『 週刊 Hanko 』 560号
◆執念の雪遊び◆パパと映画◆意外な才能◆
春一番の嵐の翌日、雪が降りました。何が春一番よ〜!…と言いたいところですが、「何が『週刊』よ〜!」とつっこまれると困るのでやめよーっと。(^^;)
ところでその「春一番」の日、川の近くに住む友達と電話してたら「風でいろんな物が飛んでくるよ…あ〜〜っ!トタンが飛んできたっっ!土手にささった!!」と実況中継してくれました。…こわい!でも群馬の人は驚きませんよ。(上州名物「○かぁ天下と空っ風」は、ほんとにすごいんだから!!)
◆執念の雪遊び◆
前回、もう雪遊びは無理かな…と書いたら、その晩雪が降って、翌日は銀世界!屋根や畑の上にはかなり積もりましたが、さすがに春の雪、降り続いているのに道はどんどんとけていきます。しかしせっかくの土曜日に降った雪を無駄にしてはいけない!と、子供達は皆自主的にスキーウェアに着替えて雪かき!集めた雪をソリに乗せ、せっせと敷地内の坂道に運び、「ソリコース作成」!家の雪だけでは足りないとみるや、隣家の雪かきまで買って出て、なんとかソリ1台分のコースを完成しました。遊びのためならなんだってできちゃうのね…。
きゃーきゃーと、ソリで半日遊んで湯気を出している子供達を見て、雪かきは大変だ…と思ってる大人(私)は学びました。これからは、こう祈りましょう、「神様、どうぞ大雪は土曜の朝に降らせて下さい」(^^;)
◆パパと映画◆
パパの学校で土曜の授業参観があり、木曜日が代休に。さっそく真希を幼稚園に送り届けて映画館へ…!
確かこんなことが9月にもあって、あの時は行きたいレストランにことごとく振られたから、今回はゆっくりランチもしたいと思っていたのだけれど、なんと2時から出張が入っているという!で、早い時間に映画を見ようと思ったら、高崎では見たいのをやってない!やむをえず前橋まで足を伸ばし、「オペラ座の怪人」を見たら、終わったのが1時で、もう速攻で帰るしかない!…というわけで、お昼はなんとコンビニのおにぎりとなりました…。がっくり。「食」には恵まれないなぁ。(^^;)
でも「オペラ座の怪人」は良かった!もうずーーっと前から、ミュージカル見たい見たい!…と思っていた作品でした。オペラハウスが舞台なだけに、豪華絢爛、音楽も歌も素晴らしかったけど、何より新鮮?だったのは、三角関係の主人公3人が、クライマックスの事件で誰も死ななかったこと(最近必ず誰かが死んじゃうお話ばっかり見てたので…)。死なずに生きることの方が辛い…と思わせる切ない部分もあったけど、生きててくれて良かった、と最後にはほっとしました。
ところで、この映画を見て初めて「ファントム=怪人」だと知りました!!
実はその昔、「ファントム」というのをハンドル名にしている人がいたんだけど、特に意味も気にせず「ファントムさん、ファントムさん」と気軽に呼んでいました。意味を知った途端に、無知であった昔の自分に気付かされ、赤面のいたり。ファントム様〜っ、ごめんなさ〜い、…語学力はやはりあった方がいいわね。
◆意外な才能◆
我が家の3人娘は、まだ「美容院」に行ったことがありません。いつも私が適当にチョキチョキやっているのですが、ま、子供だからね。
ところが先日、母に「夏希と同じ髪型にして」と頼まれました。ええっ、大人の頭をいじるのは恐いな〜と思いましたが(パパの頭はいじるけど…男だし…!?)、「失敗してもカツラがあるから大丈夫!」と言うので、思い切って引き受けました。
母の髪は細くて薄い方なので、思ったより順調。とりあえず「成功」!と思ったけど、やっぱり人の評価って気になるじゃないですか。母に会うたび「誰かに何か言われなかった??」と聞いていたら、「今日は、その頭いいって言われた!3人もそう言った!また次も頼むね」と予約が入ってしまいました。
おぉぉ、この年になるまで、私にそんな才能があったとは気付かなかったよ!何事も、やってみるものですね!しかし今回は「カツラ」の存在にどれだけ勇気づけられたことか!それがなければやれなかったかも。…でも、カツラは出番が無くなって残念がっているかしら。(^^;) ゴメンネ!
2005. 2. 28 斎藤 範子(Hanko)
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