『 週刊 Hanko 』 367号
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  なんだかとても暖かい日が続いていますね。旦那と娘たちは,久々に地面をはいまわるアリをみつけて大喜びしています。
 インフルエンザの次は花粉の季節,もう目薬や鼻薬?を持ち歩いている人もいるようですが,大変ねぇ…と思っていた私も,数日前から外に出るとクシャミの連発。時々目薬にも手が伸びます。近年,以前より敏感になったらしく,このままエスカレートしないことを祈っています。^_^;

◆『ナッチャンのつぼ』◆
 夏希が,くまのプーさんが持っている「はちみつのつぼ」が欲しいと騒ぐので,よーし,「ナッチャンのつぼ」を作ろう!と,紙粘土を買ってきました。(紙粘土買ったの30年ぶりかも)。
 休日の午後,窓際に新聞紙を広げてパパとツボ作り。と言っても夏希はおだんご状の粘土をいじくりまわしていただけでしたが,「縄文時代の人は偉かったなぁ」とぶつぶつ言いながらパパが苦心して作ったツボに,いたく感激していました。
 数日後,今度はママと色塗り。初めての絵の具…と言っても固形の絵の具で溶かしながら使うやつ。赤と青のシマシマに黒で境界線。口もとは黄色で中がピンク…という派手?な壺になりました(夏希のセンス)。親の手がはいっているとは言え,かなり難有りの作品ですが,まぁ夏希の処女作品としては上出来でしょう。
 しかしはちみつはいれられない。…何に使うのかな。

◆ママのプレッシャー:入園準備◆
 3月1日,夏希の一日入園がありました。と言っても,子供たちはホールでわいわい,歌って踊って騒いで遊びまくりの半日。親の方は,事務手続きだの,入園に当たって作成する袋類の説明だの,お弁当に関する指導だの,色々あって疲れました。どっと渡された文具等には,クレヨンの1本1本まで名前をつけるということで,入園までの1カ月半,子供はうきうき,親はげんなり。^_^; なんか夏休みの宿題みたいで,ほろ苦い懐かしさもいくらかありますが。

 直前に泣きながら用意するのはイヤなので,早速買い出しに出掛けました。何を隠そう,キルティングを自分で買ったのは初めて。^_^; ミシンはポータブルのを持っていますが,まともな作品を仕上げたことはナシ。雑巾が作品だとすれば別ですが。うーむ,前途多難。一日入園以来,ハンカチやタオルを畳んだり広げたりしながら,縫う順序をシュミレーションする毎日です。まだ不安なので本番は先送り。^_^;
 材料を買いそろえて試行錯誤して作るよりは,買った方がずっと早くて安くてキレイなのでしょうが,私自身も母に色々作ってもらって嬉しかったので,なんとか頑張ろうと思います。

 夏希の方は,毎朝ごはんを食べると,幼稚園カバンをしょって帽子をかぶって「行ってきまぁす!」と幼稚園ごっこ(お気楽でいいなぁ)。カバンの中は新しいクレヨン・ハサミ・ノリ,それにお弁当のお箸箱。
 今回,小さいアルミのお弁当箱も買いました。「トトロ」の中で,一瞬出てくるメイのお弁当箱(楕円のアルミ製)を,ずっと欲しがっていたのです。買ってきたら,早速その日の夕食から,ほぼ毎食お弁当箱で食事。まぁそれで食が進むなら,お弁当箱様々ですね。…入園前に飽きなきゃいいけど。^_^;

◆春歌ついに断乳◆
 昼間のオッパイは卒業して随分たつのに,夜中は相変わらずオッパイ騒ぎの春歌。最近はやりの「卒乳」を待とう…と気長に構えていたのですが,毎晩3〜5回も起こされる生活にほとほと疲れてしまい,ついに断乳にふみきることにしました。
 とは言え相手は「春歌」…。平日ではキツイだろうと覚悟して,金曜の夜から挑戦。案の定週末はほとんど眠れず,朝はふらふら。「病弱」という異名のある旦那はしっかり風邪をひきました。
 それでも,あの春歌でさえも4日目あたりから,泣いても5分で寝るようになったからスゴイ!「朝まで熟睡」の夢はまだ遠いけど,厚着の服の下から小さくなったオッパイをひっぱり出さずに済むだけでも嬉しいワ!(^_^)

 しかしさすがに小さな胸でもオッパイがはりました。夏希にむりやり飲ませようと思いましたが,「まっず〜〜い!」と言って見向きもしない。フンだ,半年前は泣いて飲みたがったクセに。ま,子供なんてそんなもんですね。

◆過去最高の反響?◆
 前回の「ガリヴァー」について,コメントをたくさんいただきました。ありがとうございました。私は知らなかったのですが,原作に忠実なTVドラマだか映画だかがあって,昨年NHKで放送されたそうですね(再放送して〜)。そのせいもあってか,最近原作を読んだという方が何人かいて,色々聞けて嬉しかったです。皆さん,新鮮だとか面白かったとか仰っていました。まだ読んでない方,大人向けガリヴァーを,ぜひお試し下さい。(^_^)

1999. 3. 6 斎藤 範子(Hanko)



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