『 週刊 Hanko 』 553号

大嶋さんのコンサート  幸せな1日


 寒いけれどもホワイト・クリスマスとはほど遠い、「温暖化」を感じる聖夜を過ごしました。先週は、クリスマス関連行事が目白押しで、「イエス・キリストのご降誕を心から喜び祝う」のもせわしなかった…という感じですが、唯一、子供達が毎朝一つずつ扉を開いていくアドベント・カレンダーが、「待つ楽しみ」を支えてくれました。慌ただしいこの季節に、アドベント・カレンダーはもはや我が家の必需品かもしれません。

◆大嶋さんのコンサート◆
 前回ご紹介したコンサートに、行って来ました!
 「ケアハウス」というのは老人ホームで、会場になった部屋もそれほど広くなく、え?ここで世界的プレイヤーが演奏するの??と驚いてしまうような場所でした。が、館長さんが「音楽家の中では大嶋さんが一番好きだ」と仰る大ファンで、大嶋さんのコンサートはここでは恒例のイベントのよう。ここにパイプオルガンも、ハープも、チェンバロも運び込んだことがあるとか。大嶋さんのコンサートをすることで、入所者の家族が東京から面会にも来てくれる…というようなお話もちらりと伺いました。
 は〜〜、すごい。大嶋さんて、楽器と共演者にはこだわるけど、場所や聴衆には全然こだわらない人なんだ、いつでもどこでも誰にでも、最高の音楽を届けようとしている人なんだ…と、改めて感動しました。
 斎藤明子さんの十弦ギターも本当に素晴らしく、狭い部屋だから間近で見ることができ、贅沢な一時を過ごしました。
 大嶋さんは日本各地で演奏をしていらっしゃるようなので、「大嶋義実」という名前を見たら、是非一度出かけてみて下さいね!

◆幸せな1日◆
 幼稚園のクリスマス祝会に続いて日曜日のクリスマス礼拝、24日夜の燭火礼拝、その間に聖歌隊の練習、CS(子供の礼拝)のクリスマス会に、学校の子供会や塾のクリスマス会、聖歌隊のキャロリングに、大嶋さんのコンサート…。ほとんど家にいませんでした。(^^;) このところちょっと体調の良くなかったお父さんは、何も言わなかったけれど、きっと呆れていたのでは…と申し訳なく思っています。

 で、クリスマス行事の終わった25日は、久々〜にのんびり過ごしました。
 我が家は土曜日の朝はそろばん塾、日曜日はCS(子供の礼拝)があって、精勤賞をいただくほど頑張って通っているので「朝寝坊」ができません。祝日も、誰かしら用事があって、ゆっくり休んだ…ということがあまりないのですが、25日は不思議なほど何も予定が無く、9時頃までみんなでごろごろ寝て過ごし、10時にのんびり食事する…という、夢のような朝を過ごしました。夏希と春歌は、午後友達と遊ぶことになり、「ママ、今日はいい日だね。朝寝坊して、ゆっくりご飯食べて、友達と遊べるなんて!」と感激していました。

 年賀状もこれからだし、大掃除にもちつきに、おせち料理に…と、これからが本番の年末ですが、1日だけぽっかりと充電する時間が与えられて、ほっとしました。これこそ、クリスマスのプレゼントだったのかも…!
 皆さんもお忙しい年の瀬をお過ごしのことと思いますが、体に気をつけて、どうぞ良いお年をお迎え下さい!

2004. 12. 27  斎藤 範子(Hanko)



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