『 週刊 Hanko 』 369号
369.jpg (16590 バイト)


  御無沙汰しています。あたりはすっかり春めいて,桜の便りもそろそろ届こうという季節になりました。このへんは蕾が色づいて準備万端…,昨日の冷たい雨でちょっと躊躇してるかな。でもまた暖かくなりそうですね。
 この2週間,おじいちゃん(89歳)が気管支炎で入院。9度5分も熱が出てびっくりしましたが,おかげさまで昨日元気に退院。老人保健施設も退所したので,家族6人そろっておひな祭りです。

◆ビデオ三昧◆
 先日,年に1度の誕生日がやってきて,ちょうど休日でもあったし,旦那に子守を頼んで一人のんびり映画館にでも…と密かに期待していたのですが,そういうわけでふらふら出歩くわけにも行かず,^_^; それではビデオ鑑賞といこう!と,レンタル5本もしてきました。(ちょうど新旧オール100円サービス期間中でした!) 映画館で1本見るより貴重だったかも??
 「ガタカ」,「東京日和」,「エビータ」,「フルモンティ」,「L.A.コンフィデンシャル」。昨年のアカデミー賞作品をやっと見られた。(^_^;)

 「ガタカ」は昨年公開されてかなり評判良かったので,チェックしてました。近未来の舞台で遺伝子操作されたエリート集団の中,落ちこぼれがエリートになりすまして宇宙飛行士を目指す話。可能性を信じてスリルあるチャレンジ。重たい中にも引き込まれる要素充分の感動作!!でした。
 「東京日和」は,図書館で原作?(奥さん陽子さんのエッセイ+荒木経惟さんの写真集)も借りてきて読みました。陽子さん亡き後,どんどん荒れ果てていくバルコニーの写真が泣けました。いいご夫婦ですね。竹中直人監督主演の映画はこれが初めて。良かったです。
 「エビータ」のマドンナは賛否両論騒がれてましたが,これは確かにはまり役だと思います。
 「フルモンティ」は「スッポンポン」…を意味する俗語だそうですね。主人公が昔の友達に似ていてちょっと恥ずかしかった。^_^; でも,太っちょの男性が体型を気にして落ち込んでいるのを奥さんが励まし,結局一番積極的に脱いでしまった!?というラストは印象的かな。(^_^;)
 「L.A.コンフィデンシャル」,途中で春歌に邪魔されて,旦那だけ先に最後まで見ました。ストーリーを教えてもらったのでなんとか後半最後まで見られましたが,これをいきなり映画館で見るのは,私には少々キツイかな。^_^;

 で,「ガタカ」は2回見ました。結末を知ってから見直すと,セリフや仕種の色々がじっくり味わえる。これは2回見るべき映画。だと思います。
 味をしめてまた2本借りてきました。「恋愛小説家」と「グッド・ウィル・ハンティング」。でも連日のビデオシアターもなかなかそうは続かなくて,もう3日もたつのに全然見られません。^_^;あと4日で2本!見るぞぉ〜。

◆久々の本番◆
 お世話になっている先生のピアノの発表会,恒例の「大人のアンサンブル」の部に,今年も参加させていただきました。クラリネットとマリンバ・ピアノのアンサンブル,それと旦那のチェロの伴奏。暖かい日だったので,結婚してからほとんど着たことのないショッキング・ピンクのスーツに袖を通し,会場で一番目立ってしまいましたが,演奏の方はどうだか…。^_^; でも久々の本番,みんなで楽しめて良かったです。
 「ママママ病」が重症の春歌が,パパもママも出番の間,しっかり昼寝をしていてくれたのには感激しました。でも,これまた久々につけたイヤリングを,片方なくしてしまって,しくしく。(;_;) 気にいってたのにぃ〜〜。(何度泣いてもまたやるんですよね〜。片方だけ残ったイヤリングがいくつあることか。)

◆手を焼く次女◆
 2歳の誕生日を目の前にして,いまだよくわけのわからない春歌嬢。一緒に遊んでいる姉の夏希もかなり苦労しているようで,同情するやら笑っちゃうやら。先日は,二人でかくれんぼをしていましたが,春歌はどーーしても「もういいよ」しか言わないので,オニができない。^_^; 洋服ダンスの中に隠れた夏希が喉を枯らして「違うでしょ!もういいかい,でしょ!」と騒いでいましたが,何十回言っても「もういいよ」なので,夏希が根負けして「いいよ,なっちゃんが言うから!もういいかい!」 外にいる春歌が「もういいよ」 タンスから出てきた夏希が「春ちゃんいたぁ!」 (^0^)はっはっは!
 それに「捨て魔」が時々再発するようで,先日は夏希が大事に大事にしていたヘリウムガス入りの風船も,ちょっと油断したスキに窓の外にポイ…。当然下に落ちずに空高く飛んで行ってしまいました。昼寝の時でもひもを握っていた夏希は,泣きながらママに抱きついて,東の空の彼方に風船が見えなくなるまで見送ったのでした。あーかわいそうに。
 災難はママにも。「ママに歯磨きしてあげる!」と歯ブラシ持ってやってきた夏希に便乗し,春歌も自分の歯ブラシをぐいぐい…。手加減無しに喉の方まで突っ込むので,ほとんど拷問でした。うぅぅ!
 あぁぁ,いつになったらわけのわかる娘になるのでしょうか。母は待ち遠しいヨ。

 暖かかったり寒かったり,天候が不順でまだまだ防寒着をしまい込めません。油断していて風邪気味なのか,花粉症のせいなのか,母娘とも鼻水が止まらず,ものすごいティッシュの消費量です。皆さんも,どうぞ気をつけて下さいね。よいお花見ができますように。

1999. 3. 31 斎藤 範子(Hanko)



☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp

『週刊 Hanko 』 メニュー →
Abu Saito TOP PAGE →