『 週刊 Hanko 』 454号
続々闘病記 夏希一日入学 & 早起きと断乳
2月の始め,妙に暖かい日が続きましたが,やはり寒さは戻りましたね。幼稚園では,子供以上に寝込むお母さんが続出,「インフルエンザで入院した新生児!」もいておののいています。ウイルスや細菌をやっつける「キラー細胞」は,夜10時頃〜2時頃まで数が減少するとのこと。「早寝早起き」はやはり健康の秘訣なのですね。でもソルトレイク五輪が気になって…。^_^;
◆続々・闘病記◆
2月になっても,まだ続きがありました。-.-;
春歌がある晩(深夜)「いたい,イタイ,痛い痛いーッ!」と,本当にのたうち回って苦しがって嘔吐する…という発作?を,30分おきに3回繰り返し,「119番」が頭をよぎるほどの騒ぎをしました。おさまって少し寝たものの,翌朝も顔色がさえず,食欲もナシ。胃腸科へ行ったところ,嘔吐下痢症もしくは胃腸炎?とりあえず心配ないとの診断でした。「ものすごく痛がったんですが,本当に大丈夫でしょうか」と念を押したら,「胃腸が痙攣していたんでしょう…」と言われ,改めて同情!! でも騒いだわりには早々にケロリとして良かった。ホッ。
夏希の方は,週1で耳鼻科に通っています。痛みはないようですが,最近どうも聞き返すことが多いなーと思っていたら,両方の耳に水がたまっていて,聴力も少し悪いとのこと。本人は「時々耳の中でちゃぷちゃぷ音がするよ」などと平気な顔で言ってますが,今後風邪をひいたらすぐ耳鼻科に来なさいと言われました。クセになったらイヤだなぁ。
相変わらず小食の真希だけがナゼか元気で風邪もひかず,予防接種も着々とクリアしています。でも接種前の診察が大変!「お医者さん嫌い」に拍車がかかり,白衣の人の前に座っただけで大泣き&大暴れ…! こういう時,聴診器はどれほど役に立っているのか,お医者さんの耳は大丈夫なのか,知っている人がいたら教えて下さい。
◆夏希・一日入学◆
まだまだ気分は幼稚園を抜け出していませんが,無事行って来ました。
実は心配していたのです。夏希の行く学校の新1年生は37名。そのうち,最寄りの保育所出身者が約30名で,あとはその他の幼稚園・保育園から各1…って感じ。今まで2回ほど学校に行く機会がありましたが,夏希は知らない子ばかりの中で,いつも泣いたり緊張して熱を出したりしていました。
が,子供の適応力はすごい!…と誰もが言う通り,前の2回で顔見知りになった子もでき,今回は持ち前の頑張り精神で「えいやっ!」とハードルをクリアしてきたような笑顔で戻ってきました。
実は私も,未知の「小学校生活」に対して少々腰がひけていたのですが,夏希の顔をみたら,うーん母も頑張らねば!という気になりました。親が子供に育てられる一瞬ですね。
学用品を色々購入し,帰ってから待ちきれない様子で開けたりしめたり,広げたり閉じたり,中でも「ピアニカ」がお気に入りで,早速吹いて遊んでいます。
あと少しで卒園…。夏希の心の準備は始まっています。私も幼稚園の温床から一歩踏み出す心構えをしなければいけませんね。^_^;
◆早起きと断乳◆
夏希が小学校に通うにあたって,最大の難問は「早起き」。今より1時間半も早く家を出るのです。あぁ,キツい〜。
朝いつまでも寝ていられるのは若いからよね〜…などと喜んで??いる場合ではナイ!エイヤッ!と起きなければ…と思いつつ,やっぱり夜中に何度も起こされるのは不利だなぁと…。いよいよ断乳の時期,なのでしょうか。
母は「カラシでもセンブリでも塗って,早くやめさせちゃいなさい」と言いますが,きゃー,かわいい真希ちゃんにそんなムゴいことっ!センブリなんて,大人が飲んでも顔が曲がっちゃいますっ!
それでも2月の3連休の間に,強引に断乳しようかという気持ちもありましたが,奇しくも新聞の読者欄に「授乳は母子の不思議な連帯感。夜中でも乳房を探す子供に深い愛情がわく。これは大変な子育てをしている者への『ご褒美』だ。無理に断乳する必要はない」という投書が載り,そうだそうだ〜!と意気投合。あえなく「断乳」は見送りとなりました。
思えば夏希は,春歌の登場で赤ちゃん返り。ずっと一緒におっぱいを飲んで,3歳の誕生日に自主的に「卒乳」しました。春歌は1歳9カ月で母乳が枯れてやむなくオシマイ。先日「姑に1歳で断乳しろと言われたから,反発して実家に帰ってきた」友達も,その後ほどなくしてあっけなく離乳完了。やっぱり,その子その子に「やめ時」というのがちゃんとあるんじゃないかなぁと思います。おっぱい欲しがる子を,三日三晩も泣かせて諦めさせるなんて,やっぱりムゴい。
それにしても,おっぱいの仕組みは素晴らしい。子供が生まれると母乳が出る。吸われると子宮が収縮する。ついでに脂肪が母乳の原料になって体型が戻る(ことになっている)。子供の成長に合わせて成分が変わる!…これで,「離乳時期には母乳が苦くなる」というシステムがついていたら完璧なのに!
もしかすると,神様はそういうふうに作ってくれたのに,人間が早め早めに断乳するから,そのへんの機能が退化してしまったのかも…??
とにかく,もうしばらく真希の「やめ時」を待ってみようと思います。
…ってことは何? 夜中に起こされつつも,早起きする覚悟ができたってこと? …! え〜〜っ… そ,それは…。 ど〜しよ〜〜。^_^;
2002. 2. 16 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
『週刊 Hanko 』 メニュー
→
|
|
Abu Saito TOP PAGE →
|
|
|