『 週刊 Hanko 』 365号
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 ついに春歌が風邪をひきました。でも8度ちょっとの熱が1日出ただけで,あとは咳と鼻水だけで元気にしています。それにしても,熱っぽい顔をしてゼーゼーしながらも,焼芋を手放さず,読んでほしいと持ってきた絵本が「りんごたべよう」…。さすが強者。^_^;

◆新たなる挑戦!?◆
 皆様のご家庭では,家計簿というものを,ちゃんとつけていらっしゃるでしょうか。私も結婚してから,市販の家計簿や,ノートに罫線ひいて作った自分流のや,毎年色々と試してきました。家計簿ソフトの噂は色々と聞いていましたが,私はパソコンより断然「紙」派。パソコンでやると几帳面に計算されて,ルーズな私には使いにくいのではないか?という先入観と,ソロバンをパチパチはじくことや,手にとって全体をざっと見渡せる安易さが好きだったのと,何より!パソコンの前に座って電源をいれなきゃ使えないなんて!(だってうちのパソコンルームは狭くて暑くて寒い!)というわけで,ずっと帳面を愛用していたのです。が,昨年末,ついにうやむやになって,決算できずに終わってしまいました。^_^;

 ところが。
 去年のクリスマス。なんとサンタさんがノートパソコンを送ってくれたのです!…と言っても,私が望んでいた親指シフトキーボードではなく,JIS配列(F社は親指ユーザを見捨てた!?ゆ,ゆるせ〜ん!)。F社在籍時代,しっかり教育されてJISが使えない体になってしまった私としては,嬉しい反面ちょっとばかり敷居が高く,年末年始の忙しさに,しばらく眠らせていたのでした。
 が,先日指ならしに何かしようと立ち上げて,まず目についたのが「家計簿」。ま,ちょっとやってみるか…。…。…。
 と,そのままハマってしまいました。^_^;
 いや〜〜〜,ラクチンです。(^_^) 炬燵にあたりながらパソコンをいじれる暖かさ。数字を入れれば一瞬に計算してくれる素早さ!ルーズな人はそれなりに使えばよい,という柔軟さ?? もう,これはたまりませんね。^_^;

 しかし,DOSユーザの人間にとって,ネックはWINDOWS。今どきマウスが使えないなんて情けない話ですが,入力の場面で,リターンキーと左クリックの使いわけがいまだによくわかりません。^_^; 旦那は「慣れるしかない」と言うし,まぁ確かにそうなのだろうと,試行錯誤を繰り返してマウス!? ^_^;
 数日前に,ブラインドタッチ練習用のゲームソフトもインストールしてもらい(旦那なしではいじれない悲しさ。;_;),夜な夜なキー入力の練習にも励んでいます。^_^;
 指になじんだFMRは今さら手放せませんが,だんだんWINDOWSも使えるようになるぞっ! JISキーボードだってバラバラ打つようになるぞっ!…と,密かに燃えております。なんだか初心者みたいで新鮮。^_^;

◆夏希の「一寸法師」◆
 夏希を寝かせつける時に,よくお話をせがまれます。「桃太郎」が定番でしたが,「三匹のコブタ」も好きらしい。「浦島太郎」は,あまりウケませんでした。^_^; ところで最近は「一寸法師」のリクエストが多いのですが,実は私,一寸法師の誕生秘話?を忘れてしまいました。^_^; それで,なぜ彼がおじぃさんとおばぁさんに育てられるようになったか…というところだけは,いつもうやむやに話しているのです。「子供を授けてほしいと毎日お祈りしていたら,神様が小さな子供を授けてくれました…」というように。
 桃太郎は桃から生まれて,かぐや姫は竹から出てきて,… 一寸法師はどうやって現れたのでしたっけ???

 ところがある日のこと。
 「ママ! ナッチャンが,一寸法師のお話してあげる。昔むかし,あるところにおじぃさんとおばぁさんが住んでいました。でも子供がなかったので,おじぃさんがタマゴをうんで,中から男の子が出てきました。男の子は毎日たくさんごはんを食べましたが,ちっとも大きくなりませんでした,とゆー,オハナシ。(*^_^*)」

 …うーむ,このフレーズはどこから出てきたのでしょうか。子供の想像力,おそるべし。^_^;


 そうこうしている間に,春歌の風邪が夏希にうつりました。でも咳と鼻水のみ。春歌の方は快方に向かい,なんだか急にハイになっています。妙にテンションが高い。どうしたのでしょうか。特に,「とーるー!とーるー!」と,恐竜の出てくる絵本を眺めている時は目が輝いている。「ほーら,みて。とーるー。」 つられて夏希も「きょーるー」ブームになっています。…特にすすめた覚えはないのですが,ひょっとして,009の影響だろうか(恐竜ロボット)…。そういえば,イルカのぬいぐるみは「脳を改造されたスパイイルカ」と呼ばれています。もう確実に子供の世界ができあがっていて,親は呆れるばかりです。^_^;

1999. 2. 15 斎藤 範子(Hanko)



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