に積み込んで,1時頃会場へ。そこで会った友達と,「いつ生まれるの?」「多分,今日。」というキワドイ会話も交わしました。
診察の結果,3時頃入院が決まり,夕方から痛みが増し,8時頃分娩台に上がり,8時8分に女の子が誕生しました。
しかし,トントン拍子にいったからといって,痛くないワケはないのだぁぁぁ!(わかっちゃいたけど)
どんな恰好をしていても痛いものは痛い!起きていようが寝ていようが,はいつくばっていようが,痛みはぎゅーぎゅーやってくる。もう勘弁してぇ〜〜!と思いながら,這い上がるように分娩台に昇って,あとはもう無我夢中。
いきんだのはたった3回。夏希の時に,何時間もかけて,精も根も尽き果てるほどいきんだことを思うと,経産婦の早ワザ!と,我ながら驚いてしまいましたが,実は産んだ後も足の震えが止まらないほどパニクってました。(^_^;)
それでも,今回も旦那が立ち合ってくれたので,その点は心丈夫でありましたが。。
◆産後〜入院中〜◆
産後は安静・休養・・とか申しますが,旦那はもちろん,実家の両親もなかなか忙しい人達で,私は出産翌日から,病院の個室で,生まれたばかりの春歌とイタズラ盛りの夏希の二人を子守りながら過ごしたのでした。両方が起きてる時はもう大変!
夏希にみかんの皮をむいてやったり,イタズラするのを追い掛け回したり,散らかした物を片付けたり・・。全部,オッパイやりながら,片手でこなすのです。私も大変でしたが,誕生翌日からこの乱暴な授乳に耐えた春歌の方も,相当な試練だったでしょうね。(^_^;)
2人目は鍛えられるねぇ,まったく。
◆「春歌」について◆
名前は,パパがつけました。「はるか」というのは最近よく聞くので,どうかと思いましたが,「夏希」の妹でもあるし,桜の花満開の日に生まれたので,「春」を使いたいということと,「歌」という字をひらめいたのとで,この名前に決まりました。花や虫たちが一斉に春の喜びを歌うように,明るく元気な子に育ってほしいという願いです。
毎日,大仏のような顔でよく寝る子で助かります。ママも2度目だけど私も2度目よ,とでも言いたそうなほど,夏希に比べて世慣れしていて,ちょっとやそっとのことでは驚きません。これは大物になるぞ??というもっぱらの評判です。オッパイを飲んだ後に,にーーっ・・と笑うような顔をするのが何とも言えず幸せそうで・・。
血液型は旦那と夏希と同じくO型でした。B型家族にしてやろうと思っていたの残念だなぁ。でもB型は一家に一人が平和でいいのかも??(^_^)
◆夏希について◆
どのくらい赤ちゃん返りをするのだろうかと不安と興味でいっぱいでしたが,意外としっかり者のお姉ちゃんになってしまったようです。時々私に甘えたり,哺乳ビンを使いたがったりはしますが,春歌のそばに来ては頭をなで,「いもーと,はるちゃん,かわいーねー,いいこいいこ,おねーちゃんだよー,ちゅー!」などと,1オクターブ高い声で話しかけています。自分の食べている物やオモチャを持たせようとしたり,だっこしたがったり,何かと世話を焼きたがりますが,できることなら春歌の通訳をしてくれると嬉しいんだけどなぁ,ママは。
最近は朝6時頃起き,「おじーちゃん,おばーちゃん,おきて!おさんぽいくー!」と大声で起こしてまわり,朝飯前の散歩をし,近くの神社でブランコに乗り,誰よりも早く朝食を食べ・・。日中は水遊びと砂遊びに興じ,毎日びしょぬれになって着替えるのが日課です。つきあわされるじーばーも,なかなかハードな毎日。
口の方も達者になり,「パパ,がっこー,いっちゃった」「こんちわ〜。おばちゃん,お茶どーぞ」「こいぼりー(こいのぼり),いっぱい!おいでおいで」などなど,日本語らしくなってきて楽しくなりました。最近の十八番は「い・ぬ・の〜〜おまわりたん。コマッテマッテ,わんわんわん」。1日に何百回でもエンドレスで歌っております。(^_^;)
◆オッパイについて◆
今回は,入院中にいきなり胸がでっかーくなってしまい,退院用に持ってきた洋服の胸のボタンがはじけて止まらない!という夢のような事態がおこりました。量もたくさん出るようだし・・ルンルン・・。と,ところが・・!
数カ月前からの咳がちっとも治らず,これはおかしいというのでちゃんと調べてもらったら,なんとマイコプラズマが原因の気管支炎とのこと。すぐに抗生物質を飲むことになり,こんなに出ているオッパイを春歌に飲ませることができなくなってしまいました。しくしく,しくしく・・。(;_;)
オッパイが出ないならまだしも,出るのをしぼって捨てながらミルクを飲ませるなんて,涙が出てしまうよ。もう一度オッパイを飲ませたいから子供を産む,という人だっているんだから。えーんえーん。もともと豊かな胸ではないので,吸わせなくなったとたん,早速しぼんできちゃいました。咳が治っても,オッパイが出なくなっちゃったら,あたしゃ声出して泣くよ!早く治れ〜〜!
◆二児のパパとママ◆
夏希の時は夏休み,春歌の時は春休み。なんてラッキー!と思っていましたが,新学期の準備で忙しい先生はとても春休みどころではなく,新学期が始まってしまえばこれはこれで忙しく,あまり春歌を抱いているヒマがありません。
でも,ママが睡眠不足でグロッキー,じーばーも毎日夏希にふりまわされてくたくた,というわけで,先日はパパが泊りに来て,春歌の沐浴と,夜中のミルクとオムツの担当もしてくれました。おかげでママは3週間ぶりに熟睡でき,少し元気を取り戻しました。
今は,炊事と夏希の相手は親まかせでコレなのに,斎藤家に戻ってちゃんと主婦できるのでしょーか。今からおそろしーです。(^_^;)
というわけで,大雑把な近況報告でした。このくらいではまだまだストレス解消にならないのですが,文字通り子供に振り回されて身動きがとれない状態なので,なんとか少しずつでも書きためて,お送りしたいと思っています。これからもどうぞよろしく。m(._.)m
また,皆さんのいろんな奮闘記(子育てに限らず)も教えて下さい。励みにして頑張りたいと思います。
ではでは,皆さんお元気でお過ごし下さい。
1997.04.29 斎藤 範子(Hanko)
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