『 週刊 Hanko 』 382号

北海道旅行記 第1部 旅のあらすじ
(札幌、小樽、余市、キロロ、富良野、美瑛、旭川)


 寝苦しい夜はなくなったものの,まだまだ日中は暑い日が続いていますね。皆様お元気でお過ごしでしょうか。斎藤家は無事北海道の旅を終えて,慌ただしい日常生活に追われる毎日です。
 今回の旅については,書きたいことがいっぱいあるので,3部構成でいきたいと思います。1.旅のあらすじ 2.心に残ること 3.まさかのハプニング! どうぞ最後までおつきあい下さいませ。(^_^)

◆第1部 旅のあらすじ◆

◇第1日・2日【札幌】◇382a.jpg (12184 バイト)
 2泊したので,だいぶのんびりできました。
 初日は,昔仕事をご一緒した方と10年ぶり?のご対面〜。「時計台で会いましょう」に感激。^_^;
 郷土料理のお店を案内してもらい,珍しい物を色々といただく。
 『るいべ』:サケの刺身を冷凍して,まだ凍っているうちにいただくもの。シャリシャリ感?が大変よい。『八角の塩焼き』:八角形(八角柱?)をした黒っぽい魚。うまーい!子供もたくさん食べた。『ウニ』:私はウニが嫌いだったハズなのだが,…。そういう人は,ぜひ一度北海道でウニを食べることを強くお薦めする。プリンのように甘い…というウワサは本当であった!
 おいしいお刺身をたくさんいただいて,笑いジワが深く刻まれるほどよく笑い,ほどよく酔って,気分は最高。北海道に来れて良かったなぁ。(^_^)
 翌日のお昼にすすきのでサッポロラーメンを食べ,大通り公園のトウキビも食べ,夜は地ビールと共にジンギスカンを食べ,どれもこれもおいしくて,札幌の「食」に関しては実に満足。
 「遊」については,中島公園で手こぎボートに乗り,道内随一という円山動物園に行き,夕方の大通り公園でハトと戯れ,「共通1dayカード」(地下鉄・市電・市バスに乗り降り自由)もしっかり使ってなかなか充実。

◇第3日【小樽】◇
 最悪。できることならこの日だけもう一度やりなおしさせてほし〜。(;_;)
観光客がごちゃまんといて(我が家もその一部だが),市内観光バスは目の前でギュー詰め。それを2本見送り,熟睡の春歌を抱いたまま駅前で1時間近くも待たされた。運河近くのホテルに荷物を預けた時にはもう昼近く。お目当てのお寿司屋さんまでは歩いて15分と言われ,愕然。子供の手をひいて歩く気力がなく,そのへんのお店で済ませる。これが海鮮中華料理で,おいしかったにもかかわらず,お寿司の恨みがたたって素直に喜べず。
 午後は北一ガラスやオルゴール館などをまわったが,どこも人ごみで疲れる。夜はカニ料理。津軽三味線日本一!という人の演奏を聞きながらカニと格闘。おいしかったが,やはりお寿司の恨みは晴れず。
 眠ってしまった子供を抱き,棒になった足を引きずりつつ,ライトアップされた運河沿いをほとんど意地で歩いたが,いたずらに疲れただけだった。

◇第4日【小樽〜余市〜キロロ】◇
 レンタカーを借りて,「おたる水族館」へ。これも道内一の規模で,珍しい魚がいっぱい。ペンギンやアザラシの芸を見て,海辺で石を投げて遊ぶ。
382b.jpg (4705 バイト) 余市で安くておいしい海鮮料理が食べられるという情報を得て,車を走らせる。柿崎鮮魚店の二階,というところにあった「海鮮工房」。いくら丼580円,磯丼850円,「ナメタ」という焼き魚の定食が360円!おいしかった! …でもやっぱり,げっぷが出るほど小樽でお寿司を…と,かなり執念深いワタシ…。^_^;
 その後向かったキロロのリゾートホテル「ピアノ」は,予約していたスタンダードが満室で,デラックスルームに案内される。広々としたリビングと寝室。浴室にシャワールーム。これは過去最高の豪華な部屋かもしれない。
 桐生一高が甲子園で優勝するのをテレビで見た後,プールで泳ぎ,露天風呂につかり,夕食はバイキング…をやめて,「おたる政寿司」にゆく。ついにキロロで果たす小樽の恨み。

◇第5日【キロロ〜富良野・美瑛】◇
 デラックスルームに後ろ髪をひかれつつキロロを出発。「北海道の高速」を体験し,富良野へ。「北の国から」で有名な「麓郷の森」を訪れ,富良野駅付近の「唯我独尊」というこだわりカレーの店で遅い昼食。遅咲きのラベンダーや色とりどりのお花畑を見て,「拓真館」へ。ここは写真家・前田真三氏の常設ギャラリー。知人の一押しで出掛けたが,富良野・美瑛の美しさ満載で本当に素晴らしかった。
 森の中にある「トロルド・ハウゲン」というペンション泊。あまりに感激したのでこれは第2部に回す。

◇第6日【美瑛・旭川】◇382c.jpg (6278 バイト)
 「ケンとメリーの木」「セブンスターの木」等々で有名な,「パッチワークの路」を走る。その有名な木の付近には大きな駐車場ができていて,観光バスが何台も押し寄せているのにびっくり。美しいのはそこだけじゃないのに。北海道の雄大さ,美瑛の美しさを満喫する。
 旭川の「雪の美術館」を経て空港へ。…この後の話は第3部で。

 …というわけで,かなり駆け足で紹介しました「旅のあらすじ」,本当はもっともっと書きたいのですが,ぐっとこらえて第2部にまいりたいと思います。しばしお待ち下さい。(._.)

1999. 8. 30  斎藤 範子(Hanko)



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