『 週刊 Hanko 』 563号

夏希インフルエンザ!◆


 卒園・卒業、入園・入学の準備で忙しい今日この頃、いかがお過ごしですか。今年は何度もインフルエンザにかかった人や、A型とB型を同時にひいたりしている人の話もよく聞きますが、皆さんはお元気でしょうか。実は我が家は…

◆夏希インフルエンザ!◆
 この冬、我が家は誰も風邪をひかず、元気に過ごせて、斎藤家始まって以来の快挙だ!!…と思っていたのに、ついに夏希がインフルエンザにかかってしまいました…。
 予防接種をして、手洗いうがいも励行して、クラスの大半が休んでいる時も無事乗り越えたのに、なんで今頃〜〜!しかも2日後にピアノの発表会を控えているという日に〜…。ピアノを弾けないのはまだいいとして、ハンドベルや、合奏であける穴はどうするのぉ〜…ああぁ…。先生ごめんなさい…。 (_._;)

 しかし、かかってしまったものはどうしようもなく…。病院の帰り、ジュース・ゼリー・アイス等々、熱でだるそうな夏希のリクエスト食品を買い込み、薬を飲ませて寝かせておきましたが熱が下がらず、夕方(本人の抵抗を振り切り)座薬を入れたら、夕食も食べずにこんこんと眠ってしまい…。
 そして夜中にトイレで絶叫、「おなかいたいよぉぉぉお!!」…
 おなか痛くてよくそんな大声が出るね、と呆れるほど騒いで、私もパパも総動員!? ようやくおさまり4時頃寝たら、元気な春歌が6時前に起き出して「ママ、ママ〜…」
(うう、勘弁してくれ〜…)と思っていると、隔離していた夏希が起きてきて「春ちゃんダメだよ、ママもパパも夜中起きてたんだから、寝かせといて」だって…。うるる、そんなことが言えるようになって…。(*_*)

 まだ微熱がありますが、とりあえず元気そうです。ずっと練習してきた発表会に出られない…ということをようやく実感したらしく、涙ぐんだりため息をついたりもしていましたが、人生にはこんなこともあるさ!…と、前向きにとらえる練習にしてほしいものです。
 で、病床の夏希の枕元に、パパが「聴きなさい」と持って行ったのが、なぜかブーニンのバッハとモーツァルト…。全然聴く気がないらしいので、私がディズニーとジブリシリーズのCDを持って行ったら、「あー、これこれ」と言って聴いていました。
 パパの気持ちもわかるけど…。私の血が半分入っているから、小学生でブーニンはまだちと無理があるかもよ。(^^;)

 *  *  *

 で、とうとう今日はピアノの発表会です。とりあえず、他の家族には症状が見られず、春歌とパパ(チェロを弾きます)もダウン…という最悪の状態は避けることができました。私は夏希と真希とお留守番。発表会はパパと春歌で出かけます。
 夏希は、「私は家でビデオ見てるんだ〜」と春歌に自慢していますが、ちょっときれいなワンピースを試着している春歌は、「いいなー」と言いつつ、あまりうらやましそうにしてくれないので、夏希としてはそれがまた(発表会に出られないショックに重ねて)くやしいみたいです。
 …二人とも、頑張れ〜! (^^;)/

2005. 3. 20  斎藤 範子(Hanko)



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