『 週刊 Ｈａｎｋｏ 』 ４１５号

親族旅行 in 安曇野　＆　「国勢調査員」の苦労

　今年の梨はおいしい！…と感激しているのは私だけでしょうか。毎日毎日，梨を欠かささず食べている今日この頃です。これって妊娠してるせいかなぁ。みんなで食べましょう…と思って大きな梨を２つくらいむいて出すのに，気がつくとほとんど私が一人で食べてしまってヒンシュクをかうとか，それでも足りずに，台所でこっそりもう一つ食べるとか…。１シーズンに，こんなにたくさんの梨を食べたのは初めてです。でも，まだまだ食べたい…。^_^;

◆親族旅行◆
　先週末の連休に，親族一同で安曇野に旅行に行ってきました。

        《群馬》父×母  □×○《静岡》
                  ┌┴┐ 　  ｜
《群馬》□ × 私   弟 × ○《東京》
  　　　　┌┴┐　 　　 ｜
  　　　　○ 　○　  　　□
  　　　 ５才 ３才　　　２才

　私の旦那も義妹も兄弟がいないので，親族はこれでほとんど全員です（後は旦那のお父さんとおじいちゃん）。皆揃ってどこかに行きたい…という話はしばらく前から出でいたのですが，今回やっと予定が合って，初めて実現させることができました。
　我が家だけ４人ということで，ファミリールームにしてもらったら，さすがリゾートホテル，ウチより広々した２ＬＤＫ！しかも「カウンターキッチン」！（カウンターに席もあって５人くらい楽に座れる）　子供３人が大騒ぎしていても，大人８人はリビングで，ゆっくりのんびりくつろげるスペースでした。飲んだり食べたり，オリンピックに盛り上がったり（女子マラソン高橋選手おめでとう！）。子供たちはすっかり意気投合して子供の世界で遊んでくれて，大助かり。３人目が生まれてしまっても，子供があんまり大きくなってしまっても，親達が歳をとりすぎても，全員で集まる…というのは難しいことだから，今集まれて本当に良かったな，と思います。また機会があったら大勢でどこか行きたいな。(^_^)

◇心残り◇
・週末は雨で，せっかく安曇野まで行ったのにお散歩ができなかった。美術館がたくさんあるので，どこか行きたかったけど，あまりの渋滞にめげてやめてしまった。
・親族が一堂に会するという記念すべき日に，カメラの電池が切れてしまった！そういえばこのカメラ，夏希が生まれた瞬間にも電池切れで使えなかったという代物…。
・予想以上に充実した室内サービス，もちろんビデオデッキもしっかりあったのに，録画した未消化のビデオを荷物に入れ忘れ，ものすごぉ〜く悔しかった。ＴＶチャンネルも，BS,WOWOW,SKY P, etc.…たくさんあったけど，その日に限って見たいのがなくて，オリンピックのサッカー対アメリカ戦は惜敗だし，久々にのんびり長い夜も恨めしいばかりであった。

◆「国勢調査員」の苦労◆
　お知らせの配付と調査票の依頼とで，調査区を２回歩きました。坂道が多いのでちょっと心配しましたが，のんびりお散歩気分で歩いたせいか，おなかが張ったりもせず助かりました。が，大変だったのは夜。^_^;
　お知らせの方は，留守宅でも郵便受けに入れてこれるのですが，調査票は手渡ししなければなりません。昼間不在のため，夜になって出直す家が何軒か。子供たちに「一緒に行く」と言われて閉口し，学校の旦那を電話で呼び寄せ，帰って来るのを待って出発。夜８時過ぎ，さすがに暗いので，車で出掛けました。
　最後の一軒，狭〜い農道をはいっていく家があり，迷いましたが「軽トラが通っているのだから…」と，思い切って車で乗り入れました。右は石垣，左は川…。車１台がやっとの幅です。とりあえず用事は済んだものの，さて，どうやって帰ろう…。この暗闇をバックはイヤだ。とすれば前進あるのみ。と，ところが，やっとたどり着いたその道の出口でちょうど道路工事をやっていて，ショベルカーがでんと行く手をふさいでいる…！！　うっそ〜〜！

　途中の別れ道までバックを余儀なくされ，茫然。しかしやむなく，バックライトの白い明かりだけを頼りに後退…。川に落ちないようにと気を使うと石垣ににじり寄り，あわてて切り返し…。しかしカーブにさしかかって，前輪が川に落ちそうになり，もう諦めて歩いて帰ろうかと思いました。
　が，車を降りてみて，再びぞっ…。真っ暗で足元が見えない!!　うっかり懐中電灯を忘れてしまった畑の真ん中，本当に何も見えないのです。がっくり…。歩く勇気もなく，また車に乗ったものの，どうハンドルを切ったらいいものやら…。
　しばらく途方に暮れていましたが，何が起きてもきっと死なない！と言い聞かせ，車に傷がついても「ミレニアム国勢調査の記念だ！」と腹をくくって悪戦苦闘の再開。約20分かけてそのカーブから脱出しました。
　別の出口に向かう道も，桑畑の中の細いガタガタ道。本当に帰れるのか…と思いつつ，無事無傷で家に辿り着けたのは，ほとんど奇跡でした。

　敷地は広いし家もデカい…という家が多いのです，このへんは。でも，そのデカい家に辿りつくまでに，すごい道を通って行くのですよね。（…大工さんの車はどうやってはいったんだ！！）
　あと１回，調査票の取集に行かなければなりません。今度は明るいうちに済ませたいものです。ふぅ〜。(^o^;)

2000. 9. 26 　斎藤　範子(Hanko)

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