『 週刊 Hanko 』 522号

昨年の反省 & 今年の抱負


 寒中お見舞い申し上げます。
 「大寒」を迎え,我が家のパソコンルームは例によって「冷蔵庫」状態です。今年はたくさん書きたいと思っているのに,ココに座るの,勇気いるぅ〜〜。ぶるぶる

◆昨年の反省◆
 昨年は,思いがけず「冬のソナタ」というドラマと出会い,私にとっては「韓国元年」とも言うべき年になってしまいました。
 昨年は「作る」という抱負を掲げたのですが(※余談ですが,実は去年,旦那が「床暖房と暖炉のある,人と環境に優しい家を作る」とか言い出して,年賀状にも家を作りたいって書いて,モデルハウスまで見に行って,すごく楽しみにしてたので,私も便乗して「作る」を抱負にしてみたのです。ところがその後「家作り」の方は暗礁に乗り上げ,と言うか,すっかり忘れ去られ,今年も寒い家で電気と灯油をいっぱい使って暖をとっています。薪ならたくさんあるんだから,あったかい暖炉がいいと思うんですけどねぇ),振り返ってみると,あまりこれと言って自慢できる物は作れませんでした。

 強いて挙げれば,韓国語のノートと単語帳を作りました。ノートの方は,図書館で借りた韓国語のテキストから必要なところを写し書き。でも書いただけで安心してしまい,まだ覚えてない。単語帳は,高校以来の熱心さで作ってみましたが,…とりあえず休止。理由その1,「目指せ,2歳児!」で始めたのに,…単語帳使ってる子供なんかいない。理由その2,作っては見たけど,単語帳を眺めてる時間なんかなーい。(-.-) やはりCDやテープを活用するべきなんでしょう。

 まぁ昨年のめぼしいことは,何を書いても「韓国」に繋がってしまいそうで,そういう意味では,狭い視野を広げ,今後の人生を変える(!?)大きなきっかけを作った年であったと言えなくもなく,…良かった良かった,ということにしておきましょう。^_^;

◆今年の抱負◆
 これはもう,何年も前から決まっていました。今年,真希が幼稚園に行きます!! やっと「子供のいない時間」が手に入ります!
 お掃除しなくっちゃね!? (^_^;)え…??

 家だけでなく,たるんだ体・さびついた脳ミソ・油のきれた指の動き…。何をとっても気になります。今までは「現状維持」も怪しい状態でしたが,いつか子供が手を離れたら…とその時を待っていました。だから今年は!
 心も体も,磨くぞ〜!ってことで,今年の抱負は「磨く」です。

 オルガンもピアノも,もっと鍵盤に触りたい。クラも,まだやれそうな手応えを去年得たので,今年も楽しみ。それから,もっと欲を出せば,結婚した時旦那が買ってくれたまま眠っているビオラも…弾いてみたいな。
 「週刊Hanko」も,できれば年間40通は目標にしたい。もちろん韓国語も続けます。映画も見たいし本もたくさん読みたい。それに,ふー太と一緒にお散歩もしなくっちゃ。

 …う〜ん,これじゃ「主婦やめたい」って言ってるみたいかな。^_^; と早くも反省しているところに届いた富岡の「図書館だより」。館長さんが『育自』と題してこんな一文を寄せていました。(抜粋)
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『育自』のために,特定の教師や教科書があるわけではない。
毎日の生活を通じて,自分の性格,長所,短所,…
自分自身の理解に努めることである。
誰からも学ぶことである。
人だけでなく物からも学ぶことである。
空き缶が落ちていることは,空き缶から学べない人がいる証である。
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 うーむ。我が家にも色々な物が落ちている。^_^; 主婦をしながらでも自分を磨くチャンスはいくらでもあるのだと,肝に命じました。

 そして,「磨く」と決めてからよく思い出しているのが,高校の校歌。創立百余年の歴史を誇る母校は,その校歌も自慢の一つで,大正5年制定とは思えない8分の6拍子・3部合唱(3年生にならないと旋律が歌えない),歌詞に学校名がはいっていない!?という美しい曲です。当時は「きれいな曲」くらいにしか思っていませんでしたが,最近になって,その言葉の意味を深く味わっています。

  朝夕窓に仰ぎ見る 榛名(はるな)の山の高きかな
  高きにのぼる心もて 心の珠は磨かなむ
  榛名の山の高きにならひ あしたに夕べに徳をこそつめ

どうか「心の珠」を磨ける1年となりますように…。

2004. 1. 24  斎藤 範子(Hanko)



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