『 週刊 Hanko 』 564号

◆ピアノの発表会 '05◆


 先日、大学の同級生に、ばったり20年振りで会いました。男の子(子?もうおじさん?)でしたが、お互いに確認するなり「大きくなったね、背が伸びたでしょ」だって…。え、何、私??そのフレーズ最高! 一瞬、30歳も若返った気がしたわ!(^^;)

◆ピアノの発表会 '05◆
報告遅くなりました。すぐ書くつもりだったのに…。
 当日、私はインフルエンザの夏希と一緒に家にいるつもりでしたが、もうすっかり熱も下がって元気になってしまった夏希、気も大きくなったのか、「ママ、行ってきていいよ。私大丈夫だから。平気平気!…どうして行かないの?早く行けば?」と追い立てる。まあ、春歌はステージで頑張る、夏希は一人で留守番を頑張る、そういう日でもいいかな、と思って(実は私も出番があったので)、出かけることにしました。

 そうは言っても一人で残して行くのは心配で、春歌の出番はパス。リハーサルを聴いたし、パパがビデオを撮ってくれるからいいや!と、後半の自分の出番(クラのアンサンブル)を目安に、ぎりぎりまで待ってでかけました。が、私が会場で出番を待っている間に、すでに3回の電話!「ママ、今何してるの?」「ビデオ見てていい?」「ママ、まだ?」
 …結局、家を出てから帰るまでの2時間ちょっとの間に9回も電話が来ました!最後の方は泣いてて言葉もうまく出ず、やっと言ったのが「…せ、洗濯物、たたんでおくからね…(;_*)」いい子にしてるから早く帰ってきて〜!!と、精一杯な感じが滲み出ていて、早く帰らなきゃ!と気がせくこと!!アンサンブルだけ吹いて、最後の市吹の演奏はパスして帰ることにしたのですが…。

 こんな時に限って車のキーを紛失…!
 皆様にご心配いただいて大騒動の末、車のワイパーのところにキーが乗せてあるのが発見され、無事帰宅することが出来ました。拾って下さったご親切な方、ありがとうございました!!m(_._)m
 ようやく家に戻ると、夏希は洗濯物を畳み終わって元気にしていましたが「もう留守番はこりごり!」だそうです。(^^;)

 そんなわけで、発表会の会場まで、午前中のリハで一往復、集合時間に春歌を連れて行って二往復、自分の出番に出て三往復、…。パパのチェロの伴奏やハンドベルは、ピンチヒッターに代わってもらい、結局クラを一曲吹いただけでロクなお手伝いもできず、キーを無くして人を騒がせ、本当にご迷惑をかけ通しの、ばたばたとした一日でした。
 Y子先生、ごめんなさい。m(_._;)m

 夕方、全員家にそろって一息ついて、発表会のビデオ鑑賞会。
 春歌は、もうじき大学生のお兄さんと仲良く連弾、マリンバの合奏も無事こなし(間違えても止まってしまわずに、なんとかつじつまを合わせられるなんて、スゴイ!!と、うんと褒めました)、とりあえず満足そう。夏希は、実は私と連弾の予定だったのですが、それより合奏(マリンバ)に出られなかった事がショックだったらしく、ピンチヒッターの演奏を見ながら「ああ、これやりたかった〜、ばっちり弾けたのに!」と悔しがっていました。

これはこれで、思い出に残る発表会となったことでしょう。来年こそ、みんな元気でリベンジ!しようね。(^^)

2005. 4. 4  斎藤 範子(Hanko)



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