『 週刊 Hanko 』
320号
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こんにゃく掘りも終わり,お天気もいい今日この頃,またお散歩の復活!です。久々の大塩ダムには,たくさんのカモが泳いでいました。越冬の準備ですね。日差しは柔らかく暖かいけれど,さすがに寒さは厳しくなりました。もう出歩くには,帽子と手袋が必需品です。
◆お茶◆
寒い季節にはあったか〜いお茶…。ということで,我が家では最近色々なお茶を楽しんでいます。(^_^)u〜
○ウーロン茶
ティーバッグで買ってきました。お手軽で,畑仕事のお茶の時間にも大活躍しました。
○どくだみ茶
杜中茶が終わってしまったので今度はコレ。どくだみ・はと麦・はぶ茶・くこ葉・柿葉・くまざさ・中国番茶・甘草の八種配合茶。見るからに聞くからに健康そう。食後にあいます。「くこ」と言えば…。あの「風の谷のナウシカ」に出てきましたっけ?
○苦そば茶
前にも(エタノール入りで)登場しましたが,この間の戸隠旅行で買ってきました。苦ソバには「日本ソバにはないシス・ウンベル酸」や,「日本ソバの100倍のルチン」,ビタミンCとEがたくさん含まれていてお肌にとってもいいとのことですが…。シス・ウンベル酸やルチンとは何者だか知りませんが,やわらかい黄緑色と,香ばしい味と香りは絶品です。今,斎藤家で一番人気です。(^-^)
○羅布麻茶(らふまちゃ)
以前にワイドショーだかで紹介されたら一気に売り切れたそうですが,私の母はしっかり買っていて分けてくれました。「各種ビタミン・フラボノイド・カルシウム・鉄分・カリウム・ミネラル分等の微量元素を豊富に含有し,しかもノンカェイン」の健康茶。塩やカロリーを気にかけている人には最適とか。ちょっと苦くて,いかにも「良薬」という感じがします。
○減肥茶
魅力的な名前にひかれて何度か飲みましたが,… 旦那が聞きかじってきたところによると,威力も去ることながら副作用も強いとか?で,あまり飲んでいません。肝心の副作用については詳細を知らないのですが,もし御存知の方がいらしたら教えて下さい。
◆油断はできぬ…近頃の姉妹◆
夏希はビテオに感情移入が激しく,最近は画面の中のどんぐりやお弁当を見て「夏ちゃんの!夏ちゃんのだよ!」と,TVの中に手をつっこむ勢いで騒いでいます。
春歌は,仰向けで寝ている時に頭の下で両手を組むのがクセになり,眠っている時も,オムツをとりかえている時も,なんだか偉そうで笑ってしまう。(^・^)
二人の仲がいいのはとても嬉しいことなのですが,今日は夏希が「はい,これ食べな」と,なんと紙を食べさせていました!あわてて口の中から取り出しましたが,夏希の手に残っていたのは,約半分になった葉書の残骸でした…。あああ〜…。
◆「どんぐりの家」山本おさむ・小学館◆
1993年にビッグコミックに連載され,大反響を呼んだ話題作,というので御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが,今日までに5巻発行されています。先日全巻買って一気に読みました。「ろう重複障害」を持つ子供(聴覚障害の他に知的障害・情緒障害など複数の障害を合わせ持つ)とその家族,そして彼らをとりまく人々が,悩み考え成長していく姿を描いた感動的な作品です。
「どんぐりの家」というのは埼玉県大宮市に実在する,ろう重複障害者が通う共同作業所で,これができるまでの長く険しい道のりがこの作品のモデルとなっています。家庭や学校での苦労や絶望や,修羅場のような日常の育児・指導の様子が事細かに描かれていて,心にずしんと鉛の塊を置かれたような気持ちになると同時に,かすかな希望の光も確実に感じられる,そんな作品です。教育とか,育児とかの原点を見るような気がしました。つまり… 「愛する」=「共に生きる」ということでしょうか。
命の重さは皆同じ。人には「愛する能力」がある。と思いました。神は偉大な能力を人間に授けて下さったのです。上手に生かさなければ。
12月も半ばとなりました。気が重たいのは大掃除。散らかし魔二人をどこかに預けて徹底的にやりたいものですが…。1日じゃ無理だろうなぁ。^_^;
コワい風邪のウワサも聞いています。どうぞ皆様気をつけてお過ごし下さいね。
1997.12.15 斎藤 範子(Hanko)
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