『 週刊 Hanko 』 565号

◆竹島問題◆母からの誕生日プレゼント◆


 桜の便りがやっとちらほら届き始めました。春歌の生まれた日(4/2)が、満開の桜だったことを思うと、ずいぶん遅い気がします。今年は杉花粉の多さに桜が遠慮していたのでしょうか?
 それにしても今年の花粉は激しい…!私も、数日前から鼻水鼻づまりで苦労しています。鼻づまりがこんなに苦しいとは知らなかったわ〜。うまくしゃべれないわ、苦しくて肩は凝るわ、頭も痛くなるわ、口で息するからのどが渇くわ…やっぱり今年はお医者さんに行こうかしら。

◆竹島問題◆
 竹島問題で、日韓の交流イベントが次々とキャンセルされているそうですね。今年は日韓友好年だというのに、なんということでしょう。政治で超えられない壁を、文化の力で崩してゆける…、と感じていたのに、水をさされた気がして残念です。法的にどうの、という話はたくさん読んだり聞いたりしましたが、韓国人の心の傷がいかに深いか、それゆえに簡単には平等になりえない二国の関係について、言及している人は少なく、これでいいのか日本人!と歯がゆく思います。
 韓国側がかたくなになるのには、それなりの理由が日本にあるからでしょう。島根県や鳥取県の人達にとっては、竹島は死活問題なのかもしれませんが、日本対韓国で考えたら、やはり私には「誠意がない」としか思えません。口で反省してると言っても行動がともなわなければ、信頼関係は築けないのでは? 教科書問題も持ち上がり、日本側はあくまで「歴史観の相違にすぎない」と説明しているようですが、それが本当に二国を結ぶ最良の道なのでしょうか??

 竹島問題は、過去を引きずった深刻な問題です。過去の出来事を心から反省して、真に対等の友好関係を築きたいと願っているなら、竹島を韓国に差し上げて、それで辛い歴史を清算して下さいとお願いするくらいのことをしてもいいんじゃないか…。そこまでいかずとも、せめて「竹島の日」制定を阻止する人はいなかったのだろうか…と、韓国語講座の仲間達とは、そんな話で盛り上がっています。
 皆様は、どうお考えになっていますか?

◆母からの誕生日プレゼント◆
 先月、何回目だか忘れてしまった誕生日をむかえました。が、その日実家にいたのに母は完全に忘れていて、ついに自己申告したら、「あれ?明日じゃなかった?」などととぼけていました。ま、別にいいんだけどね…と思っていた数日後、母が「あんたに最高の誕生日プレゼント、あげるからね!今注文してあるんだけど、ハサミよ、ハサミ!カット用の。ね、最高でしょ?すごく高いんでびっくりしちゃったけど、知り合いの床屋に頼んだから、安くしてもらえそうよ!」

 …ハサミ〜!? 隠れた才能を見込まれ、すでに私は母の頭を2度カットしたのであるが、その私にハサミをくれるとは、一体誰のためのプレゼント??…と首をかしげてしまうのは、考え過ぎ?? いやいや、「道具」は良い物を使わないと、という親心ですよね??高級なハサミはきっと切れ味が違うから、今までより美しく仕上がるに違いない!?
 そういえば、教会に新しいオルガンが入ったときは「奏楽うまくなったね」って褒められたし、オーブンレンジが新しくなってケーキを焼くようになったし、車が新しくなって(前よりは)こまめに洗車するようになったし(これは別か…)、今までにも「新しい物」に助けられて進歩したことがあるから今回も…!?うまくいくといいのですが…。

 しかし昨日届いたモノは、私の持っている安いハサミと見栄えはあまり変わらず…。これが本当に定価ン万円もするのだろうか…。こうなると、やはり早く試してみたい!…でも、ちょうど新学期を前に、安いハサミで子供達の頭をカットしてしまった直後で…こっそり自分の長い髪の一部を じょきり…!。おお、確かに違うかも!あまりに切れすぎてコワイので、やはり人の頭で試そう…!さぁ、一番最初の試験台は誰かな〜??(^^)

2005. 4. 8  斎藤 範子(Hanko)



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