『 週刊 Hanko 』 575号

◆ウサギ小屋復活!◆「浦島太郎」考◆


 寒くてトレーナーを着たかと思えば翌日は半袖1枚でも汗だく…という、あまりに過酷な気温差に、体はどこまでついていけるか!? ほとんど耐久戦のような毎日ですが、今日も元気にお過ごしでしょうか。私も「自転車」のお陰か、なんとか無事に過ごしています。「あそこから(幼稚園まで)自転車で来るとは気が知れない!」と言う人もいますが、やはり健康には代えられない!あの夏バテの苦しみを思えば、自転車でかく汗など爽やかなものですヨ!(^^)

◆ウサギ小屋復活!◆
 学校のウサギがたくさん子供を産んで、引き取り手を探しているというので、2羽いただくことになりました。両方とも黒ウサギですが、片方は前足の先が白く、片方は鼻筋が白く通っています。名前は、「クロちゃん」と「ハク(ハクビシンみたいだから)」。
 前にウサギ小屋を置いていた所は、物置棚を作ってしまったので、昔々豚を飼っていたという場所をお父さんが綺麗に直してくれて、そこに小屋を置きました。風通しもよく、雨も吹き込まず、良い環境です!
 雄雌の区別はわかりませんが、今のところ仲良く寄り添って遊んでいます。前のウサギはあまり抱いてやれなくて(ノラ猫の多い環境がコワくて)、小屋から出さずに飼ってしまいました。今度は毎日たくさん抱いて、「一緒に遊べるウサギ」に育てたいと思っています。(^^)
 今、生後2〜3週間とか。育ち盛りで毎日大きくなっていくのがわかるくらい!また庭の草をむしってはウサギ小屋に運ぶ毎日になりました。草むしりも、誰かの為と思うと少しは精が出ますね。(^^)

◆「浦島太郎」考◆
 昔話の「浦島太郎」、皆さん、よくご存知ですね?ところで乙姫様は、なぜ浦島太郎にあの玉手箱をあげたのか…。考えたことありますか?
 亀を助けてくれた恩人に、「お土産」としてあげたんでしょう?若返りの薬をあげるならともかく、一気に歳をとる煙の入った箱…。しかも、「何があってもあけてはいけない」なんて意味深なコメントをつけて。不思議ですよね〜。太郎は亀を助けただけで、何も悪いことしてないのに、親とも死に別れ、青春も奪われ…。これがホントなら、もう誰も亀なんか助けないでしょ??
 竜宮城で「時の経つのも忘れて」遊んじゃったことの罰なの?でも、貧しい漁村の息子がいきなり竜宮城なんか行ったら時の経つのを忘れて当然では…??
 乙姫様との約束を破った罰??でも、開けたらこうなる…って、教えてあげなかった乙姫様は意地悪じゃないの??相手は恩人だよ??
 そんなことが心の奥にずっとひっかかっていたのですが、先日子供と一緒に「浦島太郎」のお話の入ったCDを聞いていて、もしや!?とひらめきました。

 このCDの乙姫様、妙になまめかしく(?)、帰ろうとする太郎を引き止めるのです。ちょっと鼻にかかった声で、「ずーっと、ずーっと、ここにいて下さい」と。
 しかし太郎は帰る。そこで出てきたのが「玉手箱」!
 ひょっとすると、乙姫様は太郎に恋をしてしまったのではないでしょうか!?自分が引き止めるのも聞かず去って行く男に渡す物と言えば…!
 「見るな」と言えば必ず見るだろうと予測した上での犯行ですよ、いや、そうに違いない!オンナって、コワいですね〜っ!…て、どう?納得した?説得力あるでしょ?
 長年のナゾを解いて、ちょっとスッキリ、快感!(^^)
 でももっと有力な説をご存知の方は、是非教えて下さいね!

2005. 7. 7  斎藤 範子(Hanko)



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